ギターを始めて10年くらいになるが、最近長年の疑問が一つ解決した。
吉田拓郎の名曲『りんご』についてである。
いったいどのような弾き方をすればあのような音になるのか?
全ての弦のチューニングを1音下げて、Eマイナーのスリーフィンガーから始めれば近い感じになるが、どうもそれだけでは説明できない音である。
最近たまたま聴いたラジオで坂崎@The Alfeeさんがこの問題について説明をしていた。
この曲は石川鷹彦さんがギター・ベースを弾いていて、音のからくりは非常に単純なものだそうである。
1. 母指・示指・中指に金属製のフィンガーピックを付けている。
2. ギターを重ね取りしている。
3. ベースを重ねている。 以前はぼくもスリーフィンガーなどでフィンガーピックを多用していたが、確かに金属製の音についてはこれで説明できるのかもしれない。
それでも、まだあの曲には音以外のテクニック的な秘密があるような気がする。
やはりテクニック・アイデア共に石川鷹彦さんの実力はすごいものだと改めて感じる。

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