TITLE:VDGG/PH(5/28-)  


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お名前: ぱと   
今度はリリースから間をおかずにSofaで取り扱えるようになり、ひと安心といったところ。
Fie!のTシャツはHammillist MさんはLとMをお持ちだったのでは。
弟が土産に買ってきたTシャツはLとかLLとか3Lというサイズでなく「関取用」と表示した方が
いいほど大きかったです(ハワイ土産でした…)。

公式映像がとにかく少ないVdGG、最近聴き始めたわたしにはありがたいものですが、
既に知っている人が大半かもしれないんですよね(いや、ひがんでいるわけじゃ)。
顔や手のアップが多く、ステージ全体像をあまり映していないのが、バンドのアンサンブルを
みたかった自分には物足りなく感じました。カメラクルーと編集者の意向なんでしょうけど、
残念です。ステージ後方から撮った映像では、うろつくPHやメンバーの位置関係がちょっと
見えるんですけど(まさかPHが'Sleepwalkers'まで座ったままとは思わなかった)
DVDならではのマルチアングルが使えると、なお嬉しかったかも。贅沢ですか。
現在のPHのフレンドリーなステージと、VdGGの曲間もあけずに一気に演奏するスタイルの
違いは「見てよかった」ことのひとつ。
あ、'Scorched Earth'のイントロはやはり引き込まれますね…
スレッドを新しくしておきましょう(もう書き込み数46だって)。
[2003/08/05 06:39:43]

お名前: Hammillist M    URL
 こんばんは、ぱとさん&みなさん。

 というわけで、「ゴッドブラフDVD」の販売がソファ・サウンドで始まりました。
早速注文してきましたが、クラシック・ロック・プロダクションも発売開始後ではあり
ますが、アーティストとの契約をきちんと交わしたということで、とりあえず、見直し
ておきましょうか。

 そういえば、いつの間にかTシャツの販売がなくなっていますね。残念。
[2003/08/04 22:05:52]

お名前: Hammillist M   
 こんばんは、ぱとさん。

 早いですね。もう届いたんですか。リージョン・コードはやはり、アマゾンの
表記「1」がミスだったわけですね>オール・リージョン。MSNの通販ページ
では7月15日発売になっていました。私はもうしばらくお待ちです。まぁ中身
はすでに何度も見ている映像なのでゆっくり待ちましょ。
[2003/07/31 23:00:18]

お名前: ぱと   
こんばんは。件の『ゴッドブラフDVD』届きました。
しょっぱなからDJのアップです。
she36さんの予言どおり、フリーリージョンですから視聴環境を選びません。
[2003/07/31 19:27:31]

お名前: ぱと   
こんにちは。
「燈台守」受注分を確保する前にメーカー側に廃盤にされ、その分も「ゴッドブラフ」DVDに
そっくり収録されたにせよ、(確かメンバーはプロモ?謹呈盤待ちだったと思いますが、それも
届かなかったのかも)リリースに同意する前に勝手に発売されたようなものを、(オフィシャルで)
販売するのは正しくない。
……このメーカーはアーティストの権利に対する姿勢が非常にいいかげんではないか、
というのがPHの言いぶんですね。
BBCが放送した映像をソフト化するには、メンバー全員の同意を得なくてはならない、という話を
また思い出してしまった。
[2003/07/30 23:53:13]

お名前: Hammillist M   
 みなさん、こんにちは。

 ソファ・サウンドが更新されましたが、困ったことに、クラシック・
ロック・プロダクションは「ゴッドブラフDVD」に関して、バンドの
メンバーの承諾を取っていない(契約上の合意に至っていない)のだそ
うです。ピーターは、クラシック・ロックにはこのDVDを販売する権
利は合意が形成されるまでは無い!とかなり怒っています。さて、すで
に予約してしまったファンとしては気持ち的に良いものではないですね。
[2003/07/30 21:57:12]

お名前: Hammillist M   
 こんにちは、みなさん。

 HMVの「ゴッドブラフDVD」発売予定日が7月28日から
8月26日に変更になりました。とりあえず、ご報告まで。
[2003/07/29 23:26:29]

お名前: ぱと   
えっ、ということは、『燈台守』は買わなくてもよかったのかも〜
ドイツやイギリスのテレビに出演したときの映像も出して欲しいもんです。
個人的には'Painted By Numbers'をみたいかと聞かれると苦しいけど。

『ゴッドブラフDVD』7/20に発送通知をもらっているので、今月中にみられるかもしれません。
いや楽しみ。
[2003/07/27 23:42:10]

お名前: Hammillist M   
 海外では、早くも「ゴッドブラフDVD」到着のレポートが出始めました。
予告どおり、「ゴッドブラフ」ライブに加えて、最初に出た「燈台守」も
やっぱり収録されている模様。クラシック・ロック・プロダクションも最初か
らそういう風にして発売してくれればいいものを、という声も…。

 これで、ビートクラブや、ロックパラスト、タイム・ピーシズなどの映像が
オフィシャルで発売されれば、言うことなし、なんですけどねぇ。
[2003/07/27 23:09:15]

お名前: ぱと   
Hammillist Mさん、こんばんは。
リマスター後のクレジットが変更されているんですね。
これで「K」三部作のふたつまでがリマスターされたわけですから、あとひとつ期待しても
いいかもしれませんよね〜(欲深)
[2003/07/23 23:51:05]

お名前: Hammillist M   
 こんばんは、みなさん。

 ようやくソファ・サウンドから、リマスター版「エンターk」が届きました。
裏ジャケットには、オリジナルのLPと同様のデザイン。また、ブックレットも
歌詞が前半に旧A面、後半に旧B面の曲の分が配されていて、真ん中の見開きに
LPのときの内袋に印刷されていたトラック・チャートが載せられています。
クレジットも基本的には同じですが、エンジニア名にあった「ロドニー・ソファ」
が「ピーター・ハミル」になっています。とりあえず、ご報告まで。
[2003/07/23 23:40:41]

お名前: Hammillist M   
 こんにちは、ぱとさん。

 日本のHMVのサイトでは7月28日発売になっていました。ただ、プレスが
「日本」となっていましたから、アルカンジェロの出す方だと思います。ユニオ
ン/アルカンジェロの通信販売のページも従来どおり注文を受け付けているよう
です。とりあえず様子を見ましょう。
[2003/07/20 16:14:15]

お名前: ぱと   
忙しい(笑)

Hammillist Mさん、こんばんは。消えてますよね〜
『燈台守』は初回限定生産DVDだったとすれば、よくあることだ、とも思いますが、発売日直前の作品が
削除されるのは深刻な事態かもしれないです。
まあ、さもしい儲け心を起こして在庫を買い漁る人が出ると、本当に見たい人が入手
できなくなっちゃいますから、あまり危機感を煽るような発言は慎まないと
いけませんね、いや自戒自戒。
[2003/07/19 22:52:17]

お名前: Hammillist M   
うわぁおぁあ〜! she36さんのご指摘の通りですね。>クラシック・ロックのHP。
「ゴッドブラフDVD」が消えている〜! やはり、「エアチェック・ビデオ持って
いてよかった!」となるんでしょうか? 
[2003/07/19 22:36:43]

お名前: Hammillist M   
 こんばんは、ぱとさん。

 「燈台守」は輸入版のNTSCを手に入れているので、大丈夫ですよ。
しかしクラシック・ロック。初回プレス分を売り切ってしまったら、もしかして
カタログから削除、としているのかもしれませんね。コンピュータの販売じゃあ
るまいし…。せめて、まずソファに納入してから一般販売するのが筋というもの。
いくら版権を持っているのが別のところだとはいえ、そうでしょう? わたしも
怒っています。とりあえず「ゴッドブラフDVD」ではそんなことがないように
願いたいものです。
[2003/07/19 21:21:18]

お名前: ぱと   
http://www.amazon.com/exec/obidos/tg/detail/-/B00008G8VH/ref=ase_bridgebooks/103-4252610-1687865?v=glance&s=dvd

NTSC盤はamazon.coでも「廃盤または在庫切れ」扱いですね。
amazon.co.ukではPAL盤が3つ在庫あり。他のショップにも在庫があるのではないかと
思いますが、Godbluff Liveはまだリリースされていないのでどうなりますか。
[2003/07/19 12:06:42]

お名前: Hammillist M   
 こんにちは、ぱとさん。

 ソファ・サウンドの更新がありました。なんとクラシック・ロック・レーベル
から出ている「燈台守」DVDがソファに対して入荷しないということになり、
払い戻しをしているところだというのです。CRレーベルからは「カタログから
削除」されたという通知がピーターには入っているようで、VdGGのメンバー
とCR社の間では緊急に話し合いが行われているようです。「ゴッドブラフ」も
怪しそうですね。
[2003/07/19 11:27:17]

お名前: ぱと   
Hammillist Mさん、こんにちは。
Gordian TroellerやNAIVEレーベル、聞いた事があるようなないような、程度にしか
覚えていなかった(忘れていた)名前を説明していただけたおかげで助かりました。
「k」のミッションについても、PH本人にとっては今更説明する必要もないくらい当たり前の
ことなのかもしれないですが、わざとはぐらかして謎めいた感じを残したのかも。
翻訳ありがとうございました。
わたしがしたことなどは、何かのタイトルらしき言葉を「映画か曲名か」と検索してみたら見つけた
程度ですし、これだけの長文を昼間の空いた時間に訳しておられたとは(←あの、仕事は……)。
そうそう、yahoo!掲示板の方に完全版part1がアップされましたね。
[2003/07/17 06:59:11]

お名前: Hammillist M   
 こんばんは、ぱとさん。最後は、リリース時の状況について。そして…。

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The masters were evidently originally intended for vinyl, still the only game in town at 
that time. In the new remastering I've attempted to apply the same sonic processing as 
washed over the VdGG Box set and, indeed, "The Margin +"; I hope that the end result gives 
back some analogue oomph to the digital experience.

 マスターテープは明らかに元々はヴィニール(LP)を意図したものだった。当時はいまだそれだ
けが唯一の選択肢だったのだ。新しいリマスタリングにおいては、わたしは、VdGGボックスを、そし
て、実際には「ザ・マージン+」の音をも、洗ったのと同じ音響的な処理を適用しようとした。;最
終的な結果がデジタルの実験に対して、何らかアナログ的な元気を取り戻させていることを期待して
いる。

The album was released on Gordian Troeller's freshly minted Naive label (which lasted, oh, 
a good couple of years or so). At the time he was managing Orchestral Manouvres in the Dark, 
which must have been a blessed relief after the VdGG years. The charts were, needless to say, 
untroubled by its appearance. This remains good stuff.

 アルバムは、ゴーディアン・トローラーの出来立てほやほやのナイーブ・レーベルからリリースさ
れた(おぉ、それはたっぷり数年かそこいらの後に終わったのだ)。当時、彼はオーケストラル・マ
ヌーバズ・イン・ザ・ダークをマネージメントしていた。VdGG時代のあと、彼にとっては、ほっと一
息つかせるようなものだったのだ。ヒットチャートは、言うまでもないが、それが現れたことによっ
てまったく騒がなかった。これはいいもののままである。

  (訳注:Gordian Troeller:PHの、また最後期のVdGG/VdGのマネジメントを手がけた人物。)

And the k group really was something else....

 そして、ザ・K・グループは本当に別の何かであった…。

Oh, finally, why "k"? The prophet of unlikely ventures; the constant unknown. Graham Smith 
gave me the name; he said he could spot a "k" mission in the offing from the look in my eyes. 
I hope some of that remains even in my approaching dotage.

 おぉ、最後に、なぜ「k」? ありそうもない冒険の預言者;普遍の不知。グラハム・スミスが私に
その名前をくれた。;彼は言ったのだ。私の両の眼差しの中に、近い将来「k」となる徴(しるし)を
見分けることができる、と。私が年老いていく中にあってさえなおそのいくらかでもが残っていること
を望んでいる。

  The above Artists's notes are, frankly, pretty unreliable and may be changed or edited at a 
moment's notice.Only what you hear on the CD is to be taken as approaching the truth.
 
 上記のアーティスツ・ノーツは、ぶっちゃけ、とても信頼できないものだし、その時々の注意がどこ
に向いているかによって変わったり編集されたりするだろう。あなたがCD上に聞くものだけが、真実
に近づくために取られるべきものである。

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 発売された当時、「Naive」というところはピーター自身のレーベルのように取り上げられていた
記憶があります。でも、実際には元マネージャの起こした会社だったんですね。このゴーディアン・
トローラ氏については"The Box"の中にも記載がありますので読んでみてください。

 「the constant unknown」はどう訳すべきでしょう? 「常に知られざる事」? 

 とにかく、今回のノートを読んでみて、ピーターのkグループに対する思い入れの強さは、実は、
VdGGにも匹敵するのだ、という印象を受けざるを得ませんでした。まぁ昨年の「ザ・マージン+」
からすでにそれは始まっていたのかもしれません。来年はきっと「ペイシャンス」の利マスターが出る
だろうと信じています。

 今回いろいろぱとさんにはご協力いただきました。この場を借りてお礼を申し上げます。本当に
ありがとうございました。
[2003/07/16 21:20:55]

お名前: ぱと   
Hammillist Mさん、こんにちは。
マヨルカ島やイビサ島には多くのミュージシャンや詩人が創作のため、また逃避(…)の為
滞在したんですよね。Kevin Ayersは今も住んでいるのかしらん。
古いところではジョルジュ・サンドがショパンと一緒に世間の目を逃れ、なんて。
[2003/07/16 08:09:02]

お名前: Hammillist M   
さて、第3段。今度は歌詞的な内容についてと、録音について。
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If memory serves, we rehearsed the "live" songs in the studio; I certainly don't recall 
run-throughs anywhere else. So the freshness of performance was fuelled by the just-learned 
as well as by innate energy. We probably played all of these tunes to more powerful effect 
later on, when they were fully bedded in (as on "The Margin +"), but there was certainly 
something to be said for the passion of immediate discovery.

 もし記憶違いでなければ、私たちは「ライブ」楽曲をスタジオで練習した。;はっきりとは思い出
せないが、通し練習か何かを。それで、パフォーマンスの新鮮さは、生来のエネルギーと同じように
学んだ-だけ、によっても増幅させられた。私たちは、おそらく、後になって、これらすべての楽曲
を更にパワフルな形で演奏したと思う。それらは(「ザ・マージン+」でのように)完全に敷き詰め
られてだ。しかし、当座の発見に付いての情熱とでも呼ばれるべき確かな何かがそこにはあった。

For a "beat group" record the lyrical content is quite challenging and neo-philosophical. 
There is much here on the nature of unconscious life, whether sub-awake or in sleep mode. 
The inexorability of unrushing (deliberate) accidents - and changes - of life also feature 
heavily. As for the "real life" songs, "Don't Tell Me" has always been for me something of 
a Balearic screenplay, with that strange island sense of being in more than one space and 
time simultaneously to the fore; "Happy Hour" is a glimpse into a darker mirror. The particular 
bar I had in mind was in Hamburg, by the way. "She Wraps it Up" is, frankly, pretty whacky 
for a pop song: sometimes people do blow up in front of your face, possibly regarding the 
observation of the explosion as some kind of gift.... Clearly this is the obverse side of 
the coin of Energy Vampirism; and more, rather than less, demanding.

 「ビート・グループ」のレコードにとって、歌詞的な内容は全くチャレンジング且つネオ哲学的な
ものである。ここには、無意識の生活、それは半覚醒あるいは睡眠状態、の本質的な事柄についての
ものが多くある。人生の、急速でない(意図的な)偶発的事件 - そして変化 - もまた重くフィーチャ
されている。「実人生」楽曲については、「ドン・テル・ミー」は、私にとって、あの奇妙な島では、
一つ以上の時空にあると同時に前へと向かう、存在の感覚があるのだが、そういう感覚を伴って、何
らかバレアリックな脚本である。私にとっては、「ドン・テル・ミー」は常にそういうものでありつ
づけている。;「ハッピー・アワー」は暗い鏡をちらりと見ること。私の心に留め置いているある特
別のバーは、ハンブルグにあった、ちなみに。「シー・ラップス・イット・アップ」は、率直に言え
ば、とてもぶっ飛んでるポップ・ソングだ。:時々、人々はあなたの眼の前で怒りを爆発させる。も
しかすると、爆発は、ある種の贈り物と見ることもできる…。これは、明らかにエナジ・ヴァンパイ
ア主義のコインの表側である。;そして、より少ないというよりはむしろ、より多くの欲求。

  (訳注:Balearic:スペイン沖に浮かぶマヨルカ島を中心にしたバレアリス諸島(Balearic 
      Islands)のこと。転じて、90年代のはじめ頃に流行ったダンス・ミュージックを中
      心とした様々なジャンルの音楽を自分流にミックスしてプレイするDJスタイルが一
      部で「Balearic」と呼ばれるようになった。ここでは、これを歌詞に対して使用する
      ことで、歌詞の字義的な意味、語られている出来事を自分流に構成しなおして歌とし
      て、歌うたびに違ったニュアンスがピーター自身にもたらされていることをこのよう
      に表現しているのではないかと推測した。;ぱとさん調査協力感謝です!)
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 さて、またまたよく分からない言葉「バレアリック」。まったくちんぷんかんぷんです。だれか
このもつれた糸をひゅっと解きほぐしてはくれないものか。あぁぁ〜!
[2003/07/15 22:37:26]

お名前: Hammillist M   
 なるほど、サン・フランシスコでのイベントだったんですね。"THE SUMMER OF LOVE"

 もしかしたら、このイベントにクリス・ジャッジ・スミスは参加していたかもしれま
せんね。たしか、VdGG結成以前にクリスはサン・フランシスコに行ったことがあるはず
です。それにしても、14ヶ月もの間続いたヒッピーやフラワー・チルドレン、ロック
・バンド、詩人たちのお祭り。さぞやすごかったことでしょう。
[2003/07/14 23:41:31]

お名前: ぱと   
http://www.sixtiesphotos.com/t-shirts.htm

あれからどうしても気になって調べてみたんですが、
こういうイベントがあったようです(わたしは生まれてなかったので知りません←うそ)

旧盤CDにはそういう表はついていないなぁ。今回リマスターされたものでようやく拝めるんですね。
[2003/07/14 22:14:39]

お名前: Hammillist M   
 こんばんは、ぱとさん。今回はこれまでのニューズレターなどと比べても特に難しいです。

 さて、第2段。ここから楽曲の解説ですが、まずは曲そのものについて。ピーターの中ではこれら
の楽曲はどういう風に捉えられているのか、興味深い記述です。

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Of the Sofa Sound songs, "The Unconscious Life" and "Don't Tell Me" are the piano neo-ballads 
and in so far as there is such a thing conform to familiar Hammill blueprints structurally 
and sonically. "She Wraps it Up" approaches the pop song (in my understanding of the term) 
and the organ part in particular nods towards the "bop shoo-wop de bop bop shoo-wop"s of the 
1960s. "Accidents" is something else entirely and in construction and execution owes a passing 
debt to the experimentation of "The Future Now"/"pH7" era. Brain, Mozart and Fury applied 
ornamentation - which at times became almost structural - with intuitive sympathy to all of 
these pieces once they'd been transferred from 8 track to 24 in what was then Crescent, later 
to become Terra Incognita.

 ソファ・サウンドの楽曲のうち、「ジ・アンコンシャス・ライフ」と「ドント・テル・ミー」は、
ピアノのネオ・バラッズであり、これまでの中でも、構造的にも音響的にもハミル青写真にこれほど
ぴたっと一致するものはない、といった楽曲である。「シー・ラップス・イット・アップ」はポップ・
ソング(私の理解する範疇においての)へのアプローチであり、オルガンのパートは特に60年代の
「バップ・シュワップ・ドゥ・バップバップ・シュワップ」を示唆している。「アクシデンツ」は完
全に別の何かであり、構造と演奏において、「ザ・フューチャー・ナウ」/「pH7」時代に通過し
た実験の影響を受けている。ブレイン、モーツァルト、それにフューリーは装飾を施してくれた。−
どうかすると、ほとんど構造的なまでに。−8トラックに録音されたものが、後にテラ・インコグニ
タとなったクレセント・スタジオで24トラックに移し変えられるとすぐに、すべての楽曲に対して、
直感的な共感をもってやってくれたのだ。

We had a month for recording and mixing in Crescent; just about the right period of time to 
give us a bit of leeway but keep the pressure on. Many polaroid shots; a daily bedecking of 
the control room with flowers...more set dressing than Summer of Love, this; and a note 
pinned above the mixing desk stating "Day 3" &c. If the destination was somewhat unknown, the 
passage of time at least was marked. The chart of track listings (absent on previous CD 
releases but present on the newly remastered version) is an exact replica of a hand-written 
one which was also posted up in Sofa and Crescent's control room for the duration.

 私たちはクレセント・スタジオで録音とミキシングに1ヶ月を使った。;我々にちょっとの余裕を
あたえ、しかしプレッシャーを維持するのにちょうどいい期間だったと思う。たくさんのポラロイド
写真が撮られた。;毎日のようにコントロール・ルームは…"恋の夏"よりもずっと多くの花で飾られ
ていた。これは;そしてミキシング卓の上にピンで留められていた「第3日」などは、もしその目的
が何かわからないものであったかもしれないが、少なくとも時の経過だけは示されていた。トラック・
リストのチャートは(その前のCDリリースの際にはなかったのだが、今回の新しくリマスターされ
たバージョンにはあるんだ)まさしく、手書きのものの複製で、オリジナルは、これもまた作業の期
間中にソファとクレセントのコントロール・ルームに掲示されたものだったのだ。

  (訳注:Summer of Love:これはジミヘンとオーティス・レディングの"The Summer of Love 
      1967 Monterey Pop Festival "(『ジミ・ヘン&オーティス/ライブ・アット・モン
      タレー』)(1969年米)と関係があるのでしょうか。実際その映画を見たことがない
      ので私にはわかりません。ぱとさん、再び調査感謝です。)

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 ということで、多少ノスタルジックな雰囲気がしますね。懐かしむような、慈しむような。今回の
リマスターに伴って、ジャケットもオリジナルの写真を用いて、オリジナルのデザインも尊重しつつ
ポール・リダウトさんによって「リカバー」されています。LPをお持ちの方は、ここで述べられて
いる「トラック・チャート」というのが何かすぐにわかると思いますが、1曲ごとにどのトラックに
誰の演奏した何の楽器の音が入っているかが分かるマトリックス表です。16トラック分のチャートは
LPの内袋に、また文字をすべて消した枠だけのものが裏ジャケットにそれぞれ印刷されていました。
[2003/07/14 21:53:31]

お名前: ぱと   
Hammillist Mさん、分割して下さいましたか。ありがとうございます。
セッション的な下地にスタジオでオーヴァーダヴを施すことにより、実験的な要素と確実な効果の両方を
狙ったという風にも(←でもこれじゃかなりの欲張りさんですね)。
[2003/07/14 19:43:07]

お名前: Hammillist M   
 みなさん、こんにちは。お待ちかね(誰もしてない?)の翻訳の試みです。

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◆"Enter k"                   Peter Hammill

 "Enter k" is very much a hybrid set of recordings which makes up a pair with "Patience". 
By the time of recording the k group was in full effect, having been formed to tour with 
songs from "Sitting Targets" and "A Black Box". As I've said elsewhere, not exactly a Beat 
Group but probably the closest ensemble I've ever been in which would come under that 
category. The personnel on "k" are, of course, the k group - with additional contributions 
from David Jackson.

 「エンターK」は、「ペイシェンス」と対を成す、非常に雑多な録音の集まりである。レコーディ
ングの時までに、ザ・k・グループは、「シッティング・ターゲッツ」と「ア・ブラック・ボックス」
からの楽曲を演奏するために作られ、ツアーを行っており、絶好調になっていた。どこかで言ったこ
とがあるかもしれないが、正確にはビート・グループではなかったが、おそらくは私がかつて所属し
たアンサンブルの中で、そのカテゴリーの下に入れられるのに最も近しいものであった。「k」の
パーソネルは、もちろん、ザ・k・グループ − デヴィッド・ジャクソンの貢献が付け加えられて
 − である。

In spite of our road-ready state as a group, though, I wasn't quite ready to do a full-on 
studio recording. Nor did I really have material available which would be suitable for a 
live (-ish) in the studio approach. Instead, I decided on a mixed approach: half of the 
material would be worked up in familiar solo in Sofa Sound fashion, to be overdubbed later; 
the rest would be rehearsed and recorded as in the old days. This seemed to make options 
for both experimentation and surety as wide as possible.

 私たちは、グループとして"いつでもツアーOK"状態であったにもかかわらず、私は、完全なスタ
ジオ録音をする準備は、全く出来ていなかった。あるいは、スタジオにおけるライブ(風の)なアプ
ローチにぴったりであるようなマテリアルを本当には持っていなかったのである。そのかわり、私は
混成アプローチをすることにしたのだ:マテリアルの半分は、手馴れたソロでのソファ・サウンドの
やり方で作業され、後でオーヴァーダビングされた;残りは、ずっと前のものとして練習され、録音
されたのだった。これは、可能な限りワイドな実験と確実さの両方にとってオプションであったよう
に思えた。
-------------------------------------------------------------------------

 いきなりの「対をなす」という発言が、私にとっては密かに、「次は"Patience"のリマスターをす
るからね」と読めてしまったのですが、期待してもいいのかは分かりません。

 この2枚を指して「雑多なセット」だとあるのですが、アルバムとしての音の肌触りという意味で
は非常に統一された感じを受けます。これ以前の4枚("pH7","Future Now""A Black Box""Sitting 
Targets")が自宅録音での一人でのレコーディングの手法を極めていった過程で出来た、実験色の強
い作風であったことが、なおさらそういう感じを与えるのかもしれません。後半2作品の楽曲を演奏
するために結成されたバンドがあまりにも上手くはまったために、そのバンドとして録音をしたとい
うのがなるほどと頷かせるに十分な説得力を持っています。

 録音の半分が、それまでの自宅録音の手法でレコーディングされたというのは、先に述べた音の手
触りという観点からは、他のスタジオでのライブ的な録音方法で録られたものと比較しても違和感が
なくなっているのは、オーバーダブされたからでしょうか。
[2003/07/14 11:34:57]

お名前: ぱと   
リマスター"Enter K"のことをすっかり(肝心の注文をしていない…)
忘れていたーーーーー!

Hammillist Mさん、こんにちは。
某所って某所(どこだ)のことですか?さすがに100ドルの'Refugees'に手を出すような無節操なまねは
いたしませんて。でもシングルヴァージョンとアルバムヴァージョンはその名の通り「別物」でしたね。
アーティスト・ノート今回は特に長い上にやたら(向こうの人には通じるのかもしれないですが)
固有名詞が多いじゃないですか。大仕事では?
楽しみにお待ちしております、いえ一応ちゃんと読みましたよ(←しかし本心はすっかり他力本願)。
長くなりそうなら原文の方はリンクして訳だけ載せていただくだけでも嬉しいです。
[2003/07/13 19:03:11]

お名前: Hammillist M   
 こんにちは、ぱとさん&みなさん。

 イタリアのDVD、8日に発送連絡がありましたので、今
週あたり届くことでしょう。ソファに注文した「エンターK」
のりマスターもそろそろ届いて欲しいもの。待っている間に
アーティストのノートを訳していますが、明日あたり投稿し
ますね。

 そういえば、某所で「レフュジーズ」のシングル盤がおよ
そ110米ドルちょっとで中古盤が出ていました。「ワンダ
リング」はかなり安く20米ドルちょっと。送料込みでも
日本で買うより安いですね。
[2003/07/13 18:12:51]

お名前: ぱと   
えっ、注文したのに家で見られないとはもったいない…
と思ったら、上映会(?)でご覧になれるわけですね。DJさんのDVDはPALでも、
GODBLUFFのDVDはNTSCで大丈夫かな。アルバムから全曲演奏しているのでしたっけ、
リリースまであと10日が待ちきれない人もたくさんいらっしゃるでしょう。
[2003/07/10 21:15:46]

お名前: Hammillist M    URL
 こんばんは、みなさん。

 予告されている「ゴッドブラフ」のDVDですが、海外の
ネットショップで7月21日リリースだと情報が出ていました。
http://www.timelapse-records.co.uk/home.htm

ソファではいつごろ入手できるんでしょう?

 さて、その一方で、デヴィッド・ジャクソンのイタリアでの
ライブDVD。発売元のレーベルのオーナーさんであるマルコ
さんとメールでやり取りしたのですが、NTSC版の製作はか
なり難しいようです。もしも大量のリクエストがあれば、コス
ト的に見合うだけのオーダーがあれば作るかもしれないとのこ
とですが、現実的にはなさそうです。

 ということで、PAL版で頼んでしまいました。どうやって
見るか、課題です。というのもDVDドライブ付きのPCにし
てないんですよ、まだ。まぁ昨年のPHの来日公演の際に知り
合った人が見せてくれるというので、とりあえず見ることは出
来そうです。その人はすでに現物を入手済み。
[2003/07/08 22:28:52]

お名前: Hammillist M   
 こんにちは、C14さん、ぱとさん、みなさん。

 なるほど、エレピという観点がありましたか。確かに生ピアノを使用しているほうが
多い印象はありますね(確認したわけではないのであくまで印象)。これまであまり気
にしたことがありませんでした。

 「重さ」という意味では「PAWNHEARTS」と並んでヘヴィな作品でありますが、"Cha-cha
on the table"と彼らが呼んだおちゃらけ部分を含んでいてもなお、「GODBLUFF」はヘヴィ
です。まぁ、WHホジスン「異次元を覗く家」のサントラにぴったりです。

 ピーター自身が、幾度となく書いたり言ったりしていますが、アルバム毎に「前作と
は違う何か」を必ず挑戦しているとのことですから、それが、「エアロゾル」の昔から
変わらぬ創作姿勢なのでしょうね、きっと。

 注文した[エンターK」のリマスター版が届くまでの間、掲載されたアーティストの
ノートを訳出していってみましょうね。まぁのんびりとではありますが。
[2003/06/27 10:14:10]

お名前: C14   
Hammillist Mさん、どうも今晩は。
「GODBLUFF」ですか。La Rossaの他にPilgrimsも同セッションで録音してますよね。

「なぜ、あの4曲か?」と考えて思い浮かぶのは、
あの4曲にはいずれも電気ピアノ(多分ホーナーのクラヴィネット)が使われている。
それを演奏しているのはHammill自身で、音質は重くて硬くて主張が強い。
だけど「STILL LIFE」以降はそれが使われていない。
ライブではよく使う電気ピアノも、スタジオアルバムで使われたのは、
「PAWN HEARTS」「NADIR」そして「GODBLUFF」、この3作のみだと思います。
その中でも特に、重くて硬くて主張が強いのが、この「GODBLUFF」。

なんだか、話がまとまりませんが、Hammillという音楽家は、
この作品には、楽器は何を使うのか、自分でするのか、誰かと共演するのか、
そんなテーマもアルバムごとにあるように(或いは自らに課してあると)思います。
[2003/06/27 00:50:07]

お名前: Hammillist M    URL
 こんにちは、ぱとさん、みなさん。

 ソファ・サウンドが更新されましたね。「エンターK」のりマスターについて
のお知らせがメインですが、「燈台守」DVDのクラシック・ロックの生産が、
まったく追いつかず、バックオーダーを抱えていると報告されています。で、
ピーターが悪いわけでもないのに、謝りの言葉が述べられています。
[2003/06/25 22:45:07]

お名前: Hammillist M   
 こんにちは、C14さん。楽器はやりますがマニアではありません^!^);

 フレッド・フリスはスケルトン・クルーでの最初の来日の時が初ライブ観戦でした。
その前のテーブル・アプローチはRRJからの2枚組LP(今考えるとボックスセット)
で聴いたのみです。知り合いは見に行きましたが。

 そういえば、しばらく前に海外のPH関係のMLではギターのタブ譜を公開している
人が何人か投稿していました。今年のツアーで復活した変則チューニングのことがきっ
かけになって、そういう話題になったようです。私もそういう人が作ったHPをいくつ
か見たことがありますが、結構たくさんの楽曲をタブ譜または楽譜にされていました。

 "La Rossa"この曲は「GODBLUFF」発表時には既にほとんど出来上がっていたようで、
「STILL LIFE」発売以前のライブでは既に完成したアレンジの演奏を行っていました。
楽曲のタイプも「GODBLUFF」の方に近いと私は思っていて、「STILL LIFE」ではなく、
「GODBLUFF」に収録されていたらどうだったのだろうかと考えてしまいます。全5曲。
曲順が問題ですけどね。「GODBLUFF」はあの4曲でこそ完璧なのでしょう。

 「GODBLUFF」+"La Rossa"この5曲を、いつか、生で聴きたいものです。
[2003/06/25 12:48:49]

お名前: C14   
E-Bowをお持ちとは、かなりの楽器マニアですね。
Fred FrithのソロライブのE-Bowも強烈でしたが・・・(古い話)。

それで、CLUTCHですが、ジャケット(と言うよりブックレットの表紙か)の指のポジションを
見ると「Emの4弦のEをF#にスラーしてる」、これから連想するのが「La Rossa」のリズムが
ブレイクして”Think of・・・”の部分、のギターなんですよね。
ギターで作曲する人にとってEとかEmというコードは、一番低い音が開放弦で使えるので、
そのキーを選択したこと自体が「これは重く、強く」という意思だと思います。
(アートワークにしても、何枚かの絵の中から「これだ!」という選択があったのでは)

La Rossa・・・ギターとヴァイオリンのデュオで結構イケそうだと思うなあ。
[2003/06/25 10:47:54]

お名前: ぱと   
>Enter K, Patience, Out of Water. EBow by John Ellis currently with The Stranglers 
>The Robert Fripp String Quintet: The Bridge Between 
>
Peter Gabriel: Red Rain (live), Bread and Wine (Passion-1989)
と件のサイトには記載されています。

これならMarginでも聴けるかも。
[2003/06/23 07:27:22]

お名前: Hammillist M   
 こんばんは、ぱとさん&みなさん。

 公式HPが合ったんですね。でも、写真じゃ分かりませんが、弦に当てる
部分は、真ん中が深い溝状になっていて、両サイドが中央の溝部分に位置す
る弦を挟む形になるんです。

 で、両サイドは、それぞれとなりの弦の上に来るわけですが、弦のあたる
部分が、やはり浅い溝状になっていて、安定するように出来ているというわ
けですね。よく考えてあります。

 弦の上に静かに置いてみると、あら不思議。弾いたわけでもないのに真ん
中にはさんだ弦が振動し始めます。この振動はすぐにピークになってEボウ
を当てている間中続きます。これがアタックがないにもかかわらず、強いサ
スティンを出せる仕組みなんです。

 電気を使っているので、周波数的な相性はあるらしく、弦によって振動の
強さは異なります。弦の太さも関係しているのでしょう。振動している弦に
Eボウ本体を接触させたりしてアタックの強い金属音を出すことも可能で、
ジョン・エリスは結構このテクニックを多用していましたね。
[2003/06/22 22:12:47]

お名前: ぱと   
http://www.ebow.com/test/newtest/index.htm

↑こういうものでしたか……

'Future Now'のイントロ、ロックパラスト、K-Group、ですね。
もしかしたら確認できるかも(ごそごそ)
[2003/06/21 23:54:59]

お名前: Hammillist M   
 こんにちは、ご無沙汰でした、ぱとさん。はじめまして、C14さん。

 "CLUTCH"のクレジット、全然気が付きませんでした。参加ミュージ
シャンの名前だけ確認して、あとは音を聞けばどの曲に誰が参加して
いるか分かるものですから、ついついよく見てませんでした。

 さて、88年のジョン・エリス。使っていましたねEボウ。他にも
ピーター・ガブリエルとずっと一緒にやっているデヴィッド・ローズ
も使っていますし、結構プロ・ミュージシャンで使っている人は多い
ようです。で、これを日本で買うと輸入品しかないんですよね。私も
輸入品で購入しました。10年以上前ですが、1万円以上しましたけ
ど、今いくらくらいなんでしょう。

 9Vの電池で動作させ、電界か磁界を作り出して金属弦を振動させ
るというもので、弦のどの場所に当てるかによっても音の出方が違い
ました。Kグループの"The Margin(+)"での1曲目、"Future Now"の
イントロはEボウによるものですね。ロックパラストで映像的にも確
認できます。ちなみにRフリップも、ロング・サスティンを得るため
の手段として、Eボウを試したことがあるとかないとか。
[2003/06/21 23:38:34]

お名前: ぱと   
C14さん、ようこそいらっしゃいませ。
1988年のJohn Ellisですか(そのへんを語れる人はそう多くない筈)!
FXってギターだとサウンドカードに繋いで複雑なエフェクトを得られるソフトかなにか
でしたっけ…(ギターでできるならエレクトリック・ヴァイオリンで可能ですよね)
クレジット記載の誤りは全然気がつきませんでした。情けない、目が四つもあるのに節穴です。

"Clutch"は最初のギターの音で「はっ」とさせられます。
なんというのでしょうか、開会宣言のような印象ですわ。
[2003/06/21 22:19:43]

お名前: C14   
突然ですが、お邪魔します。

「CLUTCH」のGordonとJacksonのクレジットを見ると、最初の4曲が間違っていますね。
そこで、1曲目の「We Are Written」を4曲目に持って行って、
「Crossed Wires」以下3曲を前にずらすと、どうやらクレジット通りになります。
想像するに、元々「Crossed Wires」がオープニングで「We Are Written」が4曲目だったの
を、直前になって「やっぱりギターのみの伴奏による曲から始まるべし」という考えで
変更したのかも。(印刷直前に変更訂正が入って、全部訂正したつもりでも関連したどこかに
訂正漏れってよくあることで・・・)
とにかく「We Are Written」(私の感覚では「Sign」のある種の進化形って感じかな)
を冒頭に持ってきたのは正解で、
アルバムの基本的なサウンドイメージが1曲目から明確に感じられます。

それから、Gordonのクレジットで「FX」とあるのは、やはり「Effects」のことでしょうが、
今回のヴァイオリンの音色はエレクトリック・ギターのような(滑らかと言うよりザラっと
した感触の)ディストーション系?の処理が(特にアルバムの後半において)されていて、
John Ellisを思い出さずにはいられません。
そう言えば、Ellisは「E-Bow」という機具(近づけるとギターの弦を強制的にフィードバック
させて弓弾きのような持続音にする)を、88年の来日のときに使っていたような記憶が・・・
あるような、ないような。
[2003/06/21 17:06:46]

お名前: ぱと   
ようやく週末ですか、なんかちっとも平日の出来事を覚えていないんですけど…

先日、といってももうひと月になりますが、そのカップリングCCCDの現物を店頭で
みましたよ。「全然売る気ないだろう」と問い詰めたくなる手抜き仕事でした。
ヴァージンのCCCDの事を自分で何か書いた気がして辿ってみたら、3/11のXTCスレッドでしたが…。
"In A Foreign Town"はFie!のカタログにはありませんでしたか。自分は探すのに苦労した記憶も
ないから、中古盤で簡単に見つかったんでしょうね。
故トニー・ストラットン・スミスに捧げたTime To Burn、いい曲なんだけどなぁ。

Far Outもデータ更新でお忙しい(なんといってもブランク1年のあいだにリリースされた
アルバムがいち、に、さん…)ことでしょう。
そういえばユキノさんはXTCもお好きなんですよぅ、へっへっへ(ここがポイント高し)。
[2003/05/31 09:51:56]

お名前: Hammillist M   
 こんにちは、ぱとさん。

 這えば立て立てば歩めのなんとやら、しかしながら、ソファサウンドの
お知らせには過去の作品についての、あまり気分のよくない話もまた書か
れていますよね。曰く、

「たくさんのヴァージンCDが入手不可能なままだ。;多くの質問に対す
 る私の答えは、単純に彼らがそれらのアルバムを再リリースするかどう
 か分からない、というものだ。;あるいは、実際には彼らに初期の作品
 をリマスターするつもりがあるかどうかを。私たちは希望の内に生きて
 いるし、また、折に触れ、しつこく彼らには言っているのだ。」

 まぁヴァージンには、あまり多くを期待していると、「フールズメイト」
と「イン・カメラ」のカップリングCCCDのような変な形で再発されて
しまいますからねぇ…。

 それに、残念なのは、「Fie!のカタログ上からは"In a Foreign Town"
が削除されている。」ということですね。これは廃盤とかではなく、単純
に在庫がなくなって、すぐには再プレスしないということなのか、それと
も本当に廃盤になってしまったのか。判断つきかねます。「エンターK」
のようにリマスターして再発をやってくれるというのなら嬉しいんですが。

 そういえば、老舗のファンHP「Far Out」。この春に本当に久しぶりに
オーナーのユキノさんが掲示板に書き込みをされてますね。HPそのものの
更新は昨年の来日公演で止まったままですが、そろそろ復帰をしてくれるの
ではないかと期待しています。ついでにこっちにも書き込んでくれると嬉し
いですね。なんと言ってもお互いにリンク貼られていますもんね。お〜い、
ユキノさ〜ん!って、最近はここを読んでるのかな? 読んでたら書き込ん
でくださいね。
[2003/05/30 17:59:43]

お名前: ぱと   
這えば立て、立てば歩めのファン心理(ちがうか)>Patienceリマスター希望
[2003/05/29 07:37:54]

お名前: Hammillist M   
 この勢いで、新作の後は「Patience」のリマスターを…。ぜ、贅沢すぎ?
[2003/05/28 21:46:11]

お名前: ぱと   
Enter-Kのリマスター(アートワークも変わるとか)と新作待ち。
[2003/05/28 19:10:38]