新英雄伝説
しんえいゆうでんせつ
●ジャンル:2Dロールプレイング
● Win95 ●メーカー:
日本ファルコム
●発売日:1997/04/25 ●定価:通常版 7800円 限定版 9800円
- ゲーム内容
- 人気RPGシリーズの第1作目をリニューアルして Win95に移植。
グラフィックはすべて256色で書き直されています。
ゲームシステムはオーソドックスなドラクエ型 2DフィールドRPGです。
- ストーリー
- 主人公のセリオスはファーレーン王国の王子。
十年前、ファーレーン王国の国王アスエルは
側近アクダムの計略により殺害された。
計略どおりアクダムは摂政を名乗り、王子が16歳になり王位継承の儀式を終えるまで、
ファーレーンの政務を行うと宣言した。
セリオスは城を離れ、エルアスタの町で育てられることになった。
そしてセリオスが戴冠式を二ヶ月後に控えた日、アクダムはモンスターたちに
エルアスタの町を襲わせた。
教育係のライアスらの庇護で、ただ一人モンスターの襲撃から逃れたセリオスだが、
城に着くとアクダムによって地下牢に閉じこめられてしまう。
しかし、セリオスはレジスタンスのメンバーの
リュナンによって救出される。
そしてレジスタンスと行動をともにすることになったセリオスは、
アクダムから城を奪還することに成功する。
だが、アクダムは城から逃れてしまう。
そこでセリオスは旅の途中で出会った、リュナンや
遊び人の呪文使いのロー、
大盗賊の孫のゲイルや
レジスタンスの女闘士ソニアなどの仲間とともに
アクダムを追い、その野望をはばむ旅に出るのであった。
- 感想
- 全体の評価としてはまあまあかな、という感じだった。
とにかくあらゆるところがオーソドックスだといえる。
ゲームシステムは、移動時は2Dフィールドで戦闘時はウィザードリー型という
ドラクエ1から始まった日本RPGの典型的なもの。
ストーリーは、主人公が王子で裏切り者の側近を倒しに旅に出るという
王道中の王道ともいえるストーリーである。
この辺、プレイしてて何の驚きもない。
このゲームで一番ほめたいと思ったところは
ゲームバランスの良さだ。
敵はプレイしてて嫌になるほど強くないし、手応えが全くないほど弱くないし、
経験値稼ぎもほどほどにしなくてはいけない程度で、
シナリオも、次にどこに行っていいのかわからなくて詰まるようなこともあまりなく
比較的サクサク進んでいくのは気持ちいい。
さらに、このゲームではゲーム難易度の変更もできるので、もしも
もっとゲームに手応えが欲しいという人がいても対応できるところもエラい。
RPGの王道中の王道といった感じのゲームだが、
「コンシューマ機タイプのRPGがやりたい」とか「俺は王道が好きだ」とか
「英雄伝説シリーズの1作目がやってみたい」という人にはおすすめする。
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