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Making Plans for Andy

bootleg。 "Making Plans for......" というタイトルに「ナイジェルじゃなかろうな」と手に取るとこういうもんでした。
前17曲中 XTC の演奏は15曲。あとの2曲は79年に John Leckie がプロデュースした The Spys というバンドの曲。 どうも XTC の覆面バンドだと思われていたらしく、確かにAndyのヴォーカルに似ている。 演奏の日付をみると5曲はAndy Partridgeが倒れる10日前のアムステルダムでのステージ、オランダのラジオで放送された音源。 当時の最新アルバム"English Settlement" より"No Thugs In Our House" "Senses Working Overtime"が演奏されている。

Making Plans for Nigel

シングル(VS282)裏ジャケにはこのように:

COMPANION GAMES BY XTC
Vera and Charlie's son played Bass and sang.
Eileen and Peter's son played Drums.
Margaret and Roy's son played Guitar and sang.
Vera and John's son played Guitar and sang.
Marie and Geoffrey Lillywhite's son Steve produced it.
Urshla and Charlie Padgham's son Hugh Engineered it.
Helen and Ronnie Chambers's son George operated the tape recorder.

Mermaid Smiled

シングルB面収録曲"Dear God"のラジオでの反響の大きさに慌てた Geffen により差し替えられた(それも最も短い曲だという理由で)かわいそうな曲。 そもそも1日の時間の流れを順にたどる(明け方から深夜まで)トータルアルバムだったはずなのに、この差し替えによって時間軸がずれてしまったのが残念。 ぜひ"Skylarking"はオリジナル収録曲で聴いてほしい。

Moulding, Colin

セカンドアルバム "Go2"に彼による Swindon 都市計画図が紹介されているが、"The Brand New Monty Python Papperbok"をお持ちの方、P.47 をご覧下さい。 ここに抱腹ものの Swindon の善人ガイドが載っています。
親の代からの Swindon 住民であるColin Mouldingは1955年生まれ、ペンヒル中等学校では Andy Partridge の下級生。 Partridgeより明らかにコマーシャル面では優れたソングライターという誇りもあって、以前は彼の曲づくりと影響力に対抗する気もあったが、現在は彼がバンド内で優位に立つことを受け容れている。 「ぼくにはバンドを支配したいという気はないし、ぼくを必要とする空間があれば幸せだ。彼のほうがよほどおおきなプレッシャーにさらされていると思う。(Moulding)」

Mr. Partridge 'Take Away'

アルバムジャケットのプールにいっぱい浮かんでいるのは女優 Jane Mansfield を型どった湯たんぽ。 彼女は「世界一頭のいい白痴美」と称されたその頭脳(IQ170)で次々に彼女自身をアピールするアイデア商品をつくり出した。
「ちゃんと走る車を作るのが XTC だとすれば、車を素材にした彫刻のようなものが "Take Away" 。(Partridge)」

Mulcahy, Russell

オーストラリア出身の映画監督(代表作に『ハイランダー(86)』など)。 "Are You Receiving Me?""Making Plans for Nigel"(公式video「Look Look」収録)のPVを撮影。 1953年生まれ。

Mummer

→ original album