月ヶ瀬梅林(奈良県)

春のぬくもりを伝えてくれる、ここ「月ヶ瀬」は大正11年に国の名勝地と指定され、名張川が流れこむ月ヶ瀬湖岸から山裾へと広がる1万本の梅が一斉に開花する。ダムが出来た事で多くの古木が水没したが、今でもその面影を偲ぶ勇姿がすそ野を彩り、3月中旬になると多くの観光客が訪れる。余談だが、開花期になると道路沿いに出る屋台に「よもぎ餅」があるが、これがなかなかの味で、ついつい買ってしまったり、梅の苗木を値切って買い物するなど田舎の人情が残るのも、ここ月ヶ瀬の嬉しい側面でもある。

電車利用は、近鉄上野駅からバスで約80分。車は東名阪五月橋ICから5キロ。京都からは約2時間、大阪から約1時間半。
撮影 
06.3.18  03.3.19他 カメラ/西阪慶眞

06年速報

今年の開花は遅れ気味で、現在早咲き種が見頃。全体の見頃は3月22日前後と推測出来ますが、26日の日曜日でも十分観賞できそうです。
06.3.18日撮影(昼前から雨)


以上、06.3.18日撮影

寒暖差が激しく、開花の表情にも張りがない今年の月ヶ瀬。7割の木々は蕾膨らむ程度で開花には数日かかりそう。例年と比較してかなり遅れている。


04.3.21撮影

以上、04.3.21撮影

04.3.9日撮影(見頃は3月18日前後)

専慶流
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