テーゲーズ 3回目のライブ

 

 


○場所:下北沢 440
○日時:2006年7月17日(月)


○出演:テーゲーズ
  下山淳(Gt, Vo)・小川美潮(Vo,Shaker, key)・大川俊司(Bass)・湊雅史(Dr)・Ma*To(Key)・Whacho(Perc)

※コメント
 テーゲーズ,初のソロ・ライブに行って来ました。
 会場の440はときどき前を通っていたけど,入るのははじめて。入場時間前に行ってみると,リハしている様子が窓越しに見え,傘を回すと大川さんや美潮さんが手を振ってくれました(^^;
 ステージが一段高く設置してあり,やや縦長で左手にバー・カウンターがあります。ステージに向かって左手には風呂屋の扉風になっており,奥がトイレ,手前右が楽屋になっていました。なかなか良い感じ。これでお料理が美味しかったら,オフ会の候補地だね(^^; 
 予定時刻よりも遅れてスタート。一部構成の最初は,美潮さん抜きでロックなインスト・ナンバーから。ほどなく美潮さんが登場し,ウズマキマズウでもお馴染みの“やっとだね” と “彼は外人”を演奏。どちらも僕にはロックなアレンジに聞こえました。そして,亡くなったシド・バレットの(プログレはよく知りませんが)“Wind & Dind”を追悼を込めて。
 曲間のお喋りは下山さんと美潮さんの掛け合い漫談の様な感じで,最近の他のバンドのステージに比べて,ずっと長いです。まだ持ち歌が少ないためでしょうか(^^;
 440は天井が低いためかソリッドというか,デッドな感じの音で,ウズマキマズウにはちょっとと思いますが,テーゲーズには合っているかもしれません。特にこの日は湊さんのドラムがビシバシ轟き渡り,シュンちゃんのベースも強く弾いている感じで,アコギとエレギを持ち替えながら演奏して下山さんにも関わらず,(異論もあるかと思いますが)ロックしていたと感じました。
 テーゲーズではお馴染みになってきた大川さんの“Landin' Round in Land”(ちょっとフラワーな懐かしい感じの曲),ボ・ガンボスのナンバーだった“海から海へ”,チャクラのナンバーで近藤さんの5拍子曲 “微笑む” と続き,何と! チャクラの “まだ” と “窓” が演奏されました(涙)。どれも永遠の名曲。
 下山さんの“宮殿の大浴場”がラスト。アンコールは名曲“水”。湊さんが叩きまくった力強いロックな演奏で締めくくられました。
 美潮さんの歌は相変わらず力強くて好調。特にこのところずっと,アドリブのスキャットが絶好調だと思いました。“水”ではキーボードのソロも交え,楽しいステージを見せてくれました。下山さんは終始座っての歌と演奏。カッコイイな〜 ロック・ギタリストだな〜 でも主役は湊さんだったかな〜

 この日のテーゲーズ。お喋りはテーゲーだったんだけど,演奏はこれまで聴いた中では一番気合いが乗っていたと思いました。実は私,個人的にこの日は少しお疲れモードだったので,そう感じたのかもしれませんけどね。ウズマキマズウ等で演奏されている曲でも,メンバーが変わると,ずいぶんニュアンスも変わるもんだな〜と感心。
 次のライブは11月。さらに硬派のロックなのか!? あるいはレイドバックに行くのか!?(笑)