昔ながらの手回しの石臼を使い、時間をかけてそばの実を挽いた全粒粉を使った10割蕎麦です

 蕎麦の殻を取った、緑がかった「むき実」を石臼を使い
時間を掛けて挽きます。 1キログラムのむき実を挽き
篩に掛けて粉にするまで約1時間。
1番粉、2番粉、3番粉を合わせ手で握り締めると
しっとりとして、手のひらの中で程よく固まります。
この粉だけを使った蕎麦粉10割の少し緑がかった
薫り高いお蕎麦が出来ます。

そばつゆは、鰹節の専門店から仕入れた2年物本枯れ節と
羅臼産天然ま昆布から丁寧に引いた出汁と
三河本みりんと丸大豆醤油を寝かしたかえしを合わせています。

薬味に、地元産のねぎと辛味大根を少々、お好みで
善光寺門前の七味唐辛子も信州蕎麦の引き立て役です。
秋の深まりと共に、お蕎麦の美味しさもましてきます。
大町市の蕎麦粉屋からむき実のそばを仕入れています

状況によって蕎麦粉やさんの石臼挽きの全粒粉での10割蕎麦となります。