かつとしさん・・・一つ教えて下さい。 現在の高性能のマシンにWin98SEとかWin2000は
速過ぎて、絶対・・・無理なんでしょうか?
私の理想は、Win98対応アプリを高速で使いたいのですが・・・
例えば、CADなどのレンダリングとか・・・ 小学生のような質問ですが・・・笑わないでネm(_ _)m

HighSpecPCでWin98やWin2000を動かす件ですが、全然無理じゃないですよ。
問題なのはOS側ではなく、アプリ側です。

アプリが高速CPUに対応していないと、開発時より遙かに早いCPUで稼働させると、タイミング的潜在的なトラブルが表面化してしまう(開発者も予期していない条件なので)事が時々あります。

OS側の問題で言えば、現在最新のWinXPだけが64bitOSで
VMM(VirtualMachineManager)技術を元に作られたWindows

Windows2.11+Windows386 → Windows3.0 → Windows3.1 (ココまでが16bitOS)→ Windows95 → Widnows98 → WindowsMe

VMMは下位互換性をもたらした夢の技術だけど、脆弱性がネックだった。
そこでエンタープライズ用途に新しいカーネルが必要でマイクロカーネル(HAL:Hardware Abstraction Layer)をベースにしたNTシリーズが発表された。

WindowsNT → Windows2000 → WindowsXP

カーネルの違いにより、扱えるメモリ領域にも違いが発生し、WindowsMeでは搭載量にかかわらず256MB迄しか扱えません。

以上の事から、一応OSとしてはNT系OSであれば、現状、問題なく使用出来るはずです。
CPU自体、XenonとMacOS G5 に搭載されている物は64bitCPUだけど、
それ以外はまだ32bitCPUで、コンシューマ向けにはAthlonの一部のCPUしか発売されていなかった筈。

ぐだぐだと長くなっちゃったけど、

■OS自体は現状(将来的には不明)高速CPUは問題無し。

■WindowsMeはメモリ増設無意味なので、最近の高性能PCのような大容量メモリはムダになる。

■別の問題としてMicrosoftの正規サポート期限があって、もうじきWindows98はそれが切れるんじゃなかったかな〜。

(セキュリティサポートも無くなる)

CADのレンダリングだけに絞ると、スタンドアローンで使用する分には問題は起こらないと思います。
ただ、最近の高性能PCもHDDの回転数は従来の5400回転が主流なので、ディスクアクセスがネックになって、実際にはマシン性能を充分には発揮できないはずです。
(CPU100%になって処理待ちが発生するより、ディスクアクセスのランプがつきっぱなしで待っている方が多い)
高速HDDが望ましいです。
5400回転でもRaidカードを使ってRaidを組んで、10800回転の性能を出す方法もあるけど、コストが・・・。

ところでキムタコさん、新しいPC買うんですか?
レンダリングで使うんならAthlonよりPentium4の方が同じクロックでも早いし、
同じCPUでもチップセットによって違うので要注意ですね。
(僕は悪いのを知りつつも、なんとかなるだろうと安いチップセットを選んで今、大苦戦中です!!!)

あっ、今思いついた。
WindowsXP等今後のOSであってもエミュレータを使えば、HighSpecPC上でWin98でも問題なく動く筈です。
(VMWare等)
CPUをエミュレートしないタイプのエミュレータを使うと、処理速度も殆ど落ちません。
(うちではWin2000上でMacOSを動かしています)

かつとしさん 何かしら希望の持てる情報ありがとうございますm(_ _)m
ワタシは、Pentiumと言うものしか・・・買わない主義でして・・・ 少しの値段の違いでしたら・・・ペンティアムです(^_^;)
そうですか〜・・・私の拘りは間違っていなかったのですネ〜
一つ解せないのは、何故HDDが5400回転なのですか? 単なる・・・在庫処理なのですか?
今回のかつとしさんの記事、今までに経験してない位スゴイので・・・
自分のサイトに取り込んで・・・保存しておきます。 そして・・・じっくり勉強します。
全然、解らない部分がありますので・・・ かつとしさん・・・アリガトー・・・m(_ _)m

仕事の文章を書いてた直後だったから、頭が理屈っぽいモード入ってて、嫌な書き方になってましたね。
自分で読み返して、ちょっと恥ずかしいです (∋_∈)

チップセットって言うのはマザーボードに乗っている部品で、CPUとはまた違う物なんです。
作ってるのはCPUと同じくIntelが最大手だと思うんだけど、
・・・最近のはオンボード(カードを挿さない状態で)のサウンドが使えたり、モニター画面が使えたり、LANが使えたりするでしょ?
あれはIntel810チップセットが発売されてからだったと思います。
そうしたデバイスの制御なんかもやってるのがチップセット。
810チップセットの登場によってPCが劇的に安くなったんだけど、
810がグラフィックコントロールなんかが良くなくて、815チップセットに進化して行き、
Pentium4のCPU対応で、メモリがRIMMと言う元々宇宙開発用に開発された物が使用されるようになり、RIMMを使わずにPentium4を動かす為に845チップセットなんかが登場。
以降、メモリのバスクロックも(66から100、)133、200・・・と上がり、対応すべくチップセットも変わっています。

うちの先日かったPCは、Intel系チップセットじゃないけど、バスクロックも最新のレートに対応していたので、ま〜なんとかなるかな〜って思って、安いのをかったら、描画も良くないし、不安定だし、
同じチップセットを使ってる、うちの商品を納品しているある学校さんでは、そのチップセットがらみでNetwork障害が多発していて困惑しています。

やっぱり安物は安物ですね〜 ┐( ̄ヘ ̄)┌ フゥゥ〜

HDDの主流が5400回転なのは謎ですね。
今PCスペック上で一番ネックなのがこれで、
次がデータ転送の部分(ケーブル)だと思います。
現状は、CPUだけ進化して、全体バランスが非常に悪くなっていると思います。

ふざけた感覚かも知れませんが、CPUのクロックの"0"をひとつ取った値が、HDDの回転数って言うのがちょうど良いくらいじゃないのかな〜って思っています。
(でも、今最速はcheetahの15,000回転かな?)
使用方法にも依りますが、感覚的にはCPUが1GでHDDが7200回転の方が、CPUが2GでHDDが5400回転よりシャキシャキ動く感じでストレスがないですね。

キムタコさんも3DのCADで図形をドラッグして回転させたりしたら、
HDDがガーガー言ってるんじゃないかと思うのですが、如何でしょう?
そう言う状態だったら、高速CPUよりも高速HDDの方が、普段の操作ではストレスがかからないと言う気がします(両方速いに超した事は無いけど)。
あと、同じメモリ搭載量、同じCPUクロック、同じHDD回転数だったら、
IDEのHDDより、SCSIの方が断然軽いですよ!!
(ただ、メーカーにより発熱量がかなり違うので注意が必要かも)