世界経済と幸福論

 

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人間の幸福について

(現在は、よもやま話に統合)

第一回 世界観について                

                                        

 

   

 相変わらず多忙な日々をおくっております。更新が遅れて申し訳ありませんが、なんとか更新を維持したいとおもっております。

 気長にお待ちいただければ幸いです。
 

 2004年も暮れようとしている。

 次回の更新は2005年の元旦を予定しているので、年内の更新は特別な事象でもない限り

 今回が最後になる。

 今年は、台風がたくさんやってきたり、地震が起こったりと自然災害に見舞われた一年だった。

 私は年初、盛んに地震に注意が必要だと警告していた。

 これは、サイクル的にも、そして為政者が傲慢になったときにも起こりやすいからだ。

 
 小泉首相は、長期政権になったうえに、もう任期いっぱい務められることが確実な状況だ。

 このような状況では、国民のことを考えた政治は難しいだろう。

 これはブッシュ政権にもいえることだ。

 彼の任期も2009年1月まで確定した。

 2期目は国民のことを考えずに実行できる。

 ますます、貧しいものや弱者に対する配慮がかけるだろう。


 ところで、不良債権が半減したとの報道が最近あった。

 その一方で、日銀短観が数四半期ぶりに減少に転じ景気は悪化しつつある。

 これはどういうことだろう?

 竹中大臣は、不良債権さえへれば日本は景気がよくなるといってた。

 ところが、減ったときが景気のピークになったというのである。

 私はなんどもいった。不良債権はあくまでも結果に過ぎず、原因は別にあると

 図らずも証明された気がする。

 それでも、竹中大臣は不良債権がまだ半分も残ってるからだと言い張るのだろうか?

 
 景気が悪いのは、生産性と賃金のバランス、つまり貧富の格差が大きくなっていることが大きい。

 財務省の役人たちは消費税をあげることしか考えていないようだが

 そんな逆進性の高い税制を採用すれば景気がいっそう悪くなるにきまっている。

 非常に不思議なことだ

 所得税の最高税率が70%から37%に引き下げられ、消費税が導入、引き上げられるたびに

 景気は悪くなっていった。



 だが、このことを指摘するものは皆無である。

 いま、またこの愚を繰り返そうというのか!

 来年、定率減税が縮小されることになった。定率減税自体は、逆進性がつよいので

 私も反対である。しかし、やるなら貧乏な低所得者に有利な税制をセットにするべきであろう。

 おそらくまもなく、消費税の引き上げが俎上に上がってくるとおもうが、実施すれば

 日本の税収は増えるどころかいっそう落ち込むだろう。


 
 ほんとうに、いい加減な不道徳が目立つようになった。

 新聞を見れば、殺人、強盗など凶悪事件のオンパレードである。

 それも動機が不明瞭なものが多い。もはや倫理も道徳も遠いかなたに

 行ってしまったようだ。


 いよいよ

 いよいよ

 2005年がやってくる!

 ずっと予測しながらやってきていない二つの出来事

 大恐慌と資本主義の崩壊はついに始まるだろう

 まず最初の段階、破壊が本格的に始まることだろう。

 破壊のあとには再生がまっており、道徳や倫理がもどってくるだろう。
 
 詳しくは元旦にお話しよう
  


  ここに記されている世界経済への見方は私個人の見解です。できるだけ信頼

できる情報をもとに書いていますがデータの信頼性、完全性を保証するもの

ではありませんし、有価証券、商品市場などへの投資勧誘をおこなう目的の

ものでもありません。ご了承ねがいます。