世界経済と幸福論

 

過去のバックナンバーです 

2001年前半分です

バックナンバーコーナー

2000年分です

バックナンバーコーナー

99年分

バックナンバーコーナー

98年分

バックナンバーコーナー

人間の幸福について

(現在は、よもやま話に統合)

第一回 世界観について                

                                        

    

 

 

 

 

景気回復の方策Cです。

 

 景気の回復の方法はもう明らかになったと思う。

要は、需要と供給のバランスなのだ。このバランスが崩れると経済は

いびつな状況になってしまう。

現在の日本は、まさにバランスが崩れてしまっている状況にある。

せっせと生産性をあげる一方で、家は狭く、給料は増えない。

これでは、供給過剰になるのは明白だ。

 

 これに対する対応策はすでに示した。持ち家の広さ拡大と

保護貿易の導入。これで現在のバランスが崩れた状態は、大幅に

改善されるだろう。

 

 問題は、そのあとだといえる。景気が回復しても、利権のことしか

考えない官僚、政治家、金持ち、この政治システムを変える必要がある。

 以前にもいったが、特殊法人の問題の多くは、その組織にはない。

天下りをして、多額の退職金を得る官僚の腐敗こそが問題なのだ。

 

 もはや、国民の多くは、官僚も、政治家が清廉潔白だとは、まったく

思っていないだろう。これを是正する必要がある。これには小さな政府を

導入するのがいいと思う。結局は、官僚や政治家が多いと税金の

無駄遣いを助長してしまうからだ。

 

 しかも、多すぎる官僚は天下り先の確保に奔走してしまう。

結局は、特殊法人の問題も官僚が少なければ必要なものだけで済むのだ。

公務員は、現状のような試験選抜をするにしても、もっとやり方を変える必要が

あるだろう。

 

 彼らはあくまでも公僕でなければならないのだ。しかし、実に利権のことしか

考えない官僚が多いことか?まったく困ったものである。

 この小さな政府は年金改革にも必要である。日本の年金制度は、労働者が

払った年金積み立てを受け取り者に払うかたちになっている。

若者の人口が多ければ問題ないが、老年者の人口がこれから急速に高まる

日本に用いる制度ではない。やはり、今支払った年金が、将来帰ってくる

形に改める必要があるだろう。

 

 景気を回復させるだけでは、問題の多い日本の経済システムを改革して

プラウトを導入することはできない。即効的な回復の方策と、誰か儲けるという

利権システム両方を改革する必要がある。そうしないと、不幸なひとがでるからだ。

 しかし、実行できる時間はあまりにも少ない。果たして竹中氏や小泉首相は

間に合わせることができようか?

 

ここに記されている世界経済への見方は私個人の見解です。

できるだけ信頼できる情報をもとに書いていますがデータの信頼性、

完全性を保証するものではありませんし、有価証券、商品市場など

への投資勧誘をおこなう目的のものでもありません。ご了承ねがいます。

 

(home)