天城温泉会館

住所〒410-3200 静岡県田方郡天城湯ヶ島176番地の2
電話0558-85-2222
営業時間AM9:00 - PM9:00 (毎月第1,3,5火曜日)
交通 ●車:東名沼津ICから約1時間。修善寺から国道414号を天城方面に約20分走り、道路沿い右側。
●電車:東京駅から踊り子号で修善寺。修善寺から車で約20分。
設備 ●水着浴エリア:大浴槽、打たせ湯、寝湯、気泡湯、洞窟風呂
●裸浴エリア:(a)天空瞑想の湯、サウナ、檜風呂 (b)わさび田の湯、サウナ、水風呂 [(a)と(b)が男女週代わり]
●休憩室、レストラン など
駐車場130台
料金入館料(税込):大人1000円、子供500円
(石鹸のみ備え付け。タオル、シャンプー等は要持参。受付でも販売)
温泉概要 ●泉質:ナトリウム、カルシウム−硫酸塩温泉
●効能:神経痛、筋肉痛、うちみ、慢性消化器病など
感想 (99/12/05)

 平成8年にできた総合温泉施設。劇場、夕鶴記念館、地場産品販売所、レストランなどが併設されている。斜面を利用した作りなので、入口が3階になっている。2階はレストラン、「花いちもんめの湯」と名付けられた温泉は1階にある。

 館内は、水着浴のエリアと裸浴のエリアにわかれている。水着浴ゾーンは、1階に半月形の大浴槽と打たせ湯、階段をのぼってテラス上の2階に寝湯と気泡湯がある。寝湯も泡風呂形式になっており心地よいのだが、温度が少し高め。寝湯はじっくり浸かっていたいので温度はもう少しぬるめでもよいかもしれない。この水着浴ゾーンはパティオ(中庭)に面した全面がガラス窓になっているので採光が極めてよく、明るくて気持がのびのびする。
 パティオは、滝や池をしつらえた造りなのだが、冬場ということで水を張っていないためコンクリートむき出しでやや興を削がれる。パティオの地下には洞窟風呂がある。洞窟の開口部が滝の裏側となっており、滝の裏から外を眺める趣向(もっとも滝は流れていなかったが)。

 裸浴部分は、天井に星空を模した円形の浴槽「天空瞑想の湯」とわさび栽培の田を模した「わさび田の湯」があり、男女が週代わりで交代になる。この日は男湯は「わさび田の湯」であった。5m*3m位の長方形の浴槽が段々畑状に4つ並び上段の浴槽から下段の浴槽に湯が順次流れ落ちる構成。上段二つが内湯、ガラスで仕切られ下段二つが露天風呂になっている。露店風呂のうちの上段の方は気泡湯となっている。浴槽も、屋外の空間もひろびろとしてGood。妻によれば「天空瞑想の湯」もなかなか趣があってよかったとのこと。それぞれサウナが併設されているが、「天空瞑想の湯」の方は水風呂がついていない。サウナに水風呂は必須であり、これは要改善(注)。湯質は伊豆一帯に多い硫酸塩温泉。サラッとして癖はない。

  (注)2000年暮れに水風呂も設置され、この点は改善されている(2001.10.20追記)

 休息所はパティオに東屋風に独立した建物として建っている(したがって、雨が降っているときは傘をさして休憩所にいくことになる)。畳敷きの比較的大きな部屋が二つあり、自由に使えるので休憩するには十分。弁当をもちこんで食べているグループもいた。有料の個室もある。

 以前は2時間1000円という時間制限があったようだが、現在は時間制限がなくなっている。非常にコストパフォーマンスの良い施設であり、中伊豆方面に行く機会があれば立ち寄って損はないだろう。

関連サイト天城温泉会館のサイト


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