電車に乗っていると、急に大声が聞こえる。トラブルらしい。
立っているおっちゃんが足でリズムか何かを取っていて、
それを座っている兄ちゃんの気に触ったようだ。
もう少し言い方もあるだろうに、困った兄ちゃんだ…。
あ、今度はおっちゃん、兄ちゃんに言い訳を語り掛けているYO!
おっちゃんはおっちゃんで粘着だったか…。
案の定、兄ちゃんが「うるせぇ」と叫ぶ。
ここでなんと、この二人に諌める声をかける人がいた。
勇気あるなぁ…。
兄ちゃんには電車内で大声を出すことはないだろうと、
おっちゃんへも何か声をかけているようだ。
でもおっちゃん、兄ちゃんへの囁きかけをやめていないな。
まもなく駅だ。
どちらかが降りれば、まぁ、妥協という形で収斂するのだろうが。
あ、おっちゃん、兄ちゃんの頭をなでながら、どこまで行く、
一緒についてってやるで、みたいなことを言い始めたよ。
煽るのがうますぎる…。
電車が駅に到着し、人の流れが出始める。
そのタイミングでついに兄ちゃんが立ち上がる。
おっちゃんへヘナチョコパンチだ。
おっちゃん、「こいつパンチしおったで、おれを殴りおったで」
とはっきりとした声で言い放つ。
なぜかすとんと座ってしまった兄ちゃんの髪の毛をつかみながら
まん前に移る。
頭をつかんでいた左手を離したと思ったら、腰の入ったワン、ツー。
殴った音がはっきり聞こえる。
衝撃で兄ちゃんの眼鏡が顔から外れる。
周りの乗客が蜘蛛の子を散らすように避難する。
「なめとるんやないで」とおっちゃん、兄ちゃんの髪をつかんで
閉まる直前の電車の扉から引きずり出して降りてしまった。
やるせなし
ふと思い立ち、「灼眼のシャナ」を一気に読む。
読むのが遅いので、やはり一日では読み終えなかった。
評判が良いだけあって、次を読みたいと思わせる面白さはさすがだ。
もうちょい話が早く流れてくれた方が好みではありますが。
ヘルペスが直る。
今回は3週間以上と長かった。
急に桜が満開だ。
散る前の咲き誇る桜は力強くてよい。
このあとの季節は毛虫まみれで、桜の木にいい思いはないなぁ。
ヘルペスだ。
体調が直っていないのかねぇ。
「魍魎の匣」をようやく読み終える。
後半は一気に読んだので半ば徹夜だ。腕も痛い。
これで元ネタも万全だ。
「電波男」で話題に挙げていた「オニババ化する女たち」を読んでみる。
ほぼ全文が「〜と思う」「〜ではないだろか」で構成されている文章なんて久しぶりだ。
ちょっとしたショックでもある。
根拠もろくに挙げず、ぬけぬけと一冊書き上げたものだ。
内容自体は興味深くもあったのだが、やはり女性に向けて書いたものであり、得るものはなかったかな。
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