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お名前: ぱと
"Graham Crackers"
カバー裏表紙の折り返し部分に12歳当時の写真と近影が載っていて、
近影といってもあの蓋つき金ぴかの遺灰の器でございますね〜。
著者のJim Yoakum氏の経歴に名前が挙がっている、一緒に仕事をした才能ある人々が
グレアム、ガス・ダッジョン、ジョージ・ハリソン…故人が多くなってしまいました。
[2003/09/13 13:59:43]
お名前:
she36 URL
いえ、ビデオはバラ買いしたもので、第四シリーズには抜けもあるもので。
ところで「Liar's Autobiography」、密林で検索してみたらリイシューされているん
ですね。私が持っているのは同じMethuen Booksのものですが、表紙がショッキング
ピンクの背景にした軍人さんのグレアムなんですよぅ。
お馴染みキース・ムーンも登場するし、(相手が男女を問わず)放蕩三昧の若かりし頃の
生活が描かれたちょっとすごい本だったと記憶しています。
私があれこれとパイソン物を買い集めた当時は絶版のものも多く、「Graham Crackers」や
「Completely Incomplete Graham Chapman」(アダムズと共作の 'Our Show for Ringo
Starr'という劇の脚本が収められている)はセコハンでございました。
さて、今日は密林から「Catch-22」(原書)が届く予定でございます。
[2003/09/13 10:01:17]
お名前: ぱと
VHSというと、掛け時計がもらえたのでは。
DVDボックスの再発は、当時DVDプレーヤーがなく諦めていた人にとっては嬉しいニュースでは
ありませんか。
前回同様ナンバリングされているんでしょうか。
パイソンの本といえば"Liar's Autobiography"だった?こちらはまだ翻訳されていないんでしたっけ。
[2003/09/12 07:45:36]
お名前:
she36
そういえばFlying Circusのコレクターズ・ボックスが再発になるんですよね。
手持ちはVHSなので(ベスト・オブだけDVDを持っている)この機会に ... とかなんとか
いってすでに密林のカートに入っていたりします。
[2003/09/11 21:23:24]
お名前: ぱと
ということは、クリーズ=鍋奉行。
ちょっとお値段がはるのでまだ購入に至っていませんが、どうせそのうち手を出して
しまうに違いない……
「ホーリーグレイル」裏話など、読む前から手に汗握っております。
[2003/09/10 00:00:19]
お名前:
she36 URL
おお、そうでした、日本語版が出たんでしたね!
原書のほうは私が持っているのは↑の地味な表紙のほうなんですが、このゴムバンドが
なんともいえない味わいで(笑)裏にはエリックが殴り書きした紙がゴムに挟んである
んです。
Gilliam is one of the most manipulative bastards in that group of uttery
manipulative bastards. Michael is a selfish bastard, Cleese a control
freak, Jonesy is shagged out and now forgets everything, and Graham as you
know is still dead. I am the only real nice one ! ERIC IDLE
[2003/09/09 20:11:45]
お名前: ぱと
巨漢ピーター・グラント氏も鬼籍に入ってしまわれましたか。
永遠の詩で元気な姿をみせてくれたボンゾ、グラント氏、それから植物氏の坊やも
もうこの世にはいないんですね。
バイオではありませんが、「モンティパイソン・スピークス!」先週ちょっと立ち読み
してきました。故ダグラス・アダムズによるパイソンズの回想も載ってましたよ。
[2003/09/08 22:05:19]
お名前:
she36
訂正でございます。(滝の汗)
(誤)69年6月29日 → (正)68年6月29日
(誤)96年11月26日 → (正)95年11月26日
[2003/09/08 21:54:28]
お名前:
she36
いえいえ、計ってみたらちょうど 15X23 センチ、それも2段組みなんですよぅ。
『Led Zeppelin - The Press Reports』といいまして、69年6月29日付Melody Makerの
'Yardbirds Split ?' から80年12月13日付NMEの解散声明まで、雑誌・新聞記事をコン
パイルしたものなんです。ちなみにエピローグは、96年11月26日NY Timesのピーター・グラ
ントの死亡記事。
暇つぶしにはもってこいの本でして ...
[2003/09/08 20:23:39]
お名前: ぱと
10文字も字下げしているくらいだから相当大きな本では(汗)
飛行船のバイオはshe36さんなら当然としても、イーストウッドのバイオとは幅広い。
ペンギンブックスをはじめ、うちの洋書は大きさにかかわらず3文字下げ。
(ちなみに英文では「引用」は5字下げとか)
[2003/09/08 07:46:16]
お名前:
she36
おおおお、今まで深く考えたことはありませんでしたが、早速チェックしてみたところ
いわゆるペーパーバック(大魔王、トニイ・ヒラーマン、スチュアート・カミンスキーなど)は
すべて3文字でしたが、それより若干大きいサイズ(15x23センチくらい)の本の中に5文字と
10文字というのがございましたよ。5文字はクリント・イーストウッドのバイオ、10文字は
飛行船の本でございますが(汗)
[2003/09/07 22:33:23]
お名前: ぱと
Sellerは個人ではなくabebooksという古書店でして、こんなにきれいで「可」なら
言う事ございません。しかもビニールカバーがかけられ、表紙が傷まないように配慮して
ありました。
http://www.abebooks.com/
http://www.abebooks.co.uk/
ジャンルがSFということもあってか、表紙イラストは肌も露わな女性アンドロイドが開脚
してしなを作っているもので、人前で読む際はせっかくのビニールカバーを紙カバーに
かけかえなくては(汗)
ひとつ不思議なのは、わが家にあるそう多くもないペーパーバックのほとんどが段落の
書き出しは3字あけで始まるのですが、この本は7字もあけているんですよ。
読んでいるうちに見慣れてくるのかもしれませんが、そういう本他にもありますか?
[2003/09/07 20:39:20]
お名前:
she36
ぱとさん、「可」が文字通り「可」であって、よろしゅうございましたね。
経年変化というのはその本の歴史として、また愛着を感じられるもののひとつかも。
(好きな作品であればなおさらのこと)
ところで10月はBS-2で『スモーク』が放映されます。
[2003/09/07 19:49:43]
お名前:
she36
やれやれ、東京はちょうど帰宅時に気が狂ったような雷雨に見舞われました。
電車に乗っていても怖かったです。自宅付近はがらごろと音がうるさかっただけで雨はなし。
私も望さんが話題に出して下さったおかげで積読の中から手をつけることができ、おまけに
今年一番、いやここ数年で一番の収穫となったかも。ツボにハマりすぎました、わははは。
[2003/09/03 21:27:41]
お名前: ぱと
恐怖の大魔王、じつは草野球が大好き。
さてあっちこっちの短編を渡り歩いているうちに複数の本が読みかけという事態に。
そうこうしてる間に「キャッチ=22」もなぜか手元に置かれていたりするのでございます。
もとは望さんがこれから読む予定としてあげていた本だったわけですが、もうとっくに
次の本に移っていたりして。
こちらで絶大なシェアを誇る某新聞は今日の朝刊から「蜘蛛の糸」連載開始。
「トロッコ」「杜子春」「鼻」「羅生門」と芥川シリーズが続く予定。
「杜子春」読んで少しはわたしに対する態度が変わらんかなぁと目論んでいるのですが
甘いですかそりゃ。
[2003/09/02 22:36:04]
お名前:
she36
大きな課題←読者側の、という意味でございます。
[2003/09/02 21:41:26]
お名前:
she36
悲惨な状況を語るには自虐的かつ黒々としたユーモアをもってするのがいちばん、と。
さて、今日はキング大魔王の『骨の袋』上下(新潮文庫)を買ってまいりました。
いくら好きでも文庫にならなきゃ買わないしみったれファンなのですが、同じくしみったれの
同僚とは「最近はどうも途中で失速するものが多い、その辺をどう凌ぐかが大きな課題だわね」
という点で意見の一致を見ております。
[2003/09/02 21:40:15]
お名前: ぱと
そうですそうです>カイワレ大根
光合成で増えたら食べればいい、まるで自分が地球そのもの、閉じた生態系…と
一瞬でも考えてしまう主人公がまた。
[2003/09/02 07:25:09]
お名前:
she36
脛からカイワレ大根 ... でしたよね?
[2003/09/02 06:21:43]
お名前: ぱと
ミスター・Kは顔色悪いですね……
ところで何が独逸だ(あああああ)
さて、安部公房のデンドロカカリヤは短編集なので、読みかけのまま浮気しているのですが、
長編『カンガルー・ノート』ではあの'Echoes'の演奏のうちに物語は幕を閉じるのでございます……
[2003/09/01 19:36:25]
お名前:
she36 URL
DVDのパッケージがバナナを背景にしたミスター・Kなのでございます(↑)
94年だか95年だかに、アカデミーとBAFTAの短編賞を受賞した格調高き作品 ....
ふと思い出した岩波の「オウィディウス 変身物語」上下が行方不明。押入れのカートンを
ひっくり返すより買いに行ったほうが早かったりして。
[2003/09/01 09:47:27]
お名前: ぱと
わはははは>Richard E Grant「主演」
巨大なバナナやカンガルーではあまり独逸文学の香りがしませんね
(何ならいいというのだ、やはり毒虫か)
変身ものというと安部公房の「デンドロカカリヤ」が…
主人公のコモン君が変身したのは「菊のような葉をつけた、あまり見栄えのしない樹」
ああとてもお気の毒。
[2003/09/01 00:15:06]
お名前:
she36
別スレッドの話題につられて、Richard E Grant主演「Franz Kafka's It's A Wonderful
World」という短編映画(DVD)を見直しました。
'As Gregor Samsa awoke one morning, he found himself transformed into a
gigantic ...' の「...」がどうしてもひねり出せずに苦悶するカフカの物語なのですが、
もーお腹の皮がよじれそうで。
'SHORT'というシリーズ物DVDのひとつで、映画だけでなく音楽(この巻にはTahiti 80と
Mojave 3)やアニメも収録。なかなか楽しめます。ちょっと脱線(汗)
[2003/08/31 23:11:17]
お名前: ぱと
うっ、キャンセルとはつらいですね。
わたしの「可」、ペーパーバックだから紙質によっては茶色にヤけて凄いことになっている
かも……
そうそう、こないだ買った本でリストから抜けていたもの。
マイケル・リチャードソン編『ダブル・ダブル』
分身小説、というはっきりしたコンセプトのもとに集められたアンソロジーでございます。
アンデルセン、グレアム・グリーン、それにアルベルト・モラヴィア(へっへっへ)…
(ウィリアム・ウィルソンやドリアン・グレイの肖像などは当たり前すぎて外されているのかも)
そして訳者は柴田元幸・菅原克也。
[2003/08/27 18:57:04]
お名前:
she36
ぱとさん、えらい!(って問題じゃないか)
私の二年越しの待ち人はあの後すぐキャンセル通知が来たんですよ〜(怒髪てんこ盛り)
リファンドも早いから安心は安心なんですが、またウェイティング・リストの数番目に
なってしまった ...(密林UKではほんの1ヶ月程前にCDでこういうことがありました)
[2003/08/27 06:50:19]
お名前: ぱと
わたしが人身御供になりましょうぞ(←その「可」を注文してしまった)
参考書や辞書の古本ならかなりリスキーですが、小説だからマーカーで色分けなどないと信じたい。
見逃したのですが、先日「2010年」が放送されたそうですね。
原作はペーパーバックで持っていて(邦訳は知らない)内容をすっかり忘れていたので
夜中に読み返しておりました。
映画ではHALが「私は夢を見ますか?」と尋ねる場面で胸に迫るものがありましたが、
原作には見当たらない(と思う)、もしかしたら映画だけなのか〜
それとも記憶違いでそんな台詞なかったかしらん。
[2003/08/26 18:47:33]
お名前:
she36
密林日本ユーズド・ストアのガイドラインからすると、
「可: 文章が問題なく読める状態のもの。ページやカバーはそのままの状態で
(カバーがない場合も可)、ページにはペンやマーカーでかなりの書き込みなどが
あっても、その書き込みによってテキストが読めないほどではないもの」
ううーむ。
[2003/08/26 17:09:31]
お名前: ぱと
割合ちゃんと買った本を覚えていたつもりだったのに、自宅に送った荷物を開けてみると
書き漏もらしたものもある…
密林のマーケットプレイスでは、かなり強気の値段をつけている本をたまにみかけます。
ある作品中どうしても原文を知りたい(訳に不満があるわけではない)箇所があり、
ペーパーバックなら安かろうと米国密林で検索したところ、すでに向こうでも絶版の様子。
マーケットプレイスに出品されている古本も軒並み$35、$39と「冗談じゃない」値段でしたが
英国密林では400円ちょっと(それも何冊も)で出品されている(微妙に綴りが変更されているかも)
のでした。
アメリカで人気があってもイギリスではさほどでもない作家、そしてその逆もきっとあるんでしょうね。
読めさえすればいいとは言いつつも、本の状態が'acceptable'……さぁて、どんなもんかな。
ああ'like new'ならためらわずに注文するのに〜
[2003/08/24 17:52:02]
お名前:
ぱと@関西
帰省の乗り換え駅のそばにあり、戻るたびに訪れる古書店がありまして、
きのうも寄ったんですよ。ええ、夜の8時。閉店時刻でございました。
今日は網戸を風呂場で洗い、カーテンも洗い、布団もシーツも干し、満を持して
件の古書店を再訪したら、床に直接積まれた本の山の下から2番目に、探し続けていた
バラードの『ヴァーミリオンサンズ』を発見。
このシリーズは二つしか読んだことがないので全部読みたかったんですよ〜。
値段がついてなく「時価か(寿司ネタか)」とドキドキしましたが、500円でした。
朝からせっせと働いたご褒美かも。
[2003/08/20 14:33:05]
お名前: ぱと
また読みたくなるかもしれないと思うから、うっかり本は処分できないんですよ〜。
(しかし実家に置いてきた、絶版になって久しい昔の文庫などいつの間にか消えているのは
なんでだろう)
姿を消した本でまた読みたいのが、ジョルジュ・シムノン(メグレ警部ものですね)の
『離愁』映画化もされまして、先日彼氏に殴られたのがもとで急死したマリー・トランティニャンの
父親(ジャン・ルイ)とロミー・シュナイダーがよろしうございました。
さて、今日は仕事の帰りに直行で帰省です。一人暮らしもどきをしてまいります。
[2003/08/19 03:19:24]
お名前:
she36
『Catch=22』読了。いったい何ヶ月かかったことやら(汗)
主人公は別として、この小説の中で情けなくも愛すべき(そしてあまりにあっけなく死んで
しまう)キャラを映画で演じているのがアート・ガーファンクルであり、この映画出演が
サイモン&ガーファンクル解散の一因となったとか。
次は読みかけの『ムーンパレス』をいってみようか、、、『孤独の発明』を再読したい
気もするしなぁ、だはははは。
[2003/08/17 21:48:32]
お名前: ぱと
といったものの、『スター・ピット』読み返してしまいました。
癖のある作家さんですが、登場人物がみな人間くさくて好きです。
[2003/08/16 23:13:53]
お名前: ぱと
こんばんは。オースターはもはや私のほうが後追いですね。
別スレッドでshe36さんが教えてくださったように、「ムーン・パレス」は中華料理屋さん
だったという裏話(これぞトリビアだ)もおもしろいです。
さて「偶然の音楽」LDの解説より引用:
The Music of Chance is imbued with a low-key 'Twilight Zone' sense of impending doom.
Which is only appropriate in a film world where fate is pre-determined and luck is
just a four letter word.
『消えた少年たち』文庫で分冊ですか、手軽に読めるようになりましたね。
こちらはディレイニー『スター・ピット』をのろのろ読み終わり、短編は一休みして
『アインシュタイン交点』に移りました。ダブルミーニングがたくさん。
[2003/08/12 22:49:55]
お名前: Hammillist M
こんばんは、みなさん。
今日、職場近くの本屋さんでPオースターの「ムーン・パレス」を購入した際に
ちらりと覗いてみたらハヤカワから「消えた少年たち」の文庫が上下2分冊で出て
いました。さて、買いなおしてみるかどうか…。解説が少し追加されているようで
したがちゃんと見てません。
[2003/08/12 22:18:24]
お名前: ぱと
重松清『見張り塔から ずっと』中篇3作収録の作品集です。後味悪いったら。
『ラストオーダー』も読了。
今は積ん読の1冊サミュエル・R・ディレーニ『時は準宝石の螺旋のように』をぼちぼち。
[2003/08/06 23:27:16]
お名前: ぱと
『偶然の音楽』早いですね〜。
映画はちょっと続きがありまして、あの後よれよれで歩いているところを通りがかった車が
乗せてくれるんですけど、それがオースター本人というおまけつき。
邦訳も読みたいなぁ。名前の洒落は解説には書かれていますか?
「大当たり(jackpot)」なんですよね〜。
さて。わたしはリチャードソンの自伝(娘たちによるとかなり自分に都合よく書かれている
とか…)も読了。オックスフォードのワダムカレッジでOUDS(ドラマティック・ソサエティ)
部長、同じカレッジのちょっと後輩にはダグラス・アダムスを世に出したサイモン・ブレットが
いるので、世間はせまい。
『ラストオーダー』いやおもしろい。映画もおもしろいけど。
[2003/08/02 10:45:56]
お名前: Hammillist M
こんにちは、ぱとさん&みなさん。
私の初オースター「偶然の音楽」を読了いたしました。いやはやなんとも独特の
手触りですね。気に入りました。次はどれを読もうかなと考え中です。まだ、あと
がきをきちんと読んでいないので、柴田さん(訳者)の文章が楽しみです。
といいながら、これと同時に購入した「ファースト・レンズマン」(EEスミス)
を読み始めているので、しばらくお預けかも。こちらは小6のときに読んだものの
改訳版なので25年ぶりの再読です。
[2003/08/01 10:29:46]
お名前: Hammillist M
こんにちは、ぱとさん。
結局オースター、最初の一冊は「偶然の音楽」にしました。まぁタイトルに
惹かれたということですね。まだ半分も進んでいませんが、文体は相性が良い
ようで読みやすいと感じています。
[2003/07/29 23:47:41]
お名前: ぱと
さて朝書いたトニー・リチャードソンの自伝。
トニーというのは愛称だからてっきりアンソニーが本名だと思っていたら、なんと
(生粋のイギリス人であるにもかかわらず)アントニオなんだそうだ。本人、第二次大戦中
この本名がいやでいやでたまらなかったって…
[2003/07/28 00:08:22]
お名前: ぱと
こんばんは。
わたしはまだ置いたままなんですけど、『孤独の発明』が小説第一作目ということですから
せっかくならコレから読むという手もありかも。
わたし自身は最初に映画の『偶然の音楽』をみて初めてポール・オースターという作家を
知ったんですが、そのままずるずると他の作品を読んだり映画をみたりしているので、
相性がよかったんですよね、きっと。(『スモーク』はシナリオなんですよ。)
ちょっと人(読者)を食った、というか煙に巻くような作風ですから、『偶然の音楽』『幽霊たち』を
読んでもし腹が立ったら、相性がよくないと。
もし都会のちょっとしんみりした人情話が好きなら『スモーク』がおすすめかも。
[2003/07/27 23:36:01]
お名前: Hammillist M
こんばんは、ぱとさん。
さて、オースター、最初にとっかかりとする作品はやはり「偶然の音楽」
ですか? それとも「smoke」? 本屋で両方見つけたらどっちがいいで
しょうかねぇ。
[2003/07/27 23:13:03]
お名前: ぱと
Hammillist Mさん、こんにちは。やっぱり「翻訳夜話」はおもしろそうですね。
まだ村上春樹に縁がないせいでなかなか手が出ないんですよぅ。
そうそう、訂正しなくては。『偶然の音楽(The Music of Chance)』は翻訳を待ちきれず
ペーパーバックを買っちゃったんでした。新潮文庫からもう出ていますね。
背表紙の書評にはこう:
The Music of Chance sustains the brilliance of his previous writing,
providing another rare experience of contemporary fiction
at its most thrilling. ---New Statesman and Society
[2003/07/27 17:55:40]
お名前: Hammillist M
こんにちは、ぱとさん。
ポール・オースターの作品は実はまともに読んだことがないんですが、
その翻訳で有名な柴田元幸さんについては、村上春樹との「翻訳夜話」と
いう本を持っています。柴田氏が東京大学の助教授だと知ったのもそのと
き。授業は面白かったそうです。この本も面白い。
件の本では後半に二人がお互いのテリトリであるレイモンド・カーヴァー
とポール・オースターの短編をそれぞれ訳したものが並べてあって、同じ
作品を二人がどう訳しているのか、違いを比べることが出来ます。文春新書
から出ています。
[2003/07/27 16:38:58]
お名前: ぱと
「積ん読」よりトニー・リチャードソン自伝『長距離ランナーの遺言』
前に途中まで読みかけたまま中断していたのでした。そういう本がごろごろ。
[2003/07/27 09:33:49]