TITLE:森脇真末味作品 |
琴蕗さん、おひさしぶりです(ご自宅のリフォーム予定とか以前お聞きしたような)。 寮暮らしではあまり大物は持ち込めませんね。 『グリフィン』わたしが未読だった「アルバート・ガンツに騙されて」をようやく読めて やれやれです。他の作品はレディースコミック誌掲載のものもあり、ちょっと作風が それ風なんですが、森脇さんは桜の木になんだか思い入れが強そうで、「おんなのこ物語」でも 梶井基次郎の一節をひいてきたり。 『ユージーン』は『アンダー』にも通じる悪漢物語ですが、(常識的には)ひどい人物なのは 確かですが、実は重いものを背負っているんですね。『死神』のセイジしかり。 作品集『グリフィン』にはだいぶ前の作品も収録されていますが、今回の帯の文句は 「アブノーマルな愛が襲いかかる」………… ところで作品集の表紙絵はオリジナルでしょう。眼福。[2004/04/22 21:54:12]
ご無沙汰しました。お子さんのダブルご入学おめでとうございます。 私も家を出ましてしばらくの寮暮らしとなりました。 もうあれやこれや物いりで買い物で時間がとられるのがいやになってしまいます。 こういうときはアマゾンは便利で、森脇真末味の本は忘れず購入できました。 『グリフィン』でようやく森脇真末味の持ち味が出ている本が出てくれたなあと思います。 森脇真末味の描く正体のわからない青年たちは不気味な存在なのですが、それが魅力的なんだなあ。 森脇真末味の世界では、「ふつうの人」たちが何かの瞬間に持つ魔は、 日常生活の中では一瞬だけ浮かび上がって消えてしまうものなんだろうけど、 青年に会ってしまうと顕在化してしまって、慌てて日常へのよりどころに すがりつこうとするところで、事件が起こるという感じでしょうか。[2004/04/22 21:40:36]
今月久々に新刊発売。[2004/02/01 22:41:44]