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雑記   2005. 4

4月1日 (金)  小太り対粘着

電車に乗っていると、急に大声が聞こえる。トラブルらしい。
立っているおっちゃんが足でリズムか何かを取っていて、
それを座っている兄ちゃんの気に触ったようだ。
もう少し言い方もあるだろうに、困った兄ちゃんだ…。

あ、今度はおっちゃん、兄ちゃんに言い訳を語り掛けているYO!
おっちゃんはおっちゃんで粘着だったか…。

案の定、兄ちゃんが「うるせぇ」と叫ぶ。
ここでなんと、この二人に諌める声をかける人がいた。
勇気あるなぁ…。
兄ちゃんには電車内で大声を出すことはないだろうと、
おっちゃんへも何か声をかけているようだ。
でもおっちゃん、兄ちゃんへの囁きかけをやめていないな。

まもなく駅だ。
どちらかが降りれば、まぁ、妥協という形で収斂するのだろうが。
あ、おっちゃん、兄ちゃんの頭をなでながら、どこまで行く、
一緒についてってやるで、みたいなことを言い始めたよ。
煽るのがうますぎる…。

電車が駅に到着し、人の流れが出始める。
そのタイミングでついに兄ちゃんが立ち上がる。
おっちゃんへヘナチョコパンチだ。
おっちゃん、「こいつパンチしおったで、おれを殴りおったで」
とはっきりとした声で言い放つ。
なぜかすとんと座ってしまった兄ちゃんの髪の毛をつかみながら
まん前に移る。
頭をつかんでいた左手を離したと思ったら、腰の入ったワン、ツー。
殴った音がはっきり聞こえる。
衝撃で兄ちゃんの眼鏡が顔から外れる。
周りの乗客が蜘蛛の子を散らすように避難する。
「なめとるんやないで」とおっちゃん、兄ちゃんの髪をつかんで
閉まる直前の電車の扉から引きずり出して降りてしまった。

やるせなし

4月4日 (月)  眠い

ふと思い立ち、「灼眼のシャナ」を一気に読む。
読むのが遅いので、やはり一日では読み終えなかった。
評判が良いだけあって、次を読みたいと思わせる面白さはさすがだ。
もうちょい話が早く流れてくれた方が好みではありますが。

4月6日 (水)  ようやく

ヘルペスが直る。
今回は3週間以上と長かった。

急に桜が満開だ。
散る前の咲き誇る桜は力強くてよい。
このあとの季節は毛虫まみれで、桜の木にいい思いはないなぁ。

4月17日 (日)  再び

ヘルペスだ。
体調が直っていないのかねぇ。

4月23日 (土)  ほう

「魍魎の匣」をようやく読み終える。
後半は一気に読んだので半ば徹夜だ。腕も痛い。

これで元ネタも万全だ。

4月26日 (火)  ついでに

「電波男」で話題に挙げていた「オニババ化する女たち」を読んでみる。
ほぼ全文が「〜と思う」「〜ではないだろか」で構成されている文章なんて久しぶりだ。
ちょっとしたショックでもある。
根拠もろくに挙げず、ぬけぬけと一冊書き上げたものだ。

内容自体は興味深くもあったのだが、やはり女性に向けて書いたものであり、得るものはなかったかな。