ひめしゃらの湯

　上記交通欄に記した順路で行くと、左手に茶屋が見えてくる。この側がベゴニア園の入口。茶屋の横に数台分の駐車スペースがある。ただし、ひめしゃらの湯はベゴニア園の奥の方にあるので、ベゴニア園には入らず温泉にのみ入りたい場合は、茶屋の少し先を左折すると大きな駐車スペースがあるのでこちらに駐車すること。ここからだと温泉のみに入れる。

　建物に入ったフロアは「茶の花」という食事処。階段を下りて下のフロアが温泉。
　浴室は内湯、露天風呂が各１。内湯の一部が気泡湯になっている。内湯は比較的広くまた明るい。露天風呂は内湯の倍の広さがあり、一角に木製の休息スペースが設けてある。周囲は緑に囲まれており、ほてった身体に風が心地よい。現在（９月上旬）は緑が一面に生い茂っているので、眺望という面では楽しめないが、高台にあることから秋口になればそれなりの眺めが楽しめるのではないかと思う。

　脱衣場横に小さな休憩スペースがある。また、受付の前に待合室があるがベンチとマッサージ機がおいてあるだけ。先に風呂から上がった方が、相手方を待つ場所であり、休息できるスペースではない。

　私が温泉に入ったのはちょうど昼食の時間帯だったので温泉の中は比較的空いていたが、上の食事処には風呂上がりの客が団体も含め相当数入っていたところからみて、昼食時間前は温泉の中はかなり混んでいるのではないかと想定される。なお、客層は７：３で女性が多く、浴槽も女性用の方が広めに作ってあるようだ。

　東京からわざわざ入りにいくこともないが、明るくて気持ちのよい空間ではあるので、近くにいく機会があれば立ち寄ってもよいと思う。できれば温泉のみの場合、もう少し料金を下げて欲しい。