世界経済と幸福論 |
|
あけましておめでとうございます。 昨年は、あまり更新できなかった。更新の頻度はおちたままだろうが 今年も続けていきたいとおもう。よろしくお願いします。 さて、答えあわせだ。 昨年の予想はどうだったろう 景気動向 今回は、景気動向から入ろう。今年は、重大な転機が訪れるだろう。 アメリカは、個人を借金漬けにすることで、なんとかGDPを回復しているが、 その比率は、たじろぐほどの水準に達しており、近い将来必ずたちかなくなる。 それは、不動産バブルがはじけるときだ。アメリカの借金漬けが可能なのは 金利の低下による不動産金利の負担軽減によるところが大きい。 これは、ひとたび不動産価格が下落に転じれば、もう借金の返済が立ち行かなく なるのだ。おそらく今年中には不動産バブルははじける。 いよいよ号砲はなろうとしているのだ。 これは、残念ながら外れた。たしかにバブルの勢いは鈍化したが、弾けたとは 言いがたいだろう。 また、GDPは非常な勢いで伸びた。減税と戦争支出によるものだ。 しかし、これはいつまでもできない。近いうちに終わりをつげるだろう。 日本は、低迷が続くだろう。小泉首相の政策は徳川吉宗の政策そのものであり、 明らかにおかしい。だが、これを正面からいさめるものは少ない。卑しい私利私欲の ために反対しているか、人気にあやかるために表面上支持しているゴマすりかの どちらかかしかいないのが現状だ。 このような状況下では危機が起こりやすい。指導者の危機管理能力が試される 局面は今年は起こるだろう。そして小泉氏がリーダーシップを発揮できるか? 彼が武人か?ということが明らかになるはずだ。
株式市場 今年の相場は低迷するだろう。何度かリバウンドすると思われるが、結局、 本格上昇にはいたらない。特にアメリカは、わずかの間に40%も上昇した。 このようなリバウンドは大暴落局面が続いていることをあらわしている。 日本も、空売り規制時こそ上昇したが、その後はさっぱりである。 インフレターゲットなど、あいもかわらず日銀をあてにした議論ばかりが 続いているが、金融政策では効果がないだろう。 結局、底値圏での低迷が続くだろう。 金利市場 こちらは、株と逆で天井圏での推移がつづくこう。日本の長期金利はなんと0.9% である。これでも物価がマイナスなので実質金利は非常に高い。 こんないびつな状況に陥っているのは、結局需要が弱すぎるからである。 消費も、投資需要もない状態が、すでにずっと続いており、これが影響している。 これは、簡単には解決できない。結局金利は低いまま続くことになるだろう。 為替市場 ドルは輝きを失いつつあることが明らかになるだろう。そのきっかけは私には わからない。ドルは非常にもろい立場にあある。世界最強は世界最弱に通じる のである、今年は、このようなこと実感する局面が訪れるだろう。 これは、完全に的中した年末にかけてドルは輝きを失い。明確なドル安となった。 できる情報をもとに書いていますがデータの信頼性、完全性を保証するもの ではありませんし、有価証券、商品市場などへの投資勧誘をおこなう目的の ものでもありません。ご了承ねがいます。
|