高橋達也氏七回忌
追悼パーティー

 

2014年10月11日(土) ライブハウス 赤坂B♭
偉大なテナーサックスプレーヤーであり
東京ユニオンのリーダーであった高橋達也さんが
2008年2月29日ご逝去され、今年が七回忌となるということで
ゆかりの人々が集まり、追悼パーティーが開催されました。

 

 


アレンジャー 内堀勝さん、JAZZ評論家瀬川昌久さん
後小路一雄さん、港良一さん、ローグスリーダー伊波秀進など
ゆかりの方々が呼びかけて
往年の東京ユニオンのメンバー、全国のアマチュアビッグバンドのメンバーなど
多くの方々が集い、高橋さんを偲びました。

 

 


会場には高橋さんが愛用した楽器が飾られて、今も変わらぬ輝きを放っています。
故郷の山形県鶴岡市からはご家族もお見えになりました。
ローグスが、鶴岡に高橋さんのお墓参りでお伺いして
弟さんなどとお会いしたことを、懐かしく思い出しました。

 

 


主催者の方々。マイクを持っているのがアレンジャー 内堀勝さん。

 


ローグスの演奏には、最初からソリストとして小池修さんが登場。
昼間は横濱JAZZプロムナード、B♭の後はレコーディングと
過密スケジュールの中、駆け付けていただきました。

 

 


小池さんの腹の底に響くような、ずっしりしたプレーは
「聴く」というより「全身で感じる」というすごい体験。

 

 


小池さんとの演奏曲目

Just Friends
Secret Love
God Bless the Child
Recado Bossa Nova
Lament (Tp 伊勢秀一郎さんフィーチャー、これも凄かった)
Mack the Knife
Harlem Nocturn

ちょっと怖そうな小池さんですが
マイクを持つと、軽妙なお話で会場を沸かせました。
アンコールのハーレムノクターンは、
伊波さんによれば「キャバレーで育った最後のミュージシャン」小池さんの真骨頂!

 

 


ローグスの「対バン」は、高橋達也Memorial Special Bigband
やはりアマチュアの方々で、
これまでも一度追悼コンサートを開催しているそうです。
東京ユニオンゆかりのプロミュージシャンも加わり
ユニオンの譜面を中心に演奏しました。
雅楽のような「源氏」など、難曲に挑戦!
特別ゲストは、ボーカル真梨邑ケイさんが
Day By Day
I Can't Give You Anything But Love
の2曲を、しっとりと大人の雰囲気で聴かせていただきました。

 

 


高橋達也Memorial Special Bigbandと
アレンジャー 三木敏悟さん。

 

 

モニタースクリーンに映し出された
高橋さんの奥様と、遺影。
語りつくせぬ万感の思いが伝わりました。
中でも、三木敏悟さんの「北欧組曲」を
東京ユニオンが演奏した名盤を
高橋夫人と知らない方に勧められたときのエピソードは
三木さんも初めて明かされた秘話だったでしょう。
奥様には、下丸子JAZZ倶楽部のHappyBirthdayコンサートにも
いつもおいでいただいています。