詩の世界～涙～

涙

かなしいとき

つらいとき

さみしいとき

そんなときには涙がでてくる

無理してこらえなくてもいいよ

泣きたいときには

おもいきり泣けばいい

涙はこころの汗だから

きっと

こころの老廃物を

洗い流してくれるだろう

おもいきり泣いたら

涙を手でぬぐって

おもいきり笑おう

雨のあとの空には

虹がかかっているよ

だけどなぜだろう

ぬぐってもぬぐっても

涙があふれてくるのは

そうだそういえば

さっきこの手で

ムヒを塗ったんだっけ

おのれ池田模範堂

真夏のブービートラップ

○コメント

　　前半部分を書いているとき、背中がかゆくなりました。
　　ホントは最後の二段落で落とそうと思っていたのに、
　　よく見ると何だか微妙に良いポエムに見えてきてしまいました。失敗失敗。
　　あぁ、意識しないでも自然に良い詩になってしまうなんて、
　　自分の文才が憎いよ憎いよ（←呆）。

　　私はこの手のスーッとする系の薬品を手につけたまま
　　目をこすってしまうことがよくあります。
　　そんなときは激しい敗北感にさいなまれ、ダブルで泣けてきます。

　　ちなみに私はムヒよりキンカンが好きです。
　　キンカンの方がかゆみに対してパワフルに効いてくれると確信しております。
　　掻きすぎて傷ついた虫さされあとにキンカンを塗ると、
　　痛くて非常に気持ちいいです。ハァハァ（←変態か）