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1.位置と地勢

 新市は、静岡県西部に位置し、東は掛川市、西は磐田市、北は森町に接しています。
 また、東海道新幹線、東海道本線、東名高速道路、国道1号、国道150号など主要交通路が横断し、東京へは240q、大阪へも320qと交通条件にも大変恵まれています。
 当地域は、豊かに広がる田園地帯と美しい茶畑、さらには太田川や原野谷川、南には遠州灘と、自然環境にも恵まれています。
 当地域の土地利用は、平成13年現在で、宅地が15.26%、農地が37.81%、山林が21.54%となっており、極めて平坦な地域が広がり、土地利用もしやすい条件が整っています。

静岡県西部に位置する袋井市

2.気候

 新市は太平洋に面し、気候は、温暖多雨の太平洋岸式気候です。
 夏は南よりの風のため、高温多湿で雨の日が多いです。冬は西からの季節風のため、低温で乾燥した晴れの日が多く、この地域独特の「遠州の空っ風」と呼ばれる寒風が吹き、実際の気温より寒く感じられます。また、全国の中でも日照時間が長い地域でもあり、年平均気温も17度前後と1年を通じて快適な環境です。

3.面積

 新市は、東西約15q、南北約17qにわたり、面積は108.56平方キロメートルで、県総面積の1.4%を占めています。また、可住地面積は85.13平方キロメートルと総面積の78.4%を占め平坦地が広い地域です。

4.人口

 平成12年の国勢調査による新市の人口は、78,732人ですが、平成16年10月の人口では約8万3千人と着実に増加を続けています。また、平成14年度の出生率は、11.2人(人口千人当たり)で県平均の9.3人より約2人上回っています。さらに高齢化率は、平成16年4月1日現在で、16.5%と県の高齢化率19.3%を約3ポイント下回っています。また、平均年齢も、平成16年10月1日現在で40.2歳と県平均43.1歳より2.9歳若く、県下でも指折りの「若い」まちとなります。

5.産業

 就業人口は、第1次産業及び第2次産業の割合が県全体と比べ高くなっているのが特徴です。
 第1次産業の就業人口構成比は、近年低下してきていますが、平成12年の段階で新市にあてはめると、7.7%となっており、これは、県全体の5.4%より高い数値となっています。
 また、第2次産業の構成比は、平成12年の段階では、45.2%と県全体の37.5%を約8ポイント上回り、相対的に「ものづくり」の盛んな地域と言えます。
 第3次産業は、平成12年の段階では、47.0%と県全体の56.6%を約10ポイント下回っていますが、構成比は近年増加傾向にあります。