Amaranth IV
アマランス4
●ジャンル:2D(クォータービュー)ロールプレイング
● PC98 ●メーカー:
風雅システム
●発売日:1995/08/04 ●定価:11800円
- ゲーム内容
- 長い時の流れとドイツ風の世界観が特徴のRPGシリーズの4作目。
ゲームシステムは 2DフィールドRPGで、画面はクォータービューです。
戦闘はフィールド上では発生せず イベントなどの要所のみで発生します。
戦闘のシステムはタクティカル形式でシミュレーションゲームのような形になっています。
- ストーリー
- 舞台となるのはラングザームという大陸。
この大陸のシュテラールという国の国花
アマランスの精であるディンは
再びラングザームに"現実"する。
ディンがシュテラールの街に向かっていると、シュテラールの城が突然爆発する。
ルーチェと呼ばれる天から降り注ぐ光線が城に落ちたのだった。
その日の夜、盗賊団がシュテラールの第3皇女ステインディシュテルを誘拐し、
塔の中に立てこもるという事件が起こる。
ディンは、シュテラールの皇太子でステインディシュテルの弟にあたる
ダイナスと共に
第3皇女の救出に向かう。
邪魔する盗賊達を倒し塔の屋上に着くと
盗賊団の首領シフシルらが待っていた。
ダイナスは以前、王座を狙う宰相と結託したシルフルらに拉致されたことがあった。
シフシルらはステインディシュテルを連れて飛翔機に乗って去っていってしまう。
ダイナスは姉を助けられなかったのは自分の責任だとして、自ら姉の探索の旅に
出ることにするのであった。
- 感想
- 評価としては、結構良かったと思う。
上に書いたストーリーではよく分からないかもしれないが、かわいい感じのキャラクター達
に似合わず、シナリオの展開は結構ハードである。
ストーリー内容について詳しくは書かないが、最終的に悪を倒してみんな元通りでハッピーエンド
というシナリオではなくて、ちょっと気分が沈むような展開がある。
それゆえ現実的で、人のこころを描こうという意気か見られていいシナリオだとは思った。
ただ、この4作目からスタートした人が、ダイナスはリアンの転生した姿だとか、
ファイルヒェンはステインローズの転生した姿だとか言われて楽しいのかは疑問である。
ゲームシステムは可もなく不可もなくという感じだった。
戦闘は一戦がかなり長いので、要所要所でしか戦闘が起こらなくしたのは正解だろう。
ただ、途中の場面で何でこんなに戦闘しなくてはいけないんだというところもあったので、
そこら辺のバランスはいまいちかなと思った。
このシリーズのシナリオは個人的に好きなので、なかなか良かった。
もし第5作目が出て、ステインディシュテルの転生したキャラが出たりするならば、
今度はもうちょっと幸せな人生をおくってほしいと思った。あとブラットも(笑)。
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