日蓮宗 報恩結社

宗旨 

名称 日蓮宗

宗祖 日蓮大聖人

開宗 建長五年四月二十八日

本尊 久遠の本師釈迦牟尼仏

題目 南無妙法蓮華経

経典 妙法蓮華経

 

由緒

開山・平成12年10月26日。開山上人・蓮中院日意。

日蓮大聖人御尊像

京都の大仏師・松本明慶作一尺六寸の御尊像。身延山奥之院思親閣において開眼される。

読経中には、あたかも生きておられるかのような不思議を現し、

正身の日蓮大聖人像として、篤信の人々が願望成就のご利益を授かっている。

祈祷本尊鬼子母尊神

京都の大仏師・松本明慶作の御尊像。身延山奥之院思親閣において開眼される。

末法総鎮守七面大明神

京都の大仏師・松本明慶作の御尊像。身延山奥之院思親閣において開眼される。

 

 奇瑞の鬼子母神様について

  念ずれば願いが叶う

 当山(報恩結社)の祈祷本尊鬼子母尊神様についての不思議についてのお話しです。
 このお寺が建立されたのは平成12年10月26日のことです。お堂は真西を背にして東向きに建てられています。そのために毎朝のお勤めでは、お堂の中に東から太陽の光が正面から差し込みます。
 不思議な現象に気がついたのは、平成14年4月初めの朝のお勤めのことでした。晴れた日の朝でしたから、明るい陽の光がキラキラと輝いてお堂の中を照らし出しました。時間が経つに従ってお堂の中の仏具などに反射した光が位置を変えて、ご宝前のやや左下から斜め右上に上がって行きます。やがてその3つある光のひとつが正面中央に立っている鬼子母尊神様の合掌した手にかけてある水晶のお数珠の輪の中にぴたりと入ったのです。太陽の動きにあわせて光は位置を変えてゆきますから、数秒間のことです。このことに気がついてから以後、毎年4月初めと8月末のほぼ同じ時刻に朝の陽光がお数珠の中に入る現象が見られてきました。 
 
 平成24年4月9日(月)の朝のお勤めのことです。毎年のことですから、私もそろそろお数珠のなかに太陽光が入る頃だろうと思って、お勤めをしていました。ずっとお経本を見つめていた目が、何の気なしに正面のご宝前にむくとちょうど陽が鬼子母尊神様のお数珠の中にぴたりと入っていたのです。そして、「陽が数珠の中に入っている間に、願い事を念じればその願いは叶う」という声、あるいは意志と言えるようなことを聞いたのです。さらに、「このことを広く言い伝えよ」とも聞こえました。
 
 鬼子母神様をこのお寺にお迎えしたのは平成13年11月11日のことです。有名な大仏師・松本明慶さんにお願いして彫って頂いて、身延山奥之院思親閣で開眼をして当山にお迎えしました。平成24年はちょうど10年目になります。
 この10年間、お寺でこのことを知っている私たちは、ただ不思議な現象として見てきました。これまで、心願成就、闘病平癒、子授成就などいく多の御利益と御守護を頂いてきた鬼子母尊神様ですが、さらにより多くの方々を救済することを10年目にお伝え頂けたのではないかと思われます。どのような人でも願い事があれば、陽がお数珠の中に入る日に、お参りをしてその時間にお願いをすれば必ず叶えて頂けると思います。
                                                           (宮本師p 記)
鬼子母神様の数珠の中に陽がはいる春と秋の朝の参拝、拝観はどなたでも自由にお出で頂けます。陽がはいる日時については、電話などにてお問い合わせ下さい。