風の色。。。  
〜 作:KUONさん

 それは、、、ある日の出来事。
 日曜日。昼くらいに起きてリビングでテレビをみていた時だった。

 『名雪』。。。ねぇKUON、、お買い物付き合ってよっ。
 『KUON』。。。ああ、何買いに行くんだ?、名雪、、、
 『名雪』。。。うん!!クレヨンだよっ。
 『KUON』。。。クレヨン???何するんだ、、そんなの?
 『名雪』。。。風の色を書くんだよ。
 『KUON』。。。風の色???
 『名雪』。。。うん!!風の色!!
 『KUON』。。。風に色なんてあるのか?
 『名雪』。。。いいから、早く行こうよ〜。
 『KUON』。。。ああ、分かったよ。

 、、、そして二人は商店街へ
 文房具屋で24色のクレヨンを買い終えて、、、

 『KUON』。。。で、どこで書くんだ、風の色は、
 『名雪』。。。くーーーー
 『KUON』。。。寝るなっ!!
 『名雪』。。。冗談だよっ、ねぇ、KUON、、いい所知らない?
 『KUON』。。。、、、いい所か〜、、、

 、、、しばらく、二人で考えていると、KUONが顔を上げた。。。。

 『KUON』。。。名雪、山の中腹にある草原の所なんかどうだ??
 少し歩くけどな、、
 『名雪』。。。うん!!そこに行こうよっ、散歩も出来るし!!
 『KUON』。。。ああ、決まりだな。、

 、、、こうして、俺と名雪は草原に向けて歩き出した、夏も終わり
 今は気持ちいい風の季節になっているねようやく目的の場所に辿り着いた、
 草原に着くと、とても心地いい優しい風が吹いていた、そして二人で腰掛ける、、、

 『KUON』。。。いい風だな、
 『名雪』。。。うん、気持ちいいね、景色も最高だし!!
 『KUON』。。。さてと、、、名雪、、頑張れよ、俺は寝る!!
 『名雪』。。。うにゅ?何で、、
 『KUON』。。。こんな気持ちいい風が吹いてるのに起きてられるか!!
 『名雪』。。。ずるいよ〜、KUON〜、、、

 、、、俺は、名雪の邪魔をしないように寝たふりをした、、、

 『名雪』。。。う〜〜ん、風の色が分からないよ〜〜

 、、、ぽつりと、弱音を吐く名雪、、、

 『名雪』。。。目の見えない無い物を書くのはつらいよ〜〜

 、、、俺は助け船を出す事にした、、、

 『KUON』。。。でも、感じる事は出来るんじゃないか。
 『名雪』。。。起きてたの???
 『KUON』。。名雪、目をとじてみろ、、
 『名雪』。。。えっ、、
 『KUON』。。。いいから、閉じてみろ。
 『名雪』。。。うん、、。

 、、、俺は、ゆっくり話し始めた、、、

 『KUON』。。。目を閉じて、見ていなくても髪の毛や顔をなでてく風の存在は、
 確かなものだろ?
 『名雪』。。。うん。
 『KUON』。。。目に見えるものだけが、この世界の全てじゃないって事を
 風は、教えてくれるんじゃないかな、、、
 『名雪』。。。目に見えないものって???
 『KUON』。。。ん〜、そうだな〜例えば、、、空気とか香りとか人の心とか、、、
 こんな事しか言えないけどな、、ごめんな、名雪、、、
 『名雪』。。。ううん、ありがとう、KUON。。。

 、、、しばらく、ふたりでススキノが揺れるのをみていた
 その時、一瞬、強い風が吹きぬけた、、、

 『KUON』。。。うわっ!!
 『名雪』。。。きゃっ!!

 、、、慌てて、髪を押さえる名雪、そして二人の目の前に広がる風景、、、

 『名雪』。。。うわ〜〜奇麗だよ〜〜KUON〜〜
 『KUON』。。。ああ、凄いな、これは、、、

 、、、そこには、空一面にススキのの綿帽子が舞っていた、、、

 『名雪』。。。今日は、これを書く事にするよ〜
 『KUON』。。。いいんじゃないか、綿帽子の風の色だな、
 『名雪』。。。うん!!

 、、、隣で一生懸命に綿帽子と風の色を書いている名雪、
 名雪と付き合い始めて1年が経とうとしている
 二人が、再会して、心が通じ合えた、あの季節に、、、

 【おわり】


  あとがき

 はじめまして、KUONです。
 今回、初めてSSを書きました、取りあえず自分の中にあるkanonを、、、こうゆうのいいな〜
 と思うものを書いてみました。
 ハッピーでも、バットでもないけど、本当に些細な一日を表現したくて、今回の風の色になりました。
 この文を読んで、貴方の心や頭の中に表現できるだけの文かどうか分かりませんが
 よかったら、想像してみてください。
 よろしかったら、感想なんかを聞かせていただけると嬉しいです。(^^)
 感想の宛先は、、、kuon.mebiusu@mx2.ttcn.ne.jpです。
 それでは、今日は、この辺で、、、ちゃお!!



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