【日時・場所】
2001年3月2日:19時30分〜,吉祥寺スターパインズ・カフェ。
【メンバー】
小川美潮(V),板倉文(G),大川俊司(B),石井為人(K),藤井信雄(D).
【演奏曲目】
−板倉さんのギター・チューニング−
1.不明
2.やっとだね(歌詞変わってるよね?)
3.良心力学
4.檸檬の月
5.シャンバラインU
6.On the Road
−板倉さんトイレ退場(笑)−
7.Forget me not?(歌詞変わってたかな?)
8.4to 3
9.花の答え
10.12月21日
−アンコール−
11.どーなるセンター
−ダブル・アンコール−
12.はじめて(美潮&文)
【コメント】
新生”うずまきまずう”21世紀初のライブは,「春の」というタイトルだそうです。
開演前には,ビョークのジャズ・ボーカル曲が流れていました。
メンバーも固定されましたが,場所も固定されてるようで,中央に美潮さん,左奥に藤井さん,中央奥に大川さん,右奥に石井さん,右手前・美潮さんのすぐ脇に板倉さんという配置。
ゆるめの演奏が流れ,途中から美潮さんが参加。アドリブなスキャット曲からスタート。
年末のライブと順番が違うだけで,ほぼ同じ曲構成と演奏ですが,今回の方がゆったりとした感じでした。
演奏もアレンジも雰囲気も,何となく,ソニー時代のソロ・コンサートを想い出しました。
美潮さんと文さんが表に立っている感じで,他の3人は控えめでした。おしゃべりも。
その文ちゃんが良かったです。文ちゃんのソロ・パートが良かった。なんか機嫌も良かったみたいだし。よく喋ったし。
4 to
3で見せたソロでは,ギター・シンセ(?)でサックスみたいな音を出してました(嘘かも)。
美潮さんのボーカルはここんところずっと好調で,特に高音部がキレイでした。
二階から見てたんですが,いつもよりも”キメの振り付け”が見られたような。
ワタシとしては,感動したのは,"On the road" "12月21日" "どーなるセンター"かな。
やっぱり歌,上手いな〜。声,キレイだな〜。
全体としてはちょっと落ち着きすぎの感じがあったので,次回は新曲もたくさん聴いてみたいですね。
次回はTranceな面もちょっと見てみたいなと思ったりして。この場合のtranceとは,恍惚じゃなくて,失神のほうね(笑)。
(ファンは色々と欲を持つのよ)
おしゃべりとしては,先日の2月の男達ライブの話の中で,渋谷毅さんの発案(?)から,カルメン・マキ,金子マリ,小川美潮の3人で,マキ・マリ・ミシオ(3M)の企画を披露(妙な組み合わせだな〜)。
2月の男達は2回あったそうだけど,ルースター以外はどこでやったのかしら?
石井さんは,梅津かずおバンドとプラターズのバックをやっていたという話(妙な組み合わせだな〜)。
福の種をいつか再演してみようという話。NHKのお偉いさんが良い曲だと言ってたという話。
矢野誠さんのアルバム”あむ”がお気に入りだという話(ワシも持ってるぜ!)。
横浜”どんどん祭り”のライブに出演するよ。それと夏前から小編成で,週一ペースくらいの間隔でライブハウス巡りをするかも,という話が披露されました。
ホントならば,いくら何でも完全制覇は無理難題なので,交代で見に行かねばならんということで,早めに計画を立てておかなきゃと,ファン同士で話し合ったりして(笑)。
やっぱり,Secret Book解散の報告もありました。うずまきまずう一本に絞って活動するそうです。
Secret Bookでやろうとしたことを,うずまきまずうでやろうということです。
しかしまあ,文ちゃんの作る曲って,ホントに難しいですね〜
Forget me not?
なんて,歌えるもんなら歌って見ろって感じだもんな(笑)。
【日時・場所】
2001年4月7日:19時30分〜,高円寺ジロキチ。
【メンバー】
小川美潮(V),板倉文(G),大川俊司(B),石井為人(K),藤井信雄(D).
ゲスト:勝俣伸吾(P)
【演奏曲目】
1.不明(セッション)
2.どーなるセンター
3.花の答え
4.良心力学
5.Forget me not?
−休憩−
6.4 to 3
7.檸檬の月
8.シャンバラインII
9.On the Road
10.12月21日
11..宝だワタシ
−アンコール−
12.小舟
勝俣伸吾さん(ピアノ)とのデュオ
−ダブル・アンコール−
13.やっとだね
【コメント】
前回同様に,4人の演奏によるユルいナンバーが始まり,遅れて美潮さんが登場し,”どーなるセンター”に突入しました。
美潮さん,赤いジャケットがライトに映えて,とてもキレイでした。写真の方は,松村さんのサイトでいずれ公開してくれるでしょう。
どーなるセンターもそうですが,美潮さんの歌は,いっつも歌詞を変化させて歌われます。今回はいつになく多弁だったような。
今回も,ライブではお馴染みになったナンバーを中心が披露されました。
美潮さんのお喋りによると,ジロキチではこの日チャーシューを煮込でいるそうで,その香りが漂ってました。
美味しそうだな,腹が減ったな,ということを確認できました(笑)。
曲間で板倉文さんのギターの調製に時間がかかり,その間,美潮さんが楽しくもよく解らないお喋りを展開しました。
ミスター・ドーナッツの手帳を貰った話が,いつの間にか肉まんの話にすり替わってしまいました。美味しそうだな,そういや腹が減ったな,ということが確認できました(笑)。
アンコールでは,文さんからのプレゼントと紹介されて,チャクラのオリジナル・メンバーである勝俣伸吾さんがピアノでゲスト出演し,美潮さんとのデュオで,小舟が演奏されました。
このナンバーはアルバム未収録のチャクラの作品だそうです。ワタシは始めて耳にしました。
日本的な島歌的なメロディーと歌詞を持つゆったりとしたナンバーで,美潮さんのボーカルがとても引き立っていたと思います。
演奏面では,ここ3回のライブでかなり弾きまくっている文さんが目立っていました。
藤井さんのドラムスは,ホントに素晴らしいと思いました。
途中で気がついたのですが,ジロキチという狭い会場のためか,ドラムスにはマイクをほとんど立てておらず,生っぽい音で,これがとても良かった。
全体的には,まとまりが良くて,手堅い感じも出てきたような感じでした。
演奏終了後,すぐに美潮やメンバーが出てきて,さながらサイン会の様相。
図々しく,ワタシも持参したチャクラのシングル盤にサインして頂いちゃいました。2枚も。
図々しいといえば,某氏はノートパソコンにサインしてもらってましたね。この強者はビデオカメラも持ち込んで撮影してましたし(笑)。
とまあ,和やかで楽しい演奏会でした。
※akisyによる予想と願望
うずまきまずうは,いずれMIDIと契約してCDを発売するんではないでしょうか?
その際には,エクゼプティブ・プロデュ−サーに矢野誠さんを迎えるんでは?
誠に勝ってな個人的な願望として,何曲かミッシェル・フルーム&チャド・ブレイクのコンビに,プロデュースをお願いしたいところです。
あぁ,また余計なことを書いてしまった(笑)。
【日時・場所】
2001年7月20日(金),高円寺ジロキチ
【メンバー】
小川美潮(V,pf) 大川俊司(B) 板倉文(G) 藤井信雄(D)
※石井為人さんは病欠となりました。
【演奏曲目】
1.セッション
2.どーなるセンター
3.花の答え
4.Forget me not?
5.シャンバラインII
6.良心力学
(休憩)
7.4 to 3
8.You need me(SOULUSOUL-屋敷豪太アレンジバージョン?)
9.On the Road
10.12月21日
11.やっとだね
12.マキビシ(?)
13.宝だワタシ
(アンコール)
14.檸檬の月
15.花の街(アカペラ)
【コメント】
入場時間の少し前に会場に到着。顔見知りがたくさんいます(笑)。
整理券をもらいに店に入ると,宝だワタシのリハーサル中でした。お店のボードには,石井為人さんが出演できなくなった旨の掲示がありました。
店の前で待っていると,板倉さんが出たり入ったりします。
ほぼキャパちょうどの入り。立ち見となりました。
開演予定時刻通りにメンバー全員が入場。美潮さんが石井さんが肺の病気のために出られなくなったことを伝えました。
後の方でで本日の夕方5時半頃に,出演不可能が分かったと説明しておりました。
左奥に藤井さん,中央奥に大川さん,右に板倉さんの,中央手前に美潮さんという,いつもの配置。
ジャズっぽいインプロビゼーション的なナンバーから始まり,いつもよりも緩やかなリズムの”どーなるセンター”が演奏されました。
キーボード・レスでホントにどーなることかと思いましたが,そこはベテランの強者揃いのバンド故,どーにかしてくれました(笑)。
夏ばてだとしきりに嘆いていた美潮さん達ですが,そんなことはほとんど感じられない,楽しいステージでした。
”You need me”は”さてこそ”に収録されている懐かしいナンバーですが,今回はお蔵入りしてしまったヴァージョンを引っ張りだしてきて,演奏したそうです。
藤井さんの小刻みなハイハットがリフレインされる,コード展開・リズム転換が少ないアレンジ。こういうサウンドって,80年代に流行ったっけかな?
この日最大に聴き所は,ワンコードで展開される演奏に,即興で唄われた”マキビシ?”。
このところ時代劇にはまっていると聞く美潮さんならではの,”よく分からないけど,何故かまとまる歌詞”。
最後は”すまん”で終わりました(笑)。
美潮さんは石井さんの代役として,ピアノを弾きながら唄う曲も披露しました。
以前のライブでシンセサイザーを弾いているのは目撃していますが,ピアノは始めてかもしれません。
この他,個人的なベストは,やっぱり大好きな”12月21日”かな。
”どーなるセンター”では,大川さんのチョッパー奏法が冴え,板倉さんはキーボードがいないためか,手堅くサポートしつつ,ソロ・パートも決めてくれました(笑)。
そして,藤井さんのドラムスは,前回もそうでしたが感心するほど見事だったと思います。
夏ばてだと言っているワリにはメンバー全員の体調は良いように感じました。
このぶんなら,次回のライブはフルメンバーで最高の演奏を聴かせてくれるでしょう!