世界経済と幸福論

 

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人間の幸福について

(現在は、よもやま話に統合)

第一回 世界観について                

                                        

 

政治の問題です。

 

このHPではまったく触れていなかったが、最近の政局はひどいものだった。

 

 鈴木宗男議員の外務省疑惑に始まり、加藤議員の脱税疑惑、辻元前議員

の秘書給与、流用疑惑、あげくには指南役が土井党首で、田中真紀子

前外相にまで飛び火した。

 

 政治家の貪欲さは、私の指摘どおりだったようだ。社会周期理論では、

経済人の時代は政治は金によって支配され、道徳や倫理はまったく

省みられなくなるのだ。

 

 これらは、日本が全に経済人の時代、それも後期に入っていることの

証左である。

このまま、手を打たずにいると、高利貸しがはびこり、犯罪は激増し、

社会不安が激増することになる。

 

 だが、ここで指摘したいのは、悪事を隠蔽し続けることは決して

できないということなのだ。

 3月に私は、市場に不道徳が戻ってくるのではないか心配していることを

書いたが、このように悪事が次々と明るみになっていることを

考えるとそれは、杞憂かもしれないと思うようになって来ている。

BSE(狂牛病)事件しかり、産地書き換え事件しかりである。

 

 悪事をやってしばらくは、何事もなくすごせるかもしれない。

実際は、最後には必ず白日の下にさらされるのだ。

 このHPでは、道徳や倫理を尊重しようというのも、そういうことなのだ。

自らにやましいことが無ければ、責任も取れるし、堂々と生活できる。

 

 幸せとは苦痛のない状態を指す。このHPの基本的な考えだ。

どう苦痛のない社会を作り出せるか?経済の面からアプローチ

するのがテーマなのだ。

 

 だが、その道は険しく遠い、パレスチナでは争いが絶えないし、

アメリカは、貪欲そのもの、日本は慎み深さをすっかり失っている。

 

これでは、幸せになれるはずもないのだ。これをどうしてゆくのか?

みんなで、考える必要があるだろう。

 

ここに記されている世界経済への見方は私個人の見解です。

できるだけ信頼できる情報をもとに書いていますがデータの信頼性、

完全性を保証するものではありませんし、有価証券、商品市場など

への投資勧誘をおこなう目的のものでもありません。ご了承ねがいます。

 

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