未利用物交換システムのご紹介

■近年、我が国では、環境保全の観点より産業廃棄物の処理については、行政の規制が年々厳しくなってきており、また各企業とも「ISO14001」の取得により、排出される廃棄物の利用に努力されております。
潟Vョーワでは、これら産業廃棄物の有効利用を図るため、各企業から廃棄物の情報を提供して頂き、一方、再利用が可能な企業情報の収集に努め、廃棄物の再資源化の有効な方法の一つである「未利用物の交換システム」の確立を目指しております。
「未利用物の交換システム」により、廃棄物を原材料や燃料などとして有効に利用するのに加え、廃棄物の処分経費の節減や原材料購入費の削減に役立って頂けるだけでなく、廃棄物の減量化により環境保全の促進が図れるものと確信しておりますので、事務所の皆様の活用とご協力をお願いします。

未利用物交換システムの概念図




■現在、潟Vョーワにて実施しております産業未利用物の交換事例は下記のものがあります。

未利用物の交換事例
廃硫酸 凝集剤および中和剤として再利用
廃塩酸 中和剤・反応母液および酸洗液として再利用
廃苛性ソーダ・廃アルミン酸ソーダ 凝集剤および中和剤として再利用
廃リン酸・副生リン酸ソーダ リン源として再利用
廃酢酸エチル・廃酢酸ブチル
および各種溶剤
再生シンナーとして再利用
廃IPA 燃料および再生溶剤として再利用
廃メタルシリコン 太陽電池および合金の原料として再利用
廃塩ビ等プラスチック 再生プラスチックとして再利用
廃白土 肥料原料として再利用


■現在廃棄物として排出される未利用物に対して、不純物・有害物質などの情報も持ち合わせており、プラントメーカーやエンジニアリング会社とも提携を取り、純度をUPさせたり、使用(利用)しやすいように加工する技術や、プラントなどのコンサルティングも取り行っております。

「石油化学新聞」(平成12年6月19日付)にて、紹介されました。


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