TITLE:今読んでいる本(10/9-) 


記事一覧に戻る
お名前: ぱと   
こんばんは。
she36さんに『Catch-22』におつきあいいただいたおかげでとてもおもしろく
読むことができました。Chris Speddingによる同名曲も聴いたというオマケつき!

Hammillist Mさんは『見えない都市』読み終えましたか。
『ソシュール入門』、"Pawn Hearts""Fool's Mate"からの連想ですか?いえいえ
Hammillist Mさんの専攻と深く関わっているのかもしれませんね。
そういえば彼の国スイスの切手にはラテン語で国名が書かれているそうな。

わたしはだいぶ庶民的な『ビートルズをつくった男 ブライアン・エプスタイン』の
中ほどにさしかかりました。同性愛者だったことは有名ですが、ユダヤ人としての
強いこだわりもあったようです。
彼の姓は「エプスティーン(エプスタインと呼ばれるたびに必ず訂正していた)」と発音
するそうなんですけど、ポールの亡くなった前妻リンダの家も(父親が改姓するまで)もとは
エプスタイン姓だったそうですね。
自伝のゴーストライターを探していたときに候補にあがったひとりが、当時スポーツライターを
していた、VdGGとは切っても切れない縁の、トニー・ストラットン・スミス、ですって。
あ、スレッド新しくします〜。
[2003/10/31 03:10:37]

お名前: Hammillist M   
 こんにちは、みなさん。

 私の方は、ようやく「見えない都市」を読み終えたところです。
ということで、今日から「ソシュール入門」に突入しました。
[2003/10/30 21:49:37]

お名前: she36   
久しぶりに『カフカ寓話集』に戻りました。
今朝電車の中で読んだのは、人間に転身して前代未聞の努力によってヨーロッパ人の
平均的教養を身につけた猿が、猿であった前身について学会で報告をするお話。
猿はお腹で考えるのか、ふぅむ。
[2003/10/30 12:49:48]

お名前: ぱと   
実際に製作されたらいろんな意味で興味を惹かれそうな内容の『卒業 第二章』…
ミセス・ロビンソン役のアン・バンクロフトは1931年生まれだから、まだ30代なかばで
大学生の娘をもつ人妻役を演じていたんですね〜。すでに30前だったダスティン・ホフマンと
そう年は違わないんでした。
[2003/10/29 23:04:53]

お名前: she36   
もうひとつ、バック・ヘンリーで忘れていたことが。

この方、ロバート・アルトマンの『ザ・プレイヤー』にも出演しているのですが、
これが映画冒頭のシーンでハリウッドの大物プロデューサー(ティム・ロビンス)に
自分の脚本を売り込む?ライターの役。(ロビンスは彼に 'Hi, Buck!'と声をかけて
いるので'himself'としてのカメオ出演でございますね)
その脚本というのがなんと『The Graduate Part II』。 25年後、略奪された花嫁と
略奪者である夫とMrs.Robinsonは一緒に暮らしていて、夫婦の間には「ジュリア・ロバ
ーツのような」娘がいる。一方、Mrs.Robinsonは脳卒中で倒れ床に伏す生活 .... 云々
[2003/10/29 09:07:18]

お名前: she36   
バック・ヘンリーはSaturday Night Liveのホストを10回務めているそうで。

今、会社の1階ロビーにある電光掲示板では「LotR 王の帰還」の予告編を流して
います。お昼に社内の友人とロビーで待ち合わせる時などぼぅっと眺めて目の保養に...
[2003/10/28 17:39:39]

お名前: ぱと   
あっ、ローワンか!どうも誰かに似ていると思っていました>ダンビー少佐
あの太い眉毛。

バック・ヘンリーですが、この作品の前にもマイク・ニコルズ監督の『卒業』で
チャールズ・ウェッブの(会話だらけの)原作を脚色(カルダー・ウィリンガムと共同)していますが、
主人公のベン君、文字通りの「略奪」の場面でかんぬき代わりにした十字架で
式の参列者を教会に閉じ込めるという大胆な真似は、原作ではしていませんとも(汗)
[2003/10/26 21:37:47]

お名前: she36   
ぱとさん、ご配慮ありがとうございますぅ。(他人のことも考えろよ、自分)

それにしても映画を見ながら何度椅子から滑り落ちそうになったことか。
出撃のアナウンスをするダンビー(ローワン・アトキンソンみたいだ)、従軍牧師が
大佐の部屋で見たもの(あんなところに○○○がついてるなんて)、レディに椅子を!
(レディを親父のガールフレンドと言いそうになる娘婿)、ルチアナ登場でかかるあの曲
などなど、きりがありません。

ところでバック・ヘンリーはボウイの「地球に落ちてきた男」にも出演していたんですね〜
[2003/10/26 15:38:11]

お名前: ぱと   
見ないでおれましょうや(笑)

"Help"という台詞で場面を繋ぎ、時間をジグザグに辿りながらスノードンの秘密の核心に
近づいていく手法、その秘密が明らかになる瞬間は早朝のしんとした部屋で見ていまして、
原作にかかれた(映画では感覚的要素も加わりますが)言葉(p344)をひしひしと感じました。

そうそう、英文なんかへっちゃらな方がたくさんいらっしゃると思われるので、
ちょっと細工しました。she36さんによる引用部分は反転させれば読めます。
しかしこれから読んでみようと思う方は最後までのお楽しみにとっておいたほうがいいかも〜♪
[2003/10/26 09:41:58]

お名前: she36   
おお、一気に行きましたかっ!
映画はちょうど2時間ですが、あっという間に見終わってしまいますね〜
原作でも繰り返されるうちに少しずつ明らかになってくる「スノードンの秘密」を
モチーフにして、ヨッサリアンの意識下にしみこんだ恐怖をリアルに表わし、その他の
諸々事は小説よりもさらにブラックな味付けが(笑)

Nately was blown to bits. McWatt killed himself. Hungry Joe's chopped in two.
Dobbs disappeared. Aadvarrk's a murderer. Doc Daneeka's a zombie. THEY'RE
ALL GONE. 

+++++
手元の原書の著者の序文(94年)にはこんなふうに書かれています。

... But Yossatian is alive when the novel ends. Because of the motion picture,
even close readers of the novel have a final, lasting image of him at sea,
paddling toward freedom in a yellow inflated lifeboat. In the book he doesn't
get that far; but he is not captured and he isn's dead. At the end of the 
successor volume 'Closing Time', he is again still alive, more than forty years
older but definitely still there. 'Everyone has got to go', his physician
friend in that novel reminds him with emphasis. 'Everyone!'
But should I ever write another sequel, he would still be around at the end.
Sooner or later, I must concede, Yossarian, now seventy, will have to pass 
away too. But it won't be by my hand.

不死身の男、ヨッサリアン(笑)
[2003/10/26 09:14:58]

お名前: ぱと   
今気がつきましたが、オアとヨーヨーはロビン・ウィリアムズ主演の「聖なる嘘つき」でも
共演しているんですね。ポーランドのユダヤ人ゲットーが舞台の話だそうです(未見)。
アーキン出演作「アメリカ上陸作戦」USではDVD化されていますが、原題がもう秀逸。
主演は『ミザリー』『スタンド・バイ・ミー』の監督(個人的なツボは『スパイナル・タップ』と
『プリンセス・ブライド・ストーリー』ですが)ロブの父親カール・ライナー。
そしてこの原題と酷似した(笑)タイトルの曲を、あのCaptain Sensibleが歌っております。

キャプテン→ THE RUSSIANS ARE COMING
アメリカ上陸作戦→ THE RUSSIANS ARE COMING, THE RUSSIANS ARE COMING
[2003/10/26 07:51:37]

お名前: ぱと   
she36さん、読み終えましたよう!
ついでにDVDの映画版をみて、今更ながら、寸断され反復されるエピソードの使い方に脱帽した次第。
脚本のコーン中佐、もといバック・ヘンリーはすごいなあ。
総統いえ総帥を護衛するMM(明らかに**を連想させる)のものものしさなど映画ならではの脚色ですよね。
[2003/10/26 07:20:11]

お名前: she36   
おはようございます。
キルビル、今日から公開ですか。来日会見の模様があちこちにアップされていますが、
タラちゃんは憧れの梶芽衣子に会えてご満悦だったとか。

小説のほうも時間構成がなんだかわけわからん状態なのですが(この奇妙さが魅力でも
あり)、映画ではさらにぶつ切りにしてあっちへ飛ばしこっちへくっつけ(笑)
これを見てからというもの、時々頭の中に「星条旗よ永遠なれ」が鳴り響いて困りますぅ。
[2003/10/25 08:42:23]

お名前: ぱと    URL
↑ HMVに画像がありました。
ドブズ役はチャリ坊のお父さんではありませんか。
(紹介いただいたページにキルビルの栗山嬢がうつっていてびっくりしました)

日本盤の特典はオリジナル劇場予告編、ピクチャーギャラリー、ニコルズ&ソダーバーグ
監督による音声解説、一緒でした。
[2003/10/24 22:04:20]

お名前: she36    URL
おおっ、やはり(笑)
密林日本へ行ってみましたが画像はありませんでした。国内版は何かおまけはついて
いますか? 米国版の特典はというと、トレイラーにフォトギャラリー、そしてマイク・
ニコルズ監督とスティーヴン・ソダーバーグのコメンタリー。

URLは偶然見つけた、オアとドブスです。
[2003/10/24 21:52:55]

お名前: ぱと   
あっ、これを書いておかねば。
とうとう映像への誘惑たちがたく(なんせあのマイローの登場シーンにやられた)
DVDを購入してしまいました。日本盤パッケージの写真はUS版とちがい、「軍服は着ない」と
誓ったヨーヨーちゃんの「birthday suit」に皆が息を呑んでいるところ。
[2003/10/24 20:52:11]

お名前: ぱと   
Orr、というとベンジャミン・オール(Cars)とおんなじ綴りでしたっけ。
テヘッ、って原文どおりなんですね〜。

いまヨッサリアンはどこにいるかと申しますと、ローマで高級将校たちに絡んでおります。
[2003/10/24 20:47:25]

お名前: she36   
ところがどっこい ....
オア(Orr)は映画でも愛嬌のある変な奴として描かれてます。笑い方に特徴があるの
ですが、原文では「Tee-hee-hee」、訳は「テヘヘッ」となっていましたっけ。

生きた魚を口にくわえてちんまり座っているのが似合いそうな ...
[2003/10/24 20:37:10]

お名前: ぱと   
オアの(スープを温めゆで卵も作れる)特製ストーブがほしい季節がすぐそこに。
P136〜137、P174のヨッサリアンの心情を思うとやりきれないです。

ウィンターグリーンは元軍曹に。
[2003/10/23 22:44:23]

お名前: ぱと   
小倉一郎!いかにもひ弱そうな骨格、泣き出しそうな顔が目に浮かびます。
「良心的兵役拒否者」再浸礼派(アナバプテスト)でありながら従軍牧師(大尉)であること自体相当
居心地悪いでしょうねぇ。
上巻のはじめに登場してしばらく見かけなかったフルームが再登場、爆笑しました。
[2003/10/22 21:17:26]

お名前: she36   
映画ではマイローにまで詰め寄られておたおたしている牧師 ... その図はふっとアンジェ
リーナ・ジョリーにせまられている小倉一郎を思いおこさせるのでございます。
[2003/10/22 20:18:12]

お名前: ぱと   
こちらを走っている路線バスの車体には地元のFM局などの派手な広告が全面に
描かれていますが(機体にアニメキャラだかキティちゃんだかが描かれていた旅客機も
先日テレビで見かけましたが)、「急いては事を仕損じる」と(!)でかでかと書かれた
あんなものが至近距離に見えたひにゃ(くくくく)

ようやく事件の前後関係がある程度みえてきました。
しかし目下従軍牧師が悩まされるホームシックに涙が出そうです、おかしくて。
聖職者といえど人間。
[2003/10/22 07:17:58]

お名前: she36   
惜しいっ!

In a spirit of civic enterprise, he regularly allotted a certain amount of 
free aerial advertising space to General Peckem for the propagation of such 
messages in the public interest as NEATNESS COUNTS, HASTE MAKES WASTE, AND
THE FAMILY THAT PRAYS TOGETHER STAYS TOGETHER.
[2003/10/21 21:31:47]

お名前: ぱと   
うーん、これはなんだろう。
Haste is waste とでも書かれているんだろうか……

○○の○○を○○した顛末を今読み終わったところです。
タンジールみかんに赤ん坊羊の肋骨肉、熟れてない赤バナナ、新鮮な産みたて卵にMアンドMファンシーケーキ。
ほっぺたが落ちそうな食材に続いた極めつけがチョコレートがけ綿菓子とは、イモのつるや
どんぐりの粉まで食用にしていたわが国とは大違い(だけど決して試食したくはない)。
[2003/10/21 17:11:32]

お名前: ぱと   
ようやく上巻を読み終えました、というか鞄に上巻を放り込んだまま毎日電車のなかで
読んでいたんですが、残りあと2ページくらいだというのに下巻を持ってくるのを忘れてしまい。
とうとうほんものの市長(Mayor)の登場です。
[2003/10/20 21:09:42]

お名前: ぱと   
あっ。メージャー少佐でした(メイヤーだと全然違う)>自己レス
[2003/10/19 11:06:55]

お名前: she36   
おはようございます。
ゆうべは夕食を挟んで「指輪」→「落とし穴」と続けて鑑賞。今回はゴラムの出番が
多いものですからその都度別スレッドの例の方のことを思い出してしまって...
「落とし穴」では下巻p37〜39にかけてのシーンがあまりにも痛快で、わははははは!で
ございました。
時々シニョールがしこたま買い入れてくる物の名前を原文と突き合わせてみるのですが、
「赤バナナ」は「Red Banana」なんですね。熟れていないという意味の「青い赤バナナ」は
「Green Red Banana」。「タンジールみかん」はなんと「Tangerine」でございました。
かつてJames Patrick氏が、恋がひとつ終わったときに作ったというあの「Tangerine」の
イメージからは百万光年離れているといいましょうか(笑)
[2003/10/19 09:34:05]

お名前: ぱと   
ウィンターグリーンの野望は「将軍」になることなのか「元将軍」になることなのか…
彼もマイローも順当に出世を遂げているというのに、メイヤー少佐はその珍獣扱いゆえか
まだ据え置きのままですね。キャスカート大佐は果たして将軍にのぼりつめることが
できるのでしょうか?将校の神様は彼に微笑むか?いひひひひ。
[2003/10/18 22:23:13]

お名前: she36   
さて、時間構成に関する訳者あとがきはすっとばして下巻にまいりましょう。
シニョール・ミロのMアンドM企業は更なる発展を遂げ、総帥は八面六臂の大活躍ぅ〜!
[2003/10/18 10:20:37]

お名前: ぱと   
Yo-Yoちゃんは舌なめずりですか、かわいそうな婿殿も「生殺し」状態ですもんねぇ。

何気なく読みすごしていて仰天しましたのは、闇将軍、または鉄人マイローの食へのこだわり。
極上の食材を手に入れるためなら○○の○○を○○することも厭わぬ献身(違う違う!)。
[2003/10/17 21:54:15]

お名前: she36   
Yo-Yoちゃんたら、舌なめずりするんですよぅ。
私が電車の中でいちばん困ったのはこの場面でしたが、画面で見ても困っちゃう(笑)
[2003/10/17 21:32:40]

お名前: ぱと   
物語は加速をつけ、「ォオオオオオオオオオオッ」の唸り声の応酬に…。
[2003/10/17 19:21:53]

お名前: she36   
章の最後にちゃんと書いてありましたね。
「おまえはいくらイタリア人でも、天国のほかのだれにも劣らず立派な人間なんだからな」
(と、兄のジョンがジュセッペに言う)

'I see everything twice !'ってのも使えそうだなぁ。
[2003/10/16 22:19:06]

お名前: ぱと   
ヴェトナム戦争では、旧敵国(イタリア系など)移民の若者が(アメリカに忠誠を誓わせるため)多数
最前線に送られたとか(『バーディ』のふたりもイタリア系移民でした)。
『Catch-22』は第二次世界大戦の話といえ、製作は1970年か71年ですね。「ハーヴェイ」という
名前に変わっているのはもしかしたら移民の感情を刺激しないよう配慮されたのかも。
……にしても、「ジュゼッペ、ヨッサリアン」この掛け合いを読みながら笑いを堪えるのがもう
大変でございました(笑)
[2003/10/16 21:57:20]

お名前: she36   
いやもう、今日は後ろ髪ひかれる思いで泣く泣く会社へ(笑)
例の「ヨッサリアン、ジュゼッペ」ですが、映画ではジュゼッペがハーヴェイに
なってるんですよ。(よく考えてみるとジュゼッペじゃイタリア人になっちゃうから変?)

それにしてもこの映画、つなぎの妙を味わえます。
[2003/10/15 22:48:56]

お名前: ぱと   
アンジェリーナは父親似でしたか(髪の色などは全然違うのに)。
DVD、本のほうを読みおえたらみたくなりそうで困ります。
今日はあの「よしよし、よしよし」まで進みました。
ジョーゼフ・ヘラーの文体には繰り返しが多いですよね。慣れてくるとshe36さんおっしゃる
ように、このしつこさが癖になります(余談ですがヘラー自身は爆撃手としての出撃回数が
60回だとか)。
[2003/10/14 23:52:47]

お名前: she36   
DVDが到着いたしました。
シーン・セレクションでひとわたり眺めて、まずはキャラクターを確認。
マイローの登場の仕方が、もうこれ以上は考えられないくらい秀逸! 演ずるのは
若き日のジョン・ボイトですが、ううう〜む、娘に良く似ている。
[2003/10/14 22:39:55]

お名前: ぱと   
こんにちは。she36さん、原文をありがとうございました。
アーフィーはとにかく(触感を含め)得体の知れない奴だと思いましたが、さらに何か
しでかすんですか〜〜!
対空砲火から逃げ回っている機内でパイプをくゆらす余裕なんて。

スパム缶にもいくつか種類があるということを、先日店頭で改めて確認いたしました。
あの塩っ辛さ、沖縄の人のように野菜炒めにすると意外といけるかも…。
[2003/10/14 08:06:20]

お名前: she36   
こんばんは〜
密林から届いた故ロバート・パーマーの遺作「Drive」がめっちゃくちゃごきげんで、
こんなものを残して死んじゃったのか〜と残念でなりません。

さて、それでは「Catch-22」原文から。書き写すとき開いた本に文鎮がわりに載せるのは
スパム缶(12ozのでかいほう)であります(笑)

p245
 Then Yossarian had McWatt climb and keep climbing higher and higher until 
 they tore free finally into a calm, diamond-blue sky that was sunny and pure
 everywhere and laced in the distance with long white veils of tenuous fluff.

p258
 Luciana vanished aboard one of the diminutive green vehicles, and Yossarian
 hurried as fast as he could all the way back to the cabaret and the 
 bleary-eyed bleached blonde in the open orange satin blouse.

「bleary」は目がかすんだ、ぼんやりした、とか疲れ果てたという意味なので、胸をはだけて
だらしないというイメージでしょうかね? それにしても「ただれ目」ってねぇ(笑)

ちなみにアーフィーの綴りは「Aarfy」。最初のほうに「Captain Aardvaark」として
出てきますが、北欧系の名前かしらん? Navigatorのくせにパイプくわえてのっそりと
気味の悪いやつですが、最後の最後にしでかすことときたら ....
[2003/10/11 18:14:38]

お名前: ぱと@帰省先   
こんにちは。新幹線のおともは「Catch-22」でございます。

ボローニャ爆撃の顛末にはとんでもないフェイントをかまされました。
p245「ダイアモンド・ブルー(の空)」という表現が、XTCの'Dear God'の
歌詞にも登場するのでにんまり。
それにしてもアーフィー、なぜ機首にいる。

she36さんなら原文をあたることが可能と思い…
p258(邦訳)のセクシーなブロンド嬢、「ただれ目の」と書かれているところがありまして
ここはSight For Sore Eyes もしかしてこうなっていますか?
Aerosmithの結構好きな曲のタイトルなんですが、これって「目の保養」という意味じゃ
なかったかと、都会のど真ん中にあるインターネットカフェで悶々としているのでありました。
(いくらなんでも漂白ブロンドで胸をはだけた美女が「ただれ目」では男もなびくまい)
[2003/10/11 14:47:25]

お名前: ぱと   
こんばんは〜。明日からちょっと留守にします(王が帰還するので>うそ)。

>Yo-Yoちゃんのおいた
乗員を恐怖のどん底に突き落としたボローニャ爆撃(まで)とその顛末にはもう。
不条理といえば…
ブニュエルの映画にあるんですよね、どうしても食事にありつけない一団が料理を
求めてさまよう作品が。ちと思い出してしまいました。
[2003/10/11 00:13:40]

お名前: she36   
もう真紅のリボンのところはお読みになりましたよね。愛すべきYo-Yoちゃんのおいた(笑)

お引越し手伝い、ご苦労様です。ご帰還される方がおさまるべきところにおさまるれば
めでたしめでたしということで。
[2003/10/10 07:04:30]

お名前: ぱと   
似たような姓をSqueezeでみかけたような…
「最後の行を読み返してみろ」メトカーフといい、「糞頭」シャイスコプフといい
陥落した都市にその人ありといわれた正体不明の__・ド・カヴァリー少佐といい
惹き付けられるキャラクターが目白押しですね。
地味ですが、ウィンターグリーン元一等兵が元伍長に昇格していたのもめでたい。
[2003/10/09 21:43:47]

お名前: she36   
それにしても本当にへんてこな名前がたくさん。ポピンジェイとか。
あ、私は「ど阿呆のメトカーフ」というキャラにも惹かれました、ははは。
[2003/10/09 05:47:50]

お名前: ぱと   
相変わらず「Catch-22」です。まだ上巻ですが、スナーク伍長(だったっけ)の「スナーク」からは
ルイス・キャロルの書いた「スナーク狩り」をどうしても連想してしまいます。
このお話(詩ですね)もかなりナンセンスな。
[2003/10/09 01:57:12]