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お名前: ぱと   
備忘録。
『英雄 HERO』と『レッド・ドラゴン』をきのう見ました。
1日に映画を(テレビ放映でも)2本も見たのは久しぶり。
[2004/07/26 07:57:16]

お名前: ぱと   
おんなじ、おんなじ。
演技派といわれ、大河ドラマでは鼻水たらして汚い秀吉を演じましたが、わたしとしては
脇役ながらその後別の大河ドラマで演じた香川照彦の秀吉の、悲しいまでの狡猾さと孤独に痺れました。
(鬼が来た!みなくっちゃ)

ウォーターボーイズは楽しかったです〜
(この映画やドラマをみていないのに、モデルとなった高校のドキュメンタリーは
みているんです)
マリンパークの水槽の掃除をやらされている間にすっかり魚通になってしまっている彼ら、
まじめにやっていたんだなあとわかる一瞬ですよね。
[2004/07/09 08:04:55]

お名前: アンドレ・ヴァン・デン・ホーヘンバンド    URL
竹中直人・・・確かに出過ぎ。しかもどの演技もおんなじ?

「ウォーターボーイズ」、少年漫画の感覚にとても近い映画で好きなんです。
妻夫木君は映画やTVでいろんな役をやってますが、僕がいちばん気に入ってるのが
この「ウォーターボーイズ」の情けない鈴木役です(笑)。
不思議な人工感のある映像もいいカンジ(色?構図?ロケーション?)。
シルヴィ・バルタンは意外にもベンチャーズより合ってましたね。
サントラではCubismo Grafico(映画のスコアを担当した松田岳二のひとりユニット。
ファンなんです)がエレクトロ・ボッサ風にカバーしていて、涼やかでした。
矢口史靖監督の新作は、女子高生ブラスバンド部をモデルにした青春映画
「スウィング・ガールズ」で、劇場で予告見ましたが面白そうでしたよ。
[2004/07/08 23:04:15]

お名前: ぱと   
『スイミング・プール』未見のわたしですが、偶然民放で放送していた
『ウォーターボーイズ』を見てしまいました。顔に見覚えがある、と思った主演は妻夫木。
シルヴィ・バルタンの「あなたのとりこ」に青江三奈の悩ましいため息がすてき。
青江三奈の歌声が徐々に間延びして、ラジカセからの漏電で感電し気絶したイルカに
人工呼吸を施す妻夫木くんがなんともかわいらしい。本来こういう好青年爽やかキャラが
多い俳優だったようですね(情動のある部分が欠落した犯人役、これも似合っていましたが)。

シコふんじゃった、ピンポン、それにこのウォーターボーイズと、部活ものに竹中直人出すぎ。
[2004/07/04 09:27:36]

お名前: ぱと   
「海を見る」もヒロインが真っ赤なリゾートドレスを着て(庭でテントを張らせて、と
頼みに来た彼女を明らかに意識している)いたのが目に鮮やか。

制作費不足でフィルムを変更した、という話を聞いて、大掛かりなセットを組んだり特撮を
しているわけでもないのに!と驚いてしまいました。でも夏の海と冬の海はまったく違う顔を
見せていたので、災い転じて福となす…

中盤から登場する、ヒロインに気のある男性のことですが、初めて好きな女性を
招待するのに若い女の子と一緒に撮った写真など置きっ放しに!無神経な。そんな男だから
夫を超える存在になれないのは当然です。彼女がトーストにバターを塗って相手の皿に
置く動作や昼食にパスタを茹でるところ、彼は当然知らないけれど映画を見ている方には
「あ、一緒」とよくわかるんですよね。もっと重要な場面もありましたが、あれには
まいりました。彼にとっては最大の侮辱かも(ふっふっふ)。

シムノン作品は多数映画化されているそうです。
メグレもので有名ですが、読んだのは推理小説でない作品のほうばかり。
『雪は汚れていた』後半の囚われの身になった主人公の心理の変化が非常に鮮やか。
中原中也のあの詩が心に浮かぶような…ずばり、「生ひ立ちの歌」です。
[2004/05/17 08:06:04]

お名前: アンドレ・ヴァン・デン・ホーヘンバンド   
あの○○ビューの場面、普通の感覚では出てこないと思うんですよねー。スゴイ。
(そういえば「海を見る」で、崩れた墓石に手を入れる場面にはギョッ)

インタビューによると、「まぼろし」の物語の元になったのは、オゾンの幼少時の
体験だそうで、夏に出かけたランド(映画の舞台です)の浜辺で、オランダ人老夫婦の
旦那さんの方が、泳ぎに出たまま行方不明になったそうなんですね。
捜索もかなわず、夏の終わりに荷物をまとめてひとり帰っていく奥さんの姿が、
オゾンの脳裏を離れなかったんだとか。なんて悲しい話・・・。

あと、物語は当初、前半の夏のランドの場面しか書かれていなかったそうです。
前半が9月に撮影され、それを基に残りの物語が半年かけて書き上げられたんだとか。
ぱとさんが色の変化に言い及んでおられましたが、実は35mmで撮影された前半に対し、
6ヶ月後に再開した後半の撮影は、制作費の不足によってスーパー16で撮られてるそうで、
おかげでざらっとした寒々しさがいや増してるんです。
フィルターやメイクでランプリングを美しく見せるということも避けたそうですが、
それがしっかり功を奏したあの深いシワ。説得力です。

シムノンは一度も読んだことないんですが、読後のぱとさんの感想をぜひ聞きたいです。
[2004/05/17 01:39:22]

お名前: ぱと   
あっ、そうそう!オーシャンビューならともかく、○○ビューに眩暈を起こすところですね。
横になったベッドの枕元もしみだらけで、別荘のある生活からこんなところまで突き落とす
かと、オゾン監督を一瞬恨みました…
[2004/05/16 11:05:44]

お名前: ぱと   
アンドレさん、こんにちは。目覚まし鳴らして見ましたよ(笑)
わたしもあれは狂気とは思わなかったです。「足跡が哀しい」のはみているわたしの
感想で、本人は事実は事実として認めた上で、やはり夫の存在を消し去ることはできない
ということなんじゃないかなあ、と。
望んでこうなったのではなく、アンドレさんがおっしゃるように、苦しみながらも彼女は
そういう生き方を選んだんだと。
で、先日買ってきたジョルジュ・シムノンの『妻は二度死ぬ』を次に読もうと思いました。
主人公が妻を事故で亡くすところから始まるんです。『まぼろし』を見て、この小説は
もしかしたら同様のテーマを扱っているかもしれない、と…
[2004/05/16 10:52:43]

お名前: アンドレ・ヴァン・デン・ホーヘンバンド   
「まぼろし」ご覧になったんですねー。朝早くからお疲れさまでした。(笑)
人それぞれに好みがあると思うんですが、僕が今のところいちばん惹き込まれた
オゾン作品がこの「まぼろし」なんです。
つらい現実をとことん否定するマリーのエゴイズムが、ときに鬼気迫りときに詩的に
描かれてて、痛いほど美しい文学を読んでるような印象でした。
でも合間合間に、ゾッとさせるところが挟み込まれるんですよね。講義中にレスキューの
青年を視認するところとか、あとアパルトマンの窓から○○を見るシーンなどなど。
これぞオゾン!というカンジです(笑)。
○○を前にしても夫の死を否定し続けて、見当違いの人影に向かって走り出す結末
(たぶん事実は誰よりも本人が分かってる)では、何か崇高な感動すら感じました。
ああマリーはこういう生き方をつらぬくことを‘選んだ’んだなぁ、と思って。
うちの母が永眠した後の父の姿を見てても、孤独や喪失感と折り合いをつけていくのは
頭で考えるほど簡単なものじゃないんだと知りましたし、この映画が描いてることって
あながち現実離れした狂気じゃないと思うんですよね。
「Septembre」というシャンソンをバックに、マリーが穏やかな表情でスーパーで
買い物する場面とか、ものすごく好きです。

「スイミング・プール」(本日公開)の封筒サイズのチラシ3種、トリコロールカラーを
ベースに作られていてキレイですよね。あのロゴは日本版のオリジナルで、海外版は
ありふれた書体を使った、特に印象に残らないものなんですよ。
今日も「王様のブランチ」にリュディヴィーヌ・サニエとオゾン監督が出ていて、
サニエ嬢は「ハロー・キティを100種類以上買ったの。あと高い扇子と、両親にヤクタ
(浴衣)も!」とはしゃいでました。日本語をいろいろ知っていて(超カワイイーとか)、
オゾンにひとつ仏訳して教えてましたよ。もうね、メチャクチャ可愛かったです!
オゾンもめっさ陽気なお兄ちゃんでした。

「昼顔」は全編を見たことがないのですが(途中まで見たところでは面白かった)、
肖像画にそんな仕掛けがあったんですね。僕は「めまい」のワンカットを連想しました。
[2004/05/16 00:17:25]

お名前: ぱと   
アンドレさん、「まぼろし」見ましたっ!
印象的な台詞がたくさんありますが「あなたには重みがないの」…25年という歳月の重みも
感じますね。男友達に対しても、夫との生活パターンをまったく変えずに接している
シャーロット・ランプリングが、認めたくない厳しい現実を徐々に(受け入れまいと
しながら)受け入れざるを得なくなり、顔つきまで老け込んでしまう。深い赤があんなに
似合っていたのに、いつのまにかくすんだ色の外套が必要な季節に変わっているのも
残酷な演出だと思いました。これだけ時間のたった遺体がどんな姿になっているか、
カメラが映さなくても想像がつきますしね。でも、だからこそ「それは夫じゃない」と
自分自身に信じ込ませたかったのかも… それも時計を見た時に、きっとぷつんと
切れてしまったんですね。
夫の名を呼んで駆け寄る彼女の蛇行した足跡が哀しい。砂浜って足をとられるし。
[2004/05/15 08:43:10]

お名前: ぱと   
こんにちは。今度はオーディオコメンタリーとともに再見。
サニエ嬢は最初オーディションに落ちていたんですね(本人も演技力不足を認めていた)。
画面ではのびのびと演じているように見えるのに、本人は怯えていたと言っているから、
わからないものです。
ストーリーの流れそのままに撮影したというのは、北野武作品と同じですね。
ファニー・アルダンは撮影3週目からの参加だとか。
彼女の衣装が素晴らしかったです。
黒いコートの前を開くとまず赤い裏地(素人女性ではないとわかる)、下のワンピースも赤。
おなかが出てないから身体の線にぴったりした衣装が似合う似合う。
オープニングの花が女たちと衣装のテーマカラーにもなっていて、マダム・シャネルは
大輪のひまわり(そういえばひまわりの花の中心が彼女の顔とシンクロ)。

スイミング・プールのちらしデザインは素敵でした。

「まぼろし」来週放送ですか〜!みなくっちゃ。
オゾンボックスで何作かオゾン作品を見たあと、「8人の女たち」でカトリーヌ・ドヌーヴを
起用、と読んだ時には想像もつかなかったんですが、彼女のゴージャスな感じは「田舎の
資産家夫人(ドヌーヴ自身の弁)」をよーくあらわしてました。そういえば「ダンサー・
イン・ザ・ダーク」での細切れのミュージカルシーンをドヌーヴは評価していなく、
「8人の女たち」の長まわし(歌う彼女にあわせてカメラも移動)はとても気に入ったとか。

ところで、「昼顔」、文庫で出ているケッセルの原作を持っているんですが、
向きは反対とのことでしたが、表紙に使われている写真はまさに「あの肖像画」なんです。
[2004/05/07 09:15:40]

お名前: アンドレ・ヴァン・デン・ホーヘンバンド   
勇み肌で、タブーや倫理が何なの?とでもいうような、こういうキャラに僕は弱いんですよね。
ファニー・アルダン。カッコイイです!

今日ふとWOWOWをつけたら、フランソワ・オゾンのインタビュー(「スイミング・プール」の
プロモーションで、サニエ嬢と一緒に来日していました)をやってました。
それによると「8人の女たち」のときは、女優たちをいかに美しく魅力的に見せるかということに、
相当神経を使ったそうで、撮影終了後、次回作にはもっと私的なものが撮ろうと思ったんだとか。
そうして生まれたのが「スイミング・プール」なんだそうです。
僕がどんな風に創作しているかが分かるよ、みたいなことを言ってました。お楽しみに!

「8人の女たち」は色がとても雄弁ですね。「ヴィドック」を見たときも色数の膨大さに仰天しましたが、
フランス映画って地味に見られがちで、意外と派手好みなんですよね。(余談ですが、こないだ買った
フランス古着のジャージも目の覚めるような赤とブルーの切り替えだった)
書棚に並んでる本の背色の配置とか、ついつい見入ってしまう。よそ見天国な映画。
「まぼろし」は一転、色を洗い落としたようなペールトーンで、そこに青い空や赤いドレスが
鮮やかに飛び込んできます。これも絶品。5/14(金)AM5:10から、WOWOWでやるそうです。
[2004/05/02 02:40:20]

お名前: ぱと   
ユペールは意識して口をぎゅっとむすんで頑なな雰囲気を出してますよね。
内面のかわいさでいったら16歳のカトリーヌより純情。お団子をふたつ結った頭にチェックのパジャマで
「襟を立てて胸元を開ける」…精一杯背伸びをしている様子がけなげ。

文字通りドラマチックに変身するもう一人、ルイーズがテーブルに編み上げブーツの足をどん!
奥様の横で家族同然にお茶を飲む場面もなんだかスッキリしました。
実はもっとも複雑なキャラクターなんですよね。エマニュエル・ベアールが金髪?と最初
違和感を感じていたんですが、あの「いかにもな金髪」にはそういう意味があったのかと。

サニエ嬢は帰ってきたシュゾンに目隠しをするところや母親にひっぱたかれて泣きべそをかくところ、
どこからどう見ても子供。
それでいて「ちょっと太ったんじゃない?」とシュゾンに聞く時にさりげなく視線を動かしますよね…

シャネル役の人が孤独を歌うシーン、衣装とキッチンの色彩がグリーンと黄色にまとめられていて
より歌の内容に集中できました。この人は15年間毎日キッチンと狩猟小屋を往復していたんだな…と。

娘に父親の話をするドヌーヴを見守るファニー・アルダンの表情もいいですね。
口論する女たちを意地悪そうに見ている時と明らかに違う。
他の女たちとよりドヌーヴとからむシーンが一番冴えてました。で、また見返したくなるんですよ。
[2004/04/30 01:38:51]

お名前: アンドレ・ヴァン・デン・ホーヘンバンド   
4回もご覧になったとは・・・お見それしました。
ロミー・シュナイダーがあんな形で登場するとは誰も予想しなかったでしょうけど
ホントに粋で感動的な演出ですよね。あのセンスはすごく美しいと思います。
そうそう、マフィンじゃなくてブリオーシュ(書く前にちゃんと見直さないとこうなる)。
あのシーン(というかユペールのキャラ自体)めちゃくちゃ可愛くないですか?
冒頭の食卓のシーンだけでも、なんだかもう洒落てますよね。

イザベル・ユペールが歌っているのはフランソワーズ・アルディの「告白」でしたけど、
劇中曲はすべて既成曲なんだそうで。さすが歌詞が命のシャンソンというか、
フィルミーヌ・リシャール(メイドさん)が台所で歌うやつとか、詞が感動的でした。
他の曲も「♪幸せな愛はない」とか「♪自由に生きて何になるの」とか、イカすフレーズが続々。
ファニー・アルダンのジャジーなナンバー、カッコよかったです。
映画のペシミスティックな余韻がまたイイんですよねぇ・・・
[2004/04/29 12:56:14]

お名前: ぱと   
そりゃあもう!ロミー・シュナイダーを見落とすものですか!
この映画4回も見直したんですよ〜
最初は筋を追うのに必死、次はことの真相がわかった後で、一人が話している間の
他の女たちの反応を。
それからべアール嬢(シニヨン解いた後)の後ろの肖像画(ひ、昼顔…)など遊びの部分。
4回目は下の子(アメリ好き)と一緒に。
イザベル・ユペールは「主婦マリーがしたこと」と全然違うこどもっぽさが素敵。
ピアノから立ち上がってパントマイムのような変わった手の振り付けから涙がつーっと
流れるところにほろほろ。ブリオーシュにはチョコレートが合うのよっ!という場面、
アンドレさんもお好きですか!
[2004/04/28 20:07:33]

お名前: アンドレ・ヴァン・デン・ホーヘンバンド   
oops! あやうく見落とすところでした(汗)。
「8人の女たち」いかがでしたか?フランソワ・オゾン監督作品の中ではやや異色作では?
ドールハウスみたいなセットと衣装がきれいでしたよね。
僕がいちばんオオッとなったのは、写真で登場する9人目の女の場面。
あっという間のカットでしたがぱとさんお気づきになりましたか?
「私はこの方にお仕えしていた」とかいう台詞とともに、亡き大女優に敬意を表したこの場面に
劇場で思わずじーんときてしまった僕でありました。
サニエ嬢が歌う前の場面で、イザベル・ユペール(メガネの人)が他人のために出された
マフィンをがっと両手でつかんで、てててーっと走り去っていく場面も好きです(笑)。

僕の職場でも見た人の多い映画で、みんなそれぞれに好みのキャラクターがいるんですが
一番人気はエマニュエル・ベアールでした。僕はサニエ嬢がダントツで可愛かったんですが、
女の香りムンムンムンのファニー・アルダンにも圧倒されました。
最近は「ジョゼと虎と魚たち」「死ぬまでにしたい10のこと」「LOTR王の帰還」などを見ました。
明日からGWですね!
[2004/04/28 19:40:45]

お名前: ぱと   
うふうふうふ。
何も予定のない日曜日でしたので、家で映画を2本もみてしまいました。
『荒野の無頼漢』と『8人の女たち』
ミシンガンがハラショー!
ハの字眉のセニエ嬢がキュート!
[2004/04/26 18:43:29]

お名前: ぱと   
身内のお祭りですから。ノミネートされた人には100万円相当のプレゼントがもらえる
んですよね。バカラのグラスやエルメスのブランケットなどなど。
プレゼンターとして登場した時だけ優等生メガネをかけていたリヴ・タイラーはなんだか
肉付きがよくなってましたよね。逆に役作りで10キロ太ったというシャーリーズ・セロンが
しっかり戻っていたのにはびっくり。彼女は南アフリカ共和国からお母さんとふたりで
アメリカに渡って相当苦労したそうなんですが、「今日は泣かないわ」と清々しかったです。
2daysで初めて見たときにはなんてスレンダーな美人だろうと見とれてしまいました。
ビル・マーレーはヘルムート・ラング(映画でもラングが衣装を担当したので用意して
くれたのだとか)のスーツで気合十分でしたが、「アカデミーはコメディに冷たい」と
本音混じりにビリー・クリスタルが予想したとおり受賞は逃してしまいました。
「ロスト・イン・トランスレーション」で藤井隆が映ったところは見逃した!
ショーン・ペンはスタンディング・オベーションでしたね。
いつでも編集できるように5秒遅れで放送してましたが意外と穏やかなコメントでした。

スティングにエルヴィス・コステロにアニー・レノックスが登場すると今が何年だか
一瞬わからなくなりました(笑)
「みんなのうた」マイケル・マッキーンが受賞したらスピーチはさぞおもしろかったろうに!
なんといってもゲストとは「スパイナル・タップ」コンビですから。
LotRの賞総なめにはクリスタルが「ニュージーランドにはもうお礼を言われる人も残っていないでしょう」
と茶化していました。
[2004/03/02 20:48:56]

お名前: アンドレ・ヴァン・デン・ホーヘンバンド   
アカデミー賞気になったこと集

・LOTR軍団やケン・ワタナビがいやに端っこの方に追いやられていたこと
・ジェイミー・リー・カーティスの内助の功(旦那(C・ゲスト)が可哀想やった)
・腕組みをしてえらそうにスピーチを聴いてたプレゼンター、トム・クルーズ
・(毎回思うんですが)ドキュメンタリー賞はブルーカラーの殴り込み!という
 カンジで、さすがにここだけリアリティがあります(笑)
・出てることは知ってましたが、アカデミー賞に藤井隆の顔が登場したこと
 (「ロスト・イン・トランスレーション」)
・スティングはすっかりハリウッド御用達シンガーになっちゃったということ
 (くだらない都会派コメディの主題歌ばっか歌ってます、いまや)
・期待どおりショーン・ペンがイラク戦争に言及したこと

ぱとさんも何かありましたか?やっぱ派手じゃないとダメなんですねー。
もっと優れた外国映画もいっぱいあると思うんですが、ノミネートもされません。
カンヌでパルムドールを取ったインディペンデント映画「エレファント」も無視。
[2004/03/02 12:36:00]

お名前: ぱと   
おはようございます。「アメリ」のポスター(上目遣いでカメラに向かってニッと
笑っている顔のアップ)そのまま真似した女性ファッション誌の表紙もありました。
買い付けた人も宣伝コンセプトを変更しなければならなかったでしょうね〜。

きのうは何度目かわからないくらい見た「まぼろしの市街戦」を子供たち(というほど
もう小さくもない)と見ていました。ここまで見倒せばソフトも本望でしょう(笑)。
日米公開版と仏オリジナルの違い(日米ではエピローグをカットしていた)を説明すると
フランスらしい(とよくわからない納得の仕方ですが)オリジナルのほうがいいとの感想でした。
余談:最初日本語吹替え版を見ていたらやはりオリジナル音声がいいと言い出したので
フランス語音声/日本語字幕に切り替えたんですが、富山敬による吹替えはさすがプロ、
本当に上手で子供が唸ってました。
[2004/02/28 08:21:34]

お名前: アンドレ・ヴァン・デン・ホーヘンバンド   
そういえば以前タモリ倶楽部で、弱小映画会社3社の宣伝部員3人をゲストに招いて、
「私が大コケさせたこの一本」みたいな暴露話をやっていました(ウケました)。
「アメリ」を配給したニューセレクトは、エログロB級映画を中心に買い付けてて、
「アメリ」もジュネ作品だし安かったので、それ系だと思って買ったんだそうです。
ところがけっこうオシャレな映画だったもので、どうしよう!?と真剣に悩んでしまったとか。
もちろん「アメリ」はその年を代表する記録的ヒットになっちゃったんですが。
ミョーに生きる希望の湧いてくるエピソードであります(笑)。
[2004/02/23 22:25:55]

お名前: ぱと   
おはようございます。『ドラッグストア・カウボーイ』未見なんです。
(そのかわり『カウガール・ブルース』というどうしようもないものは見ているんですよぅ
)
わけわからないといったら『マイ・プライベート・アイダホ』もわかって見ている作品じゃ
ないんですけど、何もない平原に一本の道が伸びている風景が、絵としてとても好きです。

『スイミング・プール』ご覧になった感想を読ませていただいていたので、てっきりもう
公開中の作品かと思っていたら、海外盤で先取りしておられたんですよね。
チラシから伝わるこだわりっていいですね〜。パールっぽい光沢は光を反射する水の
イメージかしらん。

ゆうべ家族が借りてきた『アメリ』を見ました。ジュネ作品独特のグリーンがかった映像が
懐かしかったです。梱包クッション用ビニールのぷちぷちをつぶすのが好きな脇役も
ジュネ作品に欠かせないドミニク・ピノン!
[2004/02/22 10:57:37]

お名前: アンドレ・ヴァン・デン・ホーヘンバンド   
ガス・ヴァン・サントというと、一時期「ドラッグストア・カウボーイ」にはまったことが
あるものの、いったい映画で何を言いたいのかよく分からない監督さんでもありました(笑)。
才走ってるだけのようにも見えたり・・・。
「エレファント」の映像を少し見ましたが、なんだか初心に返った?というか
すごく初々しいものを感じますね。高校生たちの存在感も大きいと思いますが。

こないだ友達がGW公開の「スイミング・プール」のチラシをもらってきてくれました。
絵柄は3種類(プール、ランプリング、サニエ)で、パールっぽい光沢のある
ライトグレーのフィルム(9×17cm)にプリントされていて、タイトルと最小限の
スタッフ名以外、何もプリントされてません。裏面も無地。内容説明もナシ。
日本は映画の宣材にすごく凝りますが、こういうこだわりはホント楽しいですね。
[2004/02/21 22:56:16]

お名前: ぱと   
そういえば深夜に『天国の口、終わりの楽園。』が放送されるんですねー

アンドレさん、『エレファント』サイトじっくりみてきました。
この映画絶対見たい!キャスティングはオレゴン州の地元の高校生主体なんですね。
実名で出演し、あらかじめ書かれた台詞もなく、役柄と自分自身が近接した状態で演じるのは
大変だったでしょうけど、この作品がきっかけで演技に興味を持った子が幾人かいるみたい。

ガス・ヴァン・サント作品ではあのジミーちゃん、もといマット・デイモン主演の映画より
もっと贅肉のない『マイ・プライベート・アイダホ』がやっぱり好きです。
[2004/02/20 22:35:14]

お名前: アンドレ・ヴァン・デン・ホーヘンバンド   
ベルナール・ジロドーは出てきた頃は美青年役者でしたよねぇ。
ある意味すごく味のある老け方をしちゃってますな(笑)。
いまとても見たい3月公開の映画が2本あるんですよ〜。ちょっと紹介させてください。

1本はカンヌでパルムドールを受賞したガス・ヴァン・サントの「エレファント」。
コロンバインハイスクールの銃乱射事件の一日を描いた映画だそうで、
彼の映画にはどんどん興味をなくしていたところ、去年雑誌でたまたま
スチール写真を見て、その美しさというか透明感に衝撃を受けました。
http://www.elephant-movie.com/elep_index.htm

もう1本は行定勲監督の「きょうのできごと」
何も起こらない日常こそドラマ、と言える日本映画の視線が最近たまらなく好きです。
行定監督はこのあとすぐ5月に「世界の中心で、愛をさけぶ」が待機中とか。働き者。
http://www.kyodeki.jp/flash.htm
[2004/02/20 20:40:44]

お名前: アンドレ・ヴァン・デン・ホーヘンバンド   
「いま見てはだめ」、翻訳が出てるんじゃないかと調べたんですが
いまは絶版の短編集にしか入ってないんですね。くーっ、残念・・・。
僕の場合原文で読むと、読書と言うより辞書引きになっちゃうので、できるだけ
日本語訳で読みたいんですよね。再発希望。
冬場は外に遊びに行く機会が減るので、読書のペースがめちゃくちゃ上がります。
4日間でよしもとばなな「デッドエンドの思い出」(いい!)、岩井志麻子
「夜啼きの森」(傑作!)を読み終え、それと平行してミイラ本も読書中。
本が足りません・・・。

トーマス・ドルビーはいま何をしてるんだろう?「ゴシック」の音楽もやってましたね。
昔 「あの人はいま」番組で、オーメンのダミアン君を追っかけていたことがありました
(目の付け所がスゴイ!)。ダミアンは悪の道を抜け出し、タッパのある好青年となって
銀行でさっそうと働いておりましたよ。
[2004/01/26 18:17:06]

お名前: ぱと   
出てきましたよぅ。>いま見てはだめ
1971年発表の(当時)最新短篇集"Don't Look Now and Other Stories"のタイトルストーリーだそうです。
編者(岡 照雄氏)もまず映画を見て、改めて原作を読み、Veniceの風物が巧みに利用されて
いるのに感心した…とのことです。
当地を訪れた事のある人ならなおさら読み応えがありそう。
Veniceというと、『鳩の翼』これも『ねじの回転』のヘンリー・ジェイムズでしたっけ、とか
あのビヨルン・アンドレセン君とダーク・ボガードの超有名作が……
[2004/01/21 01:24:13]

お名前: アンドレ・ヴァン・デン・ホーヘンバンド   
85ページというと、中編なんですね。いま「ミイラはなぜ魅力的か」というサイエンス?本を
読んでます。僕の大好きな黒沢清監督が、NHKのトップランナーという番組に出たとき、
楽屋に持ってきていた本なんです。
これを読み終えたら「いま見てはだめ」を読みたいです。舞台も冬のベネチアですもんね。
[2004/01/21 00:25:03]

お名前: ぱと    URL
短篇集でなく、これ1作のみです。↑
[2004/01/20 08:07:41]

お名前: ぱと   
おっと、時間ぎれになりそう。
「Don't Look Now 今みてはだめ」は大学の英文購読の教科書みたいな薄い冊子で、英文なんです。
たしか巻末に訳注がいっぱいついていたみたいな。帰ったらご報告しますね
(薄い本なので多分本棚の一番奥に…)
[2004/01/20 08:05:38]

お名前: アンドレ・ヴァン・デン・ホーヘンバンド    URL
ブリタニーのことなんかじゃなくて「鳥」のURLを入れるつもりだったのでした。
こんな作品が入っております。「鳥」は映画よりはるかに世紀末的でコワかったです。
「いま見てはだめ」は短編集でしょうか?他にも何か作品が入っているんですか?
(書き込みとURLがズレまくってます・・・)
[2004/01/20 01:28:09]

お名前: アンドレ・ヴァン・デン・ホーヘンバンド   
>マイク・マイヤーズが出来に満足していないという話を聞きかじって 

すごく、すっっっっっごく!うなずけます。
過去の笑いとキャラとビッグバジェットに縛られてるカンジでした。
創造性とお金は、やっぱ反比例するものです。日本映画を見習えと言いたい。
ゲストのブリトニー・スピアーズをやっつけたあとで、オースティンが
「おっと!またやっちゃった!」(彼女のヒット曲のタイトル)というところで
ついウケてしまい、またそんな曲のタイトルを知ってる自分が情けなかった(泣)。
[2004/01/20 01:15:44]

お名前: ぱと   
おはようございます。
「林檎の木」というタイトルはゴールズワジー(ジェイムズ・ウィルビー主演で映画化された)のしか
知りませんでした。デュ・モーリア原作の映画はヒッチコック作品見てるんですけど
小説は読んでいないんです。書店で背表紙を見かけるのはもっぱら「レベッカ」のほうで、
「鳥」は文庫になってましたっけ(調べてみようっと)。
「今見てはだめ」、じめじめとしてます。映画はニコラス・ローグ映像趣味満載ですが
原作は「ねじの回転」みたいになにものかが背後から忍び寄るような薄気味の悪さが…

>踊るなフランツ、踊ったら二度とアパートから出られへんぞ!
あはははは!
わたしはジョゼが好きでした。毛皮のコートの前をきちんとなおしてあげたりして。
寒がってましたからね、フランツ。きっと心が寒かったのだと思いますが。
それにひきかえ跨いで通るレオポルドの非情さといったら。

ところで「オースティンパワーズ・ゴールドメンバー」わたしも見ていないんです。
ケインさん出てるというのに…
(マイク・マイヤーズが出来に満足していないという話を聞きかじってしまったからかも)
[2004/01/19 07:50:50]

お名前: アンドレ・ヴァン・デン・ホーヘンバンド    URL
WOWOWで「オースティン・パワーズ/ゴールドメンバー」を見てたら居眠り。
1作目はあんなに好きだったのに。

「Tanzeー」はそう、あの4人で踊るところの曲ですね。あそこが僕にはハラハラで。
踊るなフランツ、踊ったら二度とアパートから出られへんぞ!と思いながら見てました。
でもアンナはノリノリで踊ってるし。ヴェラも。
ダイアローグはオゾンがレタッチしているようですが、原作はファスビンダーの戯曲で
19歳ぐらいのときに書いたとか。
19歳で愛の力関係の酷さを書けるとは・・・どういう人なんでしょう?

ところでぱとさん、デュ・モーリアの「林檎の木」「モンテ・フェリタ」という短編を
ご存知ですか?前者はある老夫婦が主人公の怪談、後者は山深くに建つ未踏の僧院を
舞台にした、3人の男女の異様な恋愛物語で、すっごい面白い構成で作られてます。
両方とも大好きなんですよ。創元推理文庫からでてる「鳥」という短編集で
読めるんですが、面白いので未読でしたらオススメ!
[2004/01/19 01:46:29]

お名前: ぱと   
デュ・モーリアといったら『赤い影(Don't Look Now)』(鳥じゃないところがまた…)を連想してしまいますが
リュディヴィーヌ嬢はオゾン作品の長編の常連になっていたとは。
『焼け石に水』で登場人物4人が横一列に並んで踊る場面に流れるのがTanze Samba Mit Mir?
カメラに向かってああやって踊ってみせるなんて日常では決してありえないことですけど
あの映画ではこれもあり、ですんなり受け入れることができますね(笑)
これからの展開に胸ときめかせながらベッドで待っている人物の微妙なポーズの違いが
それぞれの密かな願望をあらわしていておかしい!とくにレオポルド…
(ファスビンダーの原作なんでしたっけ)
[2004/01/18 14:58:39]

お名前: アンドレ・ヴァン・デン・ホーヘンバンド   
リュディヴィーヌ嬢は今まででいちばん大人っぽかったですよ。
「焼け石に水」のときの彼女は、世間知らずながら強かな娘でしたよね。
「8人の女たち」(2月のWOWOWに登場)はお金持ちの家の、はねっ返りの末娘。
「スイミングー」では禁欲的な初老の女流作家に対して、若さをこれでもかと
見せつける奔放な娘なんですが・・・エー、これ以上は言えません(笑)。
ぱとさんなら見終わった後に、これがミステリーの体裁を持っていながら、
実はあるもの(の本質)を描いた物語なんだと気づかれると思います。
ちょっとデュ・モーリアの短編にありそうな雰囲気です。

あとこの映画のサントラが、なんとオゾン映画の過去のスコアを含めた2枚組なんですよ。
サントラが出ているのは「8人の女たち」だけなので、あとは初CD化です。
「僕とサンバを踊ろう(焼け石に水)」や「バン・バン(サマードレス)」なんていう
キメ曲がばっちり入っていて、僕みたいなファンにはおいしすぎる一品でした。

Disque 1 (オリジナルスコア)
1. Theme 
2. Writing 
3. Fausse Piste 
4. Revelation 
5. Journal Intime 
6. Msfiance 
7. Soupcons 
8. Flashback Meurtre(スイミング・プール) 
9. Ouverture 
10. Apparition De Jean 
11. Sur Le Sable 
12. Generique(まぼろし) 
13. Adagio(クリミナル・ラヴァーズ) 
14. Generique Fin(8人の女たち) 

Disque 2 (挿入歌)
1. Bang Bang/Sheila(サマードレス) 
2. Tanze Samba Mit Mir/Tony Holiday(焼け石に水) 
3. Traeume/Francoise Hardy(焼け石に水)
4. Septembre (Quel Joli Temps)/Barbara(まぼろし)
5. Toi Jamais/Catherine Deneuve(8人の女たち) 
6. Papa T'es Plus Dans Le Coup (remix)/Ludivine Sagnier(8人の女たち)
7. Gorecki/Lamb(クリミナル・ラヴァーズ) 
8. Undenied/Portishead(まぼろし) 
9. Mirrorball (Let's Do It)/Steve Everitt(スイミング・プール)
10. Promised Land/Joe Welbon(スイミング・プール)
[2004/01/18 00:08:29]

お名前: ぱと   
あああ、いいなぁ。もうご覧になりましたか。
『焼け石に水』の後の作品、まだ見ていないんですよ〜
リュディヴィーヌ・サニエのとろんとした瞳とちょっと投げやりっぽい喋り方、
いいですよね。
(なのに話題が恐ろしく堅実なのがあのボディとアンバランスでおかしかった)
「Swimming Pool」ではもっと大人っぽくなってましたか?

「8人の女たち」「まぼろし」も見なくっちゃ(ボックスのスペースがまだ埋まっていません)
[2004/01/16 11:49:03]

お名前: アンドレ・ヴァン・デン・ホーヘンバンド   
ぱとさん、ついに見ました!フランソワ・オゾンの新作「Swimming Pool」!
今回はシャーロット・ランプリングが、英国人の売れっ子ミステリー作家に扮してます。
今作はミステリーなのでストーリーはあまり言えませんが「まぼろし」「8人の女たち」
と立て続けのヒットをとばしても、まだこんな作家性の強い小品を作ってくれるんや!と
僕はごっついうれしくなってしまいました。
あのムードとディテール、繊細な緊張感と先の読めなさも健在で、色や小道具の使い方が
すごく洗練されてて効果的でした。
英国人の食への関心の薄さを皮肉ってるシーンもあるので、英国人は怒るかな?
ランプリングがフランスのマダムじゃなく、ちゃんと英国人に見えるのがスゴイです。
「焼け石に水」のアンナ役リュディヴィーヌ・サニエが共演していて魅力的でした。
今日届いたDVDで見たんですが、日本での劇場公開は初夏だそうです。

1/22の衛生第2(PM6:00〜)ではイアン・マッケランのインタビューをやるんですね。
翌23日はジャンヌ・モローだそうです。それではおやすみなさい。
[2004/01/16 04:06:11]