このページでは視覚情報に頼らずにwindowsの操作を行うために必要と思われる事項についてまとめてあります。


 

1章 初めに

1. パソコンの選択

 現在販売されているパソコンのほとんどがIBM-PC互換機(DOS/V機と呼ばれている)で、OSとして、windows/XP・2000・ME・98/95が動作します。基本的にはこのwindowsが動作する機種であれば、どれを購入してもよい訳ですが、以下のような条件によって制限のあることがあります。

(1) 6点入力ができるか否か

 6点入力とは、キーボードの特定のキー六つを点字の6点に見立てて、点字入力を行う入力方式です。6点入力を行うためには専用のソフトウェアが必要ですが、それ以外にもキーボードによって6点入力が可能なものとそうでないものがあります。デスクトップパソコンの場合は、キーボードのみを取り替えることで6点入力可能になりますが、ノートの場合はキーボードの取り替えが困難なので、購入前には注意する必要があります。
 6点入力が可能かどうかを判別するために、以下の操作をお店などで行っておく必要があります。対象となるパソコンのwindowsからメモ帳などを起動し、(fdsjkl)の六つのキーを同時に押す。このとき、画面に六つの文字全てが表示されれば6点入力が可能、抜け落ちる文字があれば不可能ということになります。

(2) スクリーンリーダと相性の悪い音源について

 後述するスクリーンリーダを利用してパソコンを操作する場合、パソコンに搭載されている音源によって音切れが起こったり、音質があまり良くないというようなことがあります。
ほとんどの場合、メーカーのWEBサイトから新しいサウンドドライバを入手することで改善されますが、できるだけ良質の音源を乗せているパソコンを購入することが望ましいです。
2年ほど前に出回っていたヤマハの音源、ESS社製のMaestroなどは、スクリーンリーダと相性が良くないということが知られています。
またサウンドに関連して、windows95/98では、一度に複数の音を出せないサウンドドライバを搭載しているものが多くあり、これはスクリーンリーダを使用しながら音楽や動画を再生する時に不便があります。

(3) その他

 上記の問題をクリアすれば、後は値段・サイズ・キーの押し易さなど、好みや必要性に応じて購入して良いことになります。視覚障害者が初めてパソコンを購入する場合、特にノートパソコンが良いと思われます。これは、どこにでも持ち歩けることで、トラブルの対処やソフトのインストールなど、他人のサポートが受けやすいという理由によります。また、フロッピードライブ、CDドライブ、モデムなどが内蔵されているか外付けかについても、注意する必要があります。最近のパソコンには、フロッピードライブを搭載していないものもよくあります。

2. OSの選択

 現在、視覚障害者にもっともよく利用されているOSはwindowsですが、MS-DOSユーザも比較的多く、一部ではPC/UNIXなども利用されています。windowsの中でも、windows95,windows95/OSR2,windows98,windows98/SE,windowsME,windows2000,windows/NT,windows/XPと、様々なバージョンが存在しますが、現在販売されているパソコンにインストールされているものは、windows/XPまたはwindows2000,windows/MEのれかになります。
 基本的には、windows95以上のOSであれば、音声環境でのかなり使いやすいシステムを構築することが可能ですが、word,excelなどのアプリケーションを使うことを考慮すると、windows98,windows/me,windows2000,windows/XPが動作することが望ましいです。
 口述するスクリーンリーダとのかねあいもありますが、現状ではwindows98(MEも含む)+スクリーンリーダ(後述)という選択肢が、利用できるソフトの幅が広いという意味では、最適であると考えます。windows/XPでは一部使用できないスクリーンリーダはありますが、点字ディスプレイをメインに使用することがなければ、それほど問題はないと思います。

3. スクリーンリーダの選択

 視覚に頼らずにパソコンを操作するためには、画面情報を視覚以外の感覚を使って知る必要があります。具体的には、音声によるもの、点字ディスプレイ(後述)によるもの、またその両者を組み合わせて利用することが考えられます。このように、画面に表示されている情報を整理し、音声または点字ディスプレイに出力するソフトは『スクリーンリーダ』と呼ばれています。
MS-DOSというOSが主流であった頃は、音声合成装置という専用の機器をパソコンに接続し、画面情報を出力していました。現在は多くのスクリーンリーダがパソコンの内蔵スピーカを使って音声出力をしているため、パソコンとスクリーンリーダ以外に特別な機器は必要ありません。スクリーンリーダとしては、現在大きく4種類のソフトが販売されています。

(1) 2000reader(株 SSCT)

値段:34,800円
特徴:画面情報を音声出力できると共に点字ディスプレイによる表示も可能(おまけ程度の対応)。また、現状では国内のユーザ数がもっとも多いスクリーンリーダ。

(2) pc-talker(株 高知システム開発)、vdm-100w(株 アクセステクノロジー)

値段: pc-talker,vdm-100w(いずれもwindows98のみ対応):38,000円
pc-talker2000,vdm-100w2000(いずれもwindows2000のみ対応):48,000円
pc-talker/XP,vdm-100w/XP(いずれもwindows/XPのみ対応):38,000円
特徴:pc-talker,vdm-100wは、コマンドに割り当てられたショートカットキーが異なるだけで、ほとんど同じソフトと考えて良い。『マイワード』など、視覚障害者専用ソフトが充実していること、マウスエミュレーションが可能なこと、6点・8点入力用ソフトが標準で付属することなどが長所として上げられる。また、最新バージョンでは、各種の点字ディスプレイにも対応している。XPを使うには現状では欠かせないソフトであるが、点字ディスプレイへの対応はかなり不十分である。

(3) OutSpoken(株 富士通中部システム)

値段: ソロ(音声のみ):28,800円
アンサンブル(音声+点字ディスプレイ対応):50,000円
特徴:高度な画面読み、マウスエミュレーション機能が用意されており、特に音声とピンディスプレイを併用して使う際には、非常に威力を発揮する。windows98/MEに対応しているが、2001年で販売終了となっている。

(4) JAWS(株 日本IBM)

値段: windows98、Windows/Me版:100,000円
windows98、Windows/Me、windows2000版:150,000円
特徴:世界的にもっとも多く使われているスクリーンリーダの日本語対応版。高度な画面読み機能が用意されている、スクリーンリーダ側からソフトの読み上げを制御できるなどが長所。日本語版は、ピンディスプレイに対応していない。

現状でどのスクリーンリーダを選択するか非常に難しく、意見の分かれるところです。特に初心者には(1)または(2)が適当ではないかと思われます。これはユーザ数の多いことで、サポートが受けやすい、対応ソフトの幅が比較的広いという理由によります。ただし、ピンディスプレイでの操作を中心におきたい場合は、現状ではOutSpoken+windows98の組み合わせがもっとも最良の選択となります。

4. 周辺機器

 最初から全ての周辺機器をそろえる必要はなく、目的・必要に応じて追加していけば良いのですが、購入後のサポートや相談がしにくい環境の場合は、予め必要になりそうなものを購入してしまうという選択肢もあります。周辺機器としては以下のようなものが想定されます。
 

2章 前準備

1. パソコンのカスタマイズ

○予め必要なソフトをインストールしておき、できればよく使用するソフトのショートカットを、スタートメニューに登録しておく。(デスクトップは慣れていないと操作しにくい)
○エクスプローラの表示メニューで、詳細表示にチェックを入れておく。(これにより、ファイル・フォルダのアイコンが縦一列に表示されるため、音声環境では非常に使いやすくなる)
○エクスプローラの、『アクティブデスクトップ』は使用しない設定にする。(win98の『フォルダオプション』で設定)
○エクスプローラで新しいフォルダを開いた際に新しいウィンドーを作らないように設定。(上記『フォルダオプション』で設定)
☆○windows/XPでは、スタートメニューをクラシック表示にする必要がある。(スタートメニューのプロパティで設定)

3章 windowsの起動と終了

 以下、2000reader+windows98で操作することを前提として書いています。(98reader,95readerでも同様)。また、『』内は2000readerの発声する内容を表しています。
必要なキー:電源スイッチ、windowsキー、上下カーソルキー、enterキー
1. パソコンに付いている電源スイッチを押し、スクリーンリーダがしゃべり出すまで待つ。『2000リーダー』
2. windowsキーまたはctrl+escを押す。『スタートメニュー』
3. 上下カーソルでメニュー項目を移動できる。『ごみばこ、マイコンピュータ、ファイル名を指定して実行』
4. 『ウィンドーズの終了』までカーソルを移動させ、[enter]。
5. ここで、終了のタイプを選ぶウィンドーになり、上下カーソルで項目を移動できる。『電源を切れる状態にする』まで移動させ[enter]。
6. しばらくすると電源が自動的に切れる。

4章 マイコンピュータ、またはエクスプローラの使用

 これ以降の操作について熟達するには、個々のアプリケーションの操作だけでなく、windowsが容易しているキーボードショートカットや、スクリーンリーダの機能について知る必要があります。キーボードショートカットとは、操作・コマンドを特定のキーに割り当てたもので、通常マウスで行われる操作の多くは、キーボードを使っても同じように行うことができます。
新たに必要なキー:shiftキー、altキー、ctrlキー、delキー、ファンクションキー(f1〜f15)
1. [windowsキー]でスタートメニューを出す。
2. 下カーソルで『マイコンピュータ』まで移動し、[enter]。
3. 各ドライブがリスト表示されるウィンドーが現れ、上下・左右カーソルで選択ドライブが切り替わる。ツリー表示になっている場合はtabキーでリスト表示に切り替わる。古いPC98ではAドライブ、DOS/VではCドライブを選択し、[enter]。
4. ファイル・フォルダがリスト表示されているのを上下カーソルで確認する。フォルダの場合は名前の後に『ファイルフォルダ』と発声することを確認する。
5. ファイルを選択した状態で[enter]すると、そのファイルに関連づけられたアプリケーションが立ち上がり、ファイルを開く。フォルダを選択した状態で[enter]すると、フォルダ内に移動できる(bsキーで前のフォルダに戻る)。
6. [altキー]を押すと、プルダウンメニューが出てくる。この状態で左右カーソルキーを押していくと、『ファイル』、『編集』、『表示』、『ヘルプ』などと、メニューのトップ階層を移動できる。上下カーソルでそれらのサブメニューが開く。例えば『ファイル』で上下カーソルを押すとサブメニューである『開く』、『新規作成』、『名前の変更』などが出てくる。
7. shift+上下カーソル、ctrl+上下カーソルを使うことで、複数のファイルを選択することができる。
8. ファイルを別のフォルダにコピーするには、コピー元ファイルを選択した状態で[ctrl+c](マウスのドラッグ操作に類似)、コピー先フォルダに移動し[ctrl+v](マウスのドロップ操作に類似)を行う。なお、フロッピードライブへのコピーについては、ファイルメニュー内にある、『送る』を使うと便利。
9. [alt+f4]または、alt→f→cでマイコンピュータのウィンドーが閉じる。

5章 wordpad(ワードパッド)を使った編集

 wordpadはwindowsに付属している簡易ワープロと言えるもので、このソフトでの操作は他のソフトでも応用できることが多くあります。
用紙サイズ・フォントの種類・大きさなど予め設定しておくと使いやすくなります。

○wordpadの起動

1. スタートメニューを出す。[windowsキーまたはctrl+esc]
2. 上下カーソルで『プログラム』まで移動し、[enter]。
3. 上下カーソルで、『アクセサリ』まで移動し、[enter]。
4. 上下カーソルで『ワードパッド』まで移動し、[enter]。
☆スタートメニュー→『ファイル名を指定して実行』を選択し、wordpad[enter]と入力することでも、このソフトが立ち上がります。

○文字の入力

 全角文字(ひらがな、漢字など)を入力するには、ここで日本語変換モードに切り替える必要があります。(MS-IMEの場合:半角キー、ATOKの場合:alt+半角キー、PC9801の場合:ctrl+xferキー)『日本語オン』
1. 半角英文字の入力
2. 全角ひらがなの入力
3. 漢字の入力(変換時に発声される漢字の詳細読みを確認する)
4. 全角カタカナ、半角カタカナ、全角英文字の入力(全角カタカナはctrl+i,半角カタカナはctrl+o,英文字はctrl+pで変換))

○カーソル移動

1. 上下カーソルキーで一行上・1行下に移動。
2. 左右カーソルで1文字左・1文字右へ移動。
3. homeキー・endキーで、行頭・行末へ移動。
4. ctrl+home・ctrl+endで、文書の頭・末尾へ移動。
5. ctrl+alt+@で、現在カレット(カーソル)のある行及び列を読み上げます。

○行の切り取りと貼り付け

1. 切り取りたい行の先頭にカーソルを移動させる。
2. shift+下カーソルを押す。『改行』。これで1行分選択した状態となる。
3. ctrl+x(選択範囲を切り取るコマンド)を押す。
4. 貼り付けたい行の先頭にカーソルを移動させる。
5. ctrl+v(切り取った文字列を貼り付けるコマンド)を押す。

○日付、時刻の挿入

1. altキーを押すと、プルダウンメニューが出る。『メニュー・ファイル』。
2. 右カーソルで『挿入』まで移動する。
3. 下カーソルで『日付と時刻』まで移動させ[enter]。
4. 挿入する日付・時刻の書式を選ぶダイアログが出てくる。上下カーソルで目的の書式を選択し[enter]。

○ファイルに保存、wordpadの終了

1. altキーを押すとプルダウンメニューが出る。『メニュー・ファイル』。
2. 上カーソルで『ワードパッドの終了』まで移動し[enter]。
3. 変更内容をファイルに保存するかどうかの確認ダイアログが出る。tabキーを使って『はい の プッシュボタン』まで移動し[enter]。
4. 保存先フォルダ、ファイル名、保存形式などを選択するダイアログが出てくる。各項目はtabキーで移動できる。(項目を逆に移動させたい場合はshift+tab)
5. tabで『保存する場所のコンポボックス』まで移動し、左右カーソルでデスクトップを選択。
6. さらにtabを2回押すと『ファイル名のエディット』または『ドキュメントのエディット』に移動する。ここでファイル名を入力。
7. 通常はword形式のファイル(.doc)で保存されるが、ファイルの種類をテキスト形式(.txt)などで保存する場合は、tabで『ファイルの種類のコンポボックス』まで移動し、上下カーソルで『テキストドキュメント』を選択する。
8. tabで『保存のプッシュボタン』まで移動し[enter]。これで作製したファイルがデスクトップに保存され、wordpadが終了する。

6章 スクリーンリーダの活用及び注意

1. クリップボード読み

 スクリーンリーダは全てのアプリケーションを音声化できるわけではありません。通常の読み上げができないアプリケーションでも最低限利用するために用意されているのが『クリップボード読み』です。クリップボードとは、異なるソフト間でデータをやりとりするための仲立ちをするもので、windowsの多くのアプリケーションで、文字列をクリップボードにコピーする機能が用意されています。ワープロ文書をメールソフトに貼り付けたり、表計算ソフトの表をデータベースソフトに貼り付けたりということが可能であり、多くのスクリーンリーダはこのクリップボードに文字列がコピーされた時点でこれを読み上げることができます。例えば市販の辞書ソフトなど、検索結果が画面に表示されているにもかかわらず、まったく読み上げできないものがよくあります。このような時、その文字列をクリップボードにコピーすることで、間接的な読み上げが可能となり、不十分ながらも使えるソフトの幅が広がります。また、その文字列をスクリーンリーダと相性の良いソフトに貼り付けて読み上げ、編修などを行うこともできます。

2. 起動しているタスクに関して

 windowsでは画面に複数のウィンドー(タスク)を開いて、それを自由に移動して使うことができます。このような機能は『マルチタスク』と呼ばれます。マルチタスク自体は非常に便利な機能と言えますが、視覚を使わずにwindowsを操作する場合、画面にいくつのタスク(ウィンドー)が開いていて、今自分はどのタスクで作業しているのかがわからなくなることがよくあります。特にパソコンを始めたばかりの頃は、気が付くとまったく同じタスクが10、20と開いていることがあります。スクリーンリーダにはこのような問題を軽減するために、以下のようなコマンドが用意されています。(例は、2000reader)
1. ctrl+alt+b:現在いくつのタスク(ウィンドー)が開いているかの読み上げ『起動タスク数 5』などと発声。
2. ctrl+alt+A:現在操作対象になっているタスクタイトル(ウィンドー名)の読み上げ。
3. ctrl+alt+c:現在開いている全てのタスクタイトルの読み上げ。
4. alt+esc:操作対象のウィンドーを順次切り替える。これはwindowsの用意しているコマンドです。(移動したウィンドー名が読み上げられます)
なお、ソフト終了時にはかならずそのウィンドーを閉じること、起動タスク数はこまめに確認することなどは習慣として身に付けることが必要です。

7章 その他使えると便利なソフト

 視覚障害者のパソコン利用の幅は非常に広く、その例を挙げるときりがありません。
 このように幅広い分野で活用できるパソコンですが、その時々の目的に応じて、専用のソフトを使用する必要があります。現状で視覚障害者に利用可能なソフトが以下のページで多数紹介されています。

9章 日本語入力について

 パソコンによる日本語入力は、通常ローマ字入力、カナ入力などの方法がありますが、視覚障害者に限らずこれらの入力を実用的に行うにはかなりの努力が必要です。上記の入力方法以外に視覚障害者の世界では、15年以上前に発売された『AOK点字ワープロ』の流れで、キーボードの中の特定の六つのキーを点字の6点に割り当てて点字入力を行う、いわゆる6点入力という方式が存在します。一般的にも、キーボードによる入力の敷居の高さから、マウスによる感覚的な入力、手書き入力、音声入力などさまざまなものが登場しました。今後パソコンを始めるにあたってどのような方法での日本語入力が望ましいかは意見の分かれるところです。

1. 6点入力

長所:すでに6点入力を知っていれば、パソコンが身近なものとして使える。また、漢点字を使うことで変換辞書に頼らず確実な漢字入力ができる。漢点字とは、6点・または8点の組み合わせを数文字分使って漢字を直接入力するもので、これを使いこなせる人は現在それほど多くない。
短所:6点だけでパソコンの全ての操作をするのには限界があり、フルキー・アルファベットや特殊キーを覚えることは必須。また、キーボードによって6点入力ができないものもあるため、特にノートパソコンなどでは購入できるものが制限されることがある。

2. フルキー、ローマ字入力

長所:パソコンを購入する際のキーボードの心配がない。どのパソコンでも同じ入力が保証される。日本語・アルファベット・記号を関連して覚えられる。
短所:ローマ字を知らない場合、新たにローマ字を覚え、さらにキー配置を覚えるのは大変。

3. フルキー、カナ入力

長所:熟達した場合の入力速度は非常に速い。
短所:キー配置を覚えるのがもっとも大変。アルファベットキーは別に覚える必要がある。

10章 windowsよく使うショートカットキー一覧

 以下はwindowsでよく使われるキーボードショートカットの一覧です。

1. 全般

2. マイコンピュータ、またはエクスプローラで使用できるキー

3. インターネット エクスプローラで使用できるキー

 

11章 2000reader良く使うショートカットキー一覧

この他にもword,excelなどのソフトを便利に使うためのショートカットが多数用意されています。

12章 終わりに

 パソコンは単なる情報機器というだけでなく間接的に視覚の代替となりうるという重要な側面をもっており、視覚障害者の情報教育には欠かせない機器の一つであると言えます。眼を閉じて、マウスのない状態でパソコンを操作していただければわかるように、マウスを使っての感覚的な操作とキーボードを使っての論理的な操作とは、表面的にはほとんど別のOSの操作と言ってよいほど異なるものです。多くの方に視覚障害者のパソコン環境を知っていただければうれしく思います。

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