太陽にできぬ恩返し

 


日時:2006年6月3日(土)
◆場所:高円寺JIROKICHI
◆出演:

  小川美潮(Vo,Bass on 06-07,Shaker)・大川俊司(Bass, Ac-Gt on 06-07,12-13)・れいち(Dr, Vo)
  Whacho(Perc)・MAC清水(Perc, Dr on 16)・Ma*To(Synth)・Banana-UG(Key)・青山純(Dr)

◆曲目
   
第一部
 01)4 to 3
 02)良心力学
 03)ハスクリア
 04)野薔薇
 05)デンキ
 06)弁天システム
 07)花の答え

  Tシャツ販売&CD-Rカンパ by 美潮さん・tubbyさん・すなちゃん(会場から電話呼び出し by whacho)  

  第二部
 08)人と星の間
 09)走れ自転車
 10)12月21日
 11)塩素
 12)恋
 13)はじめて
 14)窓
 15)おかしな午後
  アンコール
 16)やっとだね

◆コメント:
 青山純さんが参加しての初ライブ。しかも最初から最後まで全員出ずっぱり,弾きっぱなし,叩きっぱなし。こんなに打楽器ばかり入れちゃって,どうなっちゃうんでしょうか?(笑)
 でもこれが素晴らしいんです。ちゃんとバランスが取れてるんです。しかも,全員が主役を張ってるんです。こんなライブははじめて。
 長く余韻が残る一夜になりました。
 この日ジロキチはテーブルを全て取っ払っての満員大盛況。椅子席組はエコノミー症候群,立ち組は酸欠状態?でした。
 いつも良かった良かったとばかり伝えていると言う意見も一部にあるウズマキマズウのリポートですが,今日は特別です!
 青純のドラムスはパワフルかつ丁寧。れいちは(こっちから見えなかったけど)ハットなど金物関係を主に,2台のドラムスはバランスが取られていて,ラテンやロックのツイン・ドラムスとは違った趣。昨日に引き続いて,れいちのボーカル・パートを強化した新しいアレンジは美しく,世界随一!
 “人星間”や“恋” “窓”では,思わず目頭が熱くなり,こみ上げてきました。
 “人星間”や“恋” “走れ自転車” “やっとだね” の全員一体になったグルーヴ。しっとりとした曲からダンサブルなナンバーまで変幻自在。どの曲も素晴らしく,笑いあり,涙あり・・・

 昨日に続いてwhachoさんの近くで見ていたんで,次々と繰り出される小物打楽器群の弾き方,使い方,タイミングなど,見惚れてしまいました。
 “恋”終了後MACさんがステージで目元を潤ませたり,青純さんが『素晴らしい』と叫んだりと,ウズマキマズウにとっても大きな一歩になった夜でした。

 美潮さん曰く『演りたいという人が集まって出来るのは,最高に幸せです』

 アンコールの“やっとだね”では,全員のソロを交え,美潮さんとれいちの即興掛け合いもあり,楽しく終了。

 でも,まだまだこんなもんじゃないんだぜ。きっとこれからもっと凄いことになるんだよ。
 青純が参加して,EPIC SONY 時代に戻ったと感じる人もいるかもしれないけど,螺旋階段みたいなもので,あの頃とは違うんだ。見下ろすと登ってるんだ。

 もう一曲“私は宝”が容易してあったんだけど,拍手がなかったので演らなかったそうですが,客席は感動の余韻に浸っていた感じで,BGMが鳴ったら静かになっちゃった。
 惜しかった(-.-)

◆追伸
 ※個人的に,ここ数日お腹の調子が悪かったんだけど,治っちゃったみたい。リハビリリハビリ レスキューレスキュー(^^;
 ※BaNaNaのシンセは,プロフェット5何だって。パネルが付いてないんで,気が付かなかった。
 ※デンキは,美潮さんが出の歌詞を間違えてやり直したんだぜ(笑)
 ※弁天システムは,美潮さんが歌を出損なって,1コーラス分イントロが長かったんだぜ。