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Diary / What's New

 3/1  暗い会場だからって
今日のセミナーは酷かった。
隣の奴は セミナー中にメールしてるし。
真後ろの奴は 寝息たてて寝てるし。
斜め後ろの奴は 何か食ってるし。

私は私で ずっと晩飯のことを考えていたけどね。てへっ☆彡
 3/2  不毛
あぁ、もうダメだ…やっぱり俺には無理だったんだ…
「あきらめたら そこで試合終了だよ」
あ、安西先生…よーし。俺、もうちょっと頑張ってみるよ!

というわけで、安西先生に励まされながら頑張ってきたフリーセルですが、
やっと1000を越えました。いぇー。

でも、全体から見ると、まだ たったの3%しか進んでないんですよねぇ。
やっぱり、完全制覇なんて無理なんだろうなぁ…
「あきらめたら そこで試合終了だよ」
あ、安西先生…よーし。俺、もうちょっと頑張ってみるよ!
 3/3 [1]  雛祭り
 ピヨピヨピヨピヨピヨピヨピヨピヨ
「あぁ、お雛様。この供物をお納め下さい」
 ピヨピヨピヨピヨピヨピヨピヨピヨ
 3/3 [2]  ひまなつり
「何も釣れねーなー」
 3/3 [3]  ひまなつりー
暇--+--暇--+--暇--+--暇
    |      |      +--暇
    |      +--暇
    |      +--暇--+--暇
    |             +--暇--+--暇
    |             |      +--暇
    |             +--暇
    +--暇--+--暇
           +--暇
 3/4  隠れ自己否定
映画やゲームの結末など、ネタバレになってしまう文章を書きたいとき、
そんなときに 背景同色文字を使って文章の在処や内容を分かりづらくする
という手法は、とても簡単かつ有用、そしてポピュラーな手法です。

しかし、文章の在処が分かりづらくなるからといって、背景同色文字を使って
他者を罵倒する、という行為は、非常に卑劣な行為だと私は思います。

現実世界(ネットの世界も現実世界の一部ではあるのですが、ここで言う
現実世界とはネット外の3次元世界のことを指しています)でも、人前では
慇懃な態度なのに、隠れたところでは人を嘲ったり馬鹿にしたりし放題、
という人間性が発覚すれば、途端に人々の信頼を失い、罵倒と冷笑の中
で生きていくことを余儀なくされることになります。
ネット界でも同様。背景に隠れて罵倒、などということをすれば、途端に
ハブ・シカト、もしくは批判メールがわんさか、という状態になるわけです。

では、背景同色文字を罵倒とは逆の用途で使ってみたらどうなるでしょう。
つまり、一見した画面上の文章から読みとれる人間性は最悪なのに、
空白部分を反転したら とてもいい人の文章が現れた、という形にするのです。
そうすれば、「ちょっと不良っぽい感じの鬼塚君が、雨に濡れた捨て子猫の
体を拭いてあげ、さらに餌まで与えていたのを、偶然 見かけちゃった。
鬼塚君って、ああ見えて優しいのね。私、惚れちゃいそう」的な効果が発生し、
ネット上での自分の株も上がるかもしれません。

では、実際に試してみることにしましょう。

道端に薄汚い子猫が倒れているのを見つけた。
道端に可愛い子猫が倒れているのを見つけた。
毛は汚れてボサボサ、目には目ヤニがべったり。本当に薄汚い子猫だった。
毛はちょっと汚れていたけれど、つぶらな瞳の、本当に可愛い子猫だった。
何故、こんなに汚い猫が道端に倒れているのだろう?
疑問に思った私は靴のつま先で猫をつついてみた。
何故、こんなに可愛い子猫が道端に倒れているのだろう?
心配になった私は子猫を抱きかかえてみた。

すると、つつかれたヨゴレ猫は立ち上がろうと上体を起こした。
しかし、後ろ足を怪我しているらしく、立ち上がることはできなかった。
やっぱり様子がおかしい。なんだか後ろ足がだらんとしているのだ。
おそらくどこかで後ろ足を怪我してしまったのだろう。かわいそうに。

その後も私は面白がって、ヨゴレ猫を靴でつつき続けた。
すると 猫は私の靴に向かって 敵意剥き出しの顔でフニャーッと吠えた。
私は子猫の怪我を獣医さんに見てもらおうと思った。
しかし私は、動物病院がどこにあるのかを知らない。
通りがかりの人に聞いても、知らないという返事ばかり。

その顔があまりにも癪に障る顔だったので、私はその猫を蹴り上げた。
猫はフニャーと鳴いて、コンクリートの地面に胴体から着地した。
だが、私は諦めなかった。
子猫が苦しんでいるのだ。そう簡単に諦められるはずがない。
私は何十人もの通行人に動物病院の場所を尋ねて回った。

私はもう一度蹴り上げた。フニャーと鳴いた。もう一度。フニャー。
そうして とうとう 動物病院の場所を知っている人を見つけた。
しかし、その動物病院までは15キロメートル以上の距離があった。
私は迷わず走った。子猫が辛そうにしている。急がなければ。

もう一度。フニャー。ドスッ。宙に浮いた猫の体に走行中の車が激突した。
運動不足の体に15キロのマラソンはきつかった。何度も歩こうと思った。
だけど、この子猫だってこの小さな体で苦痛に堪えているのだ。
子猫の苦痛に比べれば、私の苦痛なんて。そう思いながら私は走り続けた。

血が飛び散った。内臓がはみ出した。おそらく即死だったであろう。
走ること1時間強、私はとうとう病院に辿り着いた。
「子猫が、子猫が怪我を!」私は息を切らしながら獣医さんに訴えた。
「大丈夫。すぐに治りますよ」獣医さんは微笑みながらそう答えてくれた。

猫を轢いた車はちょっと先の路肩に停車した。私は走って逃げた。
修理費を払うのも、警察沙汰になるのも御免だ。
「優しいご主人様でよかったねー」獣医さんが子猫に話しかけた。
どうやら私を飼い主だと勘違いしているらしい。私は訂正しようとした。
すると子猫が私に顔をすり寄せてミーミーと鳴いた。
どうやらすっかり懐かれてしまったらしい。
仕方がないので、私は子猫を家で飼うことにした。

そして 私は走りながら、「なんであんな薄汚い猫のせいでこんな目に
遭わなければならないのか」と、世の理不尽を呪った。
帰り道、私はこの可愛い子猫との生活に思いを馳せ、微笑んだ。

どうですか? 効果はありましたか?
効果なんてあるわけねーじゃん。
お前らも反転なんかさせてんじゃねーよ。バーカバーカ(隠れて罵倒)
 3/5  縦縞新人
商店街の小さな紳士服店で、リクルートフェアというのをやっていました。
でも、店頭の一番目立つところに飾ってあるスーツは縦ストライプのものでした。
 3/6  外した
●先人の教え

どれだけ遠くから便器に尿を注げるか、などという挑戦をしてはいけません。
 3/7  彗星はもっとバーッて動くもの
明日は某社の試験なのに、履歴書も書かずにZガンダムなんぞ見てました。

「ここ、出られないのかな。おーい、出してくださいよー!」
「ブライト館長! 割烹が…」

壊れたふりで逃避してもダメ。
 3/8 [1]  自己否定3
今日、電車内でこんな会話を聞いた。

女「うちの会社、オタクばっかりでやんなっちゃう」
男「ホントにねー。あれはちょっと引くよねー」

その2人の風貌も あからさまにオタクだったので、
「オタクの同族嫌悪は醜いなー」と思った。
 3/8 [2]  解説
● 3/8 [1] の日記の構造

オタクを否定するオタク(会話している2人)を否定するオタク(私)。
オタク、オタク。僕らはみんなオタク。輪になって踊ろ。
 3/9  ヒューマンネイチャー
両親が祖父の一周忌のために北海道まで出かけて行ったため、
私は3日間 我が家で留守番することになりました。
イェー! 超自由! 縛りのない生活、万歳!
そうだ。折角の自由だし、普段、家ではできないことをやってみよう!
というわけで、とりあえず全裸になってみたわけですが、超寒い。
もう3月なのに、この寒さはなんですか。ひどいよ。春の神様、ひどいよ。
それに、全裸になっても ちっとも楽しくないし。
とりあえず、全裸で食事、全裸でゲーム、全裸で踏み台昇降運動、
と一通りやってみたけれど、全然、面白くない。
つーか、寒い。心まで寒い。凍える。眠くなってきた。パトラッシュが見える。
うわ! 危ない。凍え死ぬところだった。でも、このままだと本当に凍死してしまう。
何か暖かいものはないかな…。でも、そんなに都合良く暖かいものなんて…。
あ、あった! 服だ! 暖かいものだ! 神様の贈り物だ!
というわけで、神様に感謝しながら服を着込んだわけですが、超暖かい。
やっぱり人間は服を着ている状態の方が自然なのです。
だからみんな、裸で抱き合うとか、そういう不自然な行為はやめるべき。
もし、そういう現場を見かけたら私に教えて下さい。注意しに行くから。
 3/10  レシピ
両親が不在なので、朝食も自分で用意しなくてはなりません。
というわけで、今日は冷蔵庫の余り物で割烹丼というものを作ってみました。
手軽に作れる料理なので、みんなも作ってみると良いよ。

材料
 ご飯 …………………… 茶碗1杯分
 うずらの卵の缶詰 ……… 1缶
 ヤングコーンの缶詰 …… 1缶
 顆粒かつおだし ………… 適量
 塩・こしょう ……………… 少々

作り方
 (1) ヤングコーン缶とうずら卵缶を開け、汁を捨ててから器に移す。
 (2) (1)をレンジで温める。但し、うずらの卵が破裂したりすると怖いので、
    生ぬるくなる程度(30秒くらい)でやめておく。
 (3) (2)をご飯に乗せる。
 (4) かつおだしと塩こしょうを上からふりかける。
 (5) 完成!
 (6) 食う。
 (7) 不味い。でも、食えない程でもないので、無理して食う。
 (8) 朝から胃が気持ち悪い。
 (9) 一日中、不調。
 (10) でも、占いでは今日の天秤座の運勢は最高。
 (11) もしかして、私の本当の星座は天秤座じゃないのでは?
 (12) そういえば、小さい頃、両親が私に向かって、
    「お前は引地川で拾ってきた子だ」と言っていたっけ。
 (13) 冗談だと思っていたけど、まさか本当だったとは。
 (14) だから、冷蔵庫にこんな食材しか残していってくれなかったのか。
 (15) もう、ぼくはいらない子なんだね。
 (16) さようなら、父さん、母さん。先立つ不幸をお許しください。
 (17) 死。

というわけで、みんな割烹丼を食って死んでしまえー(ドーン)。
あー、胃が気持ち悪い…
 3/11  見えないということは無いということと同じ
今日もアルバイトで一日中パソコンを弄っていたわけですが、
昔なつかし(やわらか)きなこ棒」をムシャムシャと食しながら キーを打っていたら、
キーボードの上にきなこをドバッとこぼしてしまいました。
「わぁ、大変だ! 買ったばかりのマシンなのに… ボスに怒られる!」
と、これまでの私ならばパニックに陥っていたでしょうが、今の私は違います。
なぜなら、キーボードにこぼした粉末をきれいに消し去る魔法を覚えたからです。
ハリポもびっくりの 便利で簡単な魔法なので、みんなも覚えて帰ると良いですよ。

手順
 (1) キーボードを真上から覗き込むようなポジションをとる。
 (2) 大きく息を吸い込む。
 (3) 粉末に向かって、上から息を勢い良く吹き付ける。
 (4) 粉末が(視界から)消える!

(注) キーボードを分解して掃除するときは、
    ショック死しないように心の準備をしてから分解しよう!
 3/12  九段下
A「九段下ということは八段ということ?」
B「いや、九段よりも下という指定しかないんだから、
  一〜八段の範囲内ならどれでもいいんでないの?」
C「九段『より』下だなんて誰が言ったのさ。
  九段『分』下だという意味なのかもしれないじゃないか」
D「九段分下という意味なのだとしたら、何段目を基準に九段分下なのさ」
A「そう考えると、やっぱり八段という意味なんじゃない?」
D「それだったら九段下なんてまどろっこしい書き方じゃなくて、
  八段ってちゃんと書くだろ」
B「じゃ、やっぱり範囲指定なんでないの?
  九段より下、つまり一〜八段。もしくは十級〜八段という」
C「ちょっと待て。級って何さ。この段って階級のことなのか?」
B「階級じゃなかったら何なの?」
C「階段の段だろ? 普通に考えたらそうだろうが」
D「自分の考え方が一番一般的だと思うのは間違ってるぞ」
C「何だと!」
A「ちょっと。ケンカはやめようよ。ここは議論の場だよ」
D「うるさい! お前はだまってろ!」
A「何をー!」
わーわーわー

E「 くだんない議論だなぁ 」
 3/13  にこっ
駅前の居酒屋がアルバイトの募集しているんですけど、
その採用条件が「笑顔が自然な方」だってのは如何なもんなんでしょうか。
もっと違う書き方は無かったのか。他に条件は無いのか。

しかし、わざわざこんな条件を明示しているってことは、
以前に やたらと笑顔が不自然な人が面接に来たりしたんですかね?

バイト希望者:(にこっ)
店長:(ビクッ!)

みたいな。
 3/14  言うだけ
友人と飲んでいたら、「今日はホワイトデーだ」という話になりまして、
そこから「この大学、女が少なすぎ」とか「なんでこんな大学入っちゃったんだろ」
とか「高校時代からやり直したい」とか「就職は女性の多いところを狙おう」とか
そういうどうしようもない方向に話が展開していったわけですが、
皆(私を含めて)、そんな話をする割には 服装や髪型に外見的な向上心が
見受けられないので、私たちは本当にどうしようもない人間だと思いました。
 3/15  ムネオイジメ
ムネオが離党するってんで テレビのニュース番組はそのことばっかり
報道しているわけですけど、その中のある番組で「ムネオの会見に対する
ご意見・ご感想を電話・FAXでお寄せ下さい」みたいな企画をやっていまして、
その番組を何も考えずにぼけーっと見ていたら、寄せられた意見の中に
こんなものが混じっていたので「なんだかなぁ」と思いました。

「1人に対するバッシングは大人のイジメと同じだ(25歳・専門学校生)」

うーん、なんだかなぁ。
 3/16  自由って素晴らしい
ネット上などの一部で問題になっている「青少年有害社会環境対策基本法」。

知らない人のために、この法律(案)がどういう法律なのか簡単に説明すると、
「なんだか最近、青少年の犯罪が目立つねー。
 何か対策立てないとダメかもしんないねー。
 でも、どーしたら犯罪とか減るかなー?
 そうだ! 青少年に悪影響を与えそうなものはみんな規制しちゃえー!
 きせーだー! きせー、きせー!」
といった法律なわけですが(多分)、「表現の自由に反する違憲立法だ!」
ってな感じで、各地で大ブーイング。

かく言う私もこの法案には反対なのですが、私が反対する主な理由は
表現の自由云々といった高尚な理由ではなく、「そんなことしても無駄だよ」
といったネガティブな理由でして、つまり「情報を規制してもしなくても、
犯罪を犯す人は犯すし、犯さない人は犯さないんだから、そんな法案で
悶着を起こしている暇と金があるんだったら、我が家の周辺にも下水道を
通して下さい。お願いします。バキュームカーが臭くてたまらんのです」
という自己中心的な理由なわけでして、こんな理由で反対して申し訳ない、
とへりくだってみたわけですが、えー、つまり何が言いたいのかというと
「青少年の犯罪抑制に取り組みたいんだったら、効果がはっきり出ると
予想できる法案にすべきなんじゃないですか?」ということです。

というわけで、割烹なりに青少年犯罪の撲滅方法を考えてみました。
これなら確実に青少年犯罪を無くすことができると思います。

 (1) 全国の青少年を一人残らず一つの島に集める。
 (2) (1)の島に核兵器を落とす。
 (3) 青少年絶滅 → 必然的に青少年の犯罪が無くなる!

わっはっはー。若者なんてみんな死んでしまえー(若さに対する嫉妬)。

田中直紀「むっ、こんなところに有害な日記が! 逮捕だー」
あっ、田中のとっつぁん! にーげろー!(適当)
 3/17  思われアントニオとスリム化
最近、日記が冗長になっているような気がします。
昔は3行以内にまとめていたのに、近頃はダラダラと無駄な表現ばかり。
以前の私は、長い文章を短くまとめすぎるという性質を持つ人間だったのに。

これはおそらくエントリーシートのせいだと思われます。
というのは、エントリーシートには、○○○文字以内で××について書け、
といった記述が多く、例えば600文字以内という指定があるのに3行で記入を
終えるわけにもいかず、3行で書き終えることが可能な事柄を、膨らまして
15行にするといった能力が必要になるわけで、そういうことをやっているうちに、
無駄に文章を引き延ばす癖が付いてしまったのではないかと思い、思われ、
ふり、ふられ。 キャ☆ 思われニキビができちゃった☆

つか、何故アゴにできたニキビが思われニキビ?
アゴの長い方が思われニキビができる確率が高いじゃん。
アゴの長い方が思われやすいということ?
昔の美人の基準はアゴにあったとか?
下膨れとか丸い眉とかお歯黒とか、そういうのと同じ感じ?
とか、脱線してると文章が長くなるんですよね。エントリーシートとか関係ない。

えー、つまり今日の日記で言いたかったことを1行にまとめると
「冗長さを排除して、日記をスリムアップしていくぞ!」ということです。

読みやすい日記を目指すぞー! 1・2・3・ダー!(アゴを長くして)
 3/18  スリム日記1
特に何もなかった。
 3/19  スリム日記2
セミナーがあった。
 3/20  スリム日記3
グループディスカッションがあった。[二]
 3/21  スリム日記4
残念ながら、風が強すぎた。
 3/22  スリム日記5
FF6が面白すぎる。
 3/23  スリム日記〜最終章〜
一行日記には飽きた。
 3/24  お茶目さん
今日は某社のWEB試験というものに挑戦してみたのですけれど、
その回答方法に仕掛けられた巧妙な罠に引っかかってしまいました。

どのような罠だったかというと、
1 ----
2 正解
3 ----
4 ----
5 ----


という形で回答欄が設けられておりまして、で選択、
でファイナルアンサーといった形になっていたわけですが、
1番上に「-」という選択肢が設置されているおかげで、
2番目の選択肢が「1」、3番目の選択肢が「2」、というズレを生じており、
つまり、私がどう失敗したかというと、正解は「2」だと分かっていたのに、
2番目の「1」を選択し、そのまま送信してしまった、というわけです。

しかも、非道いことに 問題数は全部でたったの5問。
ほんの1問のケアレスミスが致命傷。
これはどう考えても、おっちょこちょいのお茶目さん回答者を引っかけるため
の罠であったとしか考えられません。
このようにして、ミスの少ない人間を選び、業務の安定を図っているのでしょう。

でも、私はこの企業に一言もの申したい。
貴社の採用方針は本当に正しいものだと言えるのでしょうか?
ミスの無い、無個性四角四面コンピュータ人間ばかりを集めて、
貴社の将来は本当に安泰であると言えるのですか?

私はそのようには思えません。
むしろ、いろいろな個性を持った人間が協力した方がシナジー効果が現れ、
能力の高い無個性人間が集まるよりもずっと素晴らしい結果を残すことが
できるのではないのでしょうか。

そう、例えばほら、今、巷では癒し系ってのがブームでしょう。
そういう人がチームの中に一人でもいると、職場の雰囲気もかなり良い感じに
変わってくると思うんですよ。例えば、

〜癒し系のいない職場〜

課長「辰巳君!」
辰巳「何ですか?課長」
課長「君が書いたこの書類だがねぇ」
辰巳「はい。どこかまずいところが?」
課長「ちょっと分かりづらいんじゃないかね?」
辰巳「はぁ…例えばどこが分かりづらいですかね?」
課長「そうさなぁ…例えばこのデータベースってのは何だね?
   こんな横文字の専門用語じゃなくて、もっと分かりやすい
   日本語で書いたらどうだ?」
辰巳「お言葉ですが課長。データベースはかなり一般的な用語ですし、
   何より、適切な日本語訳がありません」
課長「何だと! お客様は私なんかよりもずっと素人なんだぞ!
   私にも分かる用語を使わないと、お客様には伝わらないぞ!」
辰巳「……分かりました。書き直します」
課長「フン! 今度は私にも分かるように書けよ!」
辰巳(ケッ)
月島「また絞られたみたいだな」
辰巳「あぁ。ったく、あいつは自分の無知を棚に上げて…ブツブツ」
月島「確かにあれじゃモチベーション下がるよな」
辰巳「ホント、ホント。あーあ、こんな会社、早くやめてーなぁ」
月島「あ、そういえば俺、知り合いに『うちの会社に来ないか』って
   言われてんだけど、お前も来る?」
辰巳「え、マジでそんな話があるの? 行く行く、絶対行く!」

こうしてA社は、一人、また一人と人材が流出し、最終的には人材不足、
それに伴う納期延滞、信頼失墜、そして倒産という憂き目に遭うのであった。


〜癒し系のいる職場〜

(途中省略)
課長「フン! 今度は私にも分かるように書けよ!」
辰巳(ケッ)
月島「また絞られたみたいだな」
辰巳「あぁ。ったく、あいつは自分の無知を棚に上げて…ブツブツ」

部長「割烹君!」
割烹「はーい、何ですかー?部長」
部長「君の書いたこの書類だけどね」
割烹「どーですか? 完璧でしょ?」
部長「えーと、この『熊の美味しさを忘れた』って部分、
   もしかして『ビールの美味しさを忘れた』の間違いじゃないかね?」
割烹「あ、ホントだー。間違えちゃったー。
   テヘッ☆(軽く自分の頭を小突きながら、舌をちょっと出してウィンク)」
美人OL・豊洲「もー、割烹さんったら、おっちょこちょいね。ウフフ」
部長「ホントだな。ワッハッハッハ」
課長「アッハッハッハ」
辰巳・月島「アハハハハハハ」
割烹「テヘヘ☆」

職場に広がる明るい笑い声。
ふと気が付けば、辰巳の心の中のもやもやはさっぱり洗い流されていた。
その2年後、辰巳は誰もがあっと驚くような画期的なシステムを開発。
A社の発展に多大な貢献をするのであった。


って感じでね、多分、貴社のためにもなると思うんですよ。
だから内定くださいよー。頼みますよー。
一生懸命、茶目っけ出しますからー。癒しますからー。萌えさせますからー。
よーし、これから「テヘッ☆」の練習だ!
せーの、いーち、テヘッ☆、にー、テヘッ☆、さーん、テヘッ☆、しー…
(自分の頭を小突きながらフェードアウト)
 6/20  練習の成果
日記を更新するの忘れちゃってたよ。テヘッ☆