しょの1:LEONEからLEGACYへの道
akisyはサルですので,はっきり言ってクルマの運転は下手です。
ただやみくもに,約50万キロを走破してきました。
昔は4WDの本を買ってきてメカを研究しましたが,ほとんど忘れてしまいました。
従ってクルマ関係のBBSにあるような書き込みはできません。
こういうスバリストもいるんです。すいません(笑)
なお,本当のスバリストというのは,
こういう方々やこういう方々やこういう方々のことを言うと思います。
立派になった今のSUBARUも良いけど,テントウムシは真の名車ですね。
SUBARU車の歴史については,こちらから
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LEONE
SWING BACK 生まれて初めて購入したクルマは,FFのレオーネ・スイングバック。1.6L,4速MTでした。当時ファミリアなどで流行した赤い3ドアハッチバックです。 辣腕営業マンは若かった私に合わせて,当時ヒットしていたナックの”マイ・シャローム”をかけたりして,気を惹いてくれました。 このクルマは軽くて燃費が良く,長距離を走ると17km/Lに達するほどでした。パワステはなく,ステアリングが重たかった。 7万キロを超えた辺りで走行中にカランと音がして,排気音が大音響となったので振り返ったら,マフラーが転げ落ちていました(^^;) 凍結した東関道で数十台が追突した事故に巻き込まれ,修理後にエンジンが急に停止することが何回かあり,雪道を大学教授を乗せて走行中に滑って回転したりして,4WDが欲しくなり,お役ご免となったのでした。 塗装が悪いと悪評のSUBARU車ですが,このクルマは禿げる寸前まで行きました。 商談中,その辺りのことを指摘し,サビの話をすると,本社から出向してきた営業マンが,でも錆びましたか? SUBARUは錆びないでしょ! と強行に自信満々で耐久性について説明したのを記憶しています。 こういう営業マンが嫌いな人もいるでしょうけど,私は好きでした。この人,工場にいた人で,48発の飛行機用エンジンとかSUBARU専属の写真家の話をしてくれ,楽しませてくれました。 |
ALL
NEW LEONE 1.8
4WD ST 次に購入したのは,白い4ドア・セダン。1.8Lの4速MTで,副変速機付きなので実質8速。車高調製機能付き(油圧式)のヤツでした。はじめての4WDです。5年,約10万キロ乗りました。 曲がらないと不平もあるようですが,丈夫な良いクルマでした。 ガソリン・スタンドで車高を上げ下げすると,店員のおっちゃんが驚いてくれたものです(^^;) 燃費は12−13km/Lだっと思います。前のLEONE SBのエンジンはOHVで,このクルマのはOHCになりましたが,ノッキングは酷かったと思います。 このクルマの素晴らしさは,何と言っても信頼性で,あんまり楽しくはありませんが,どんなところを走っても安心感がありました。 作りは今のLEGACYよりもオフロード指向で,高速走行よりも未舗装路を得意とし,4WDのくせにFF車の様に後部座席間の出っ張り小さく,フロアトンネルを下げて(室内を上げて)いる設計になっていたと感じました。 内外装とも実用一本槍で,上州の無骨なクルマという雰囲気を漂わせていました。 このクルマに感じた信頼性が,私をスバリストの道へと走らせたのでした。 |
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振り返ってみると,リア・ワイパーがないクルマを所有したことはi一度もありません。たまにそういう普通のセダン・バンを雨の日に運転すると,何でないんだろう?と不審に感じます。 リア・ワイパーは,全ての車種の必要だと思っています。 このクルマには,ヘッドライト・ウォッシャーが付いてました。この頃のベンツやボルボにもありましね。All New LEONEのは洗剤液をポンプで噴射するタイプのもので,ほとんどまったく役に立ちませんでした。どうせ付けるならば,ワイパー式のが良いと思います。 このクルマの塗装は丈夫でしたが,やはり白だからでしょうか? |
LEGACY
4WD 2.0 VZ セダンの4WD,5速MTです。発表間もなく購入しました。ようやくツインカムになり,150馬力だったと思います。色はテーマ・カラーのグレーでした。 スバリストを決定づけたのがこのクルマです。 SUBARUも高級なクルマを出すようになったと感じたものです。無理をして購入しました。5年,約16万キロを走破しました。 クルマの運転の楽しさをはじめて知ったクルマです。それほど衝撃的な快感を受けました。 ALL NEW LEONEに比較して,後部座席間の出っ張りは大きくなり,車体を下げており,明らかにオンロードに振った作りでした。悪路走破性は低くなったと思いますが,日本の道路事情の改善からして,適切な判断だったと感じます。 大きくパワフルになったワリには燃費は10km/Lを下回ることはなく,平均11−12km/程度で,言われているほど悪いとは感じませんでした。 このクルマを走らせて,色々なところにドライブしました。前車から引き継いだ信頼性は磨きがかかり,初代のLEGACYこそ,名車の名に値すると思っています。 |
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16万キロも走っていると,ぶつけ,ぶつけられるものであります。 幸い大事故に至ったことはなく,せいぜい←程度のものでした。 初代のLEGACYは,今のLEGACYとIMPREZAの中間くらいの大きさで,私的にはベストサイズです。 このクルマを購入した時にはBLUEBIRDの4WDと競合しました。末期モデルだったBLUEBIRDはLEGACYよりも高価でしたが,最後は空白の見積書を提示し,LEGACYよりも下げますからと売り込んで来ました。ニッサンの営業マンの方,買わなくて済みませんでした。 自宅で契約書に印鑑を押したのは深夜0時をまわってからで,営業マンは(この人も本社からの出向だった)1時過ぎになってから帰宅したと思います。 グレー・メタリックの塗装はホワイトよりはやや耐久性に欠けていたかもしれませんが,酷いとは感じませんでした。 手放すときにも状態はよく,この分ならば20万キロオーバーもまったく問題ないと思いました。 |
LEGACY
Touring Wagon GT 世の中ワゴン・ブームとなり,ワタクシもワゴンにしました。これもMTで,はじめてのターボ車。250馬力でしたかね。ABS付き。SUBARUカラーのブルーにしました。 5年間,15万キロを走破しました。 購入時には,マツダのランティスと競合しました。マツダの営業担当は女性で,ランティスは試乗してたいへん好印象を持ちましたが,どーしても四駆のターボに乗ってみたいという誘惑には勝てませんでした。この女性営業ウーマン,しきりにロードスターを勧めました。大好きなんだそうです。 このクルマは納車日に大雪が降ったのが思い出です。クルマに相応しいといえば相応しいけど,どうしようかと思いました。ホントに。しかし後から考えてみると,これは不運の始まりでした。 ところで,最初のLEGACYを購入した後に,ディーラーからTAO 道-COSMOSという冊子(1989年発行)を頂きました↓ 多数の写真が入っている立派な体裁のものです。この中に評論家の国沢光宏氏とSUBARUの桂田勝氏・辰巳英治氏の対談が掲載されていて,国沢氏が「レガシィには女が見えないか・・・」と指摘し,当時のLEGACYの宣伝にあった「もっとクルマになる」にひっかけて,「今度のSUBARUのキャッチフレーズは,もっとセクシーになる(笑)」と発言しています。 オリビエ・ブーレイ氏の手によるデザインのBG型 LEGACYは,これまでのSUBARU車の中では,もっともセクシーなデザインを持ったモダンなクルマでした。 ターボ車ということで,心配していた燃費は,10km/L前後だっと思います。前のVZの1割落ちくらいでした。 |
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ターボの加速は快感で,ついついとばしたくなるものであります。あっという間に100kmを越えてしまう感じ。自制心が必要です。 しかしながらこのクルマは不運続きで,何回か事故りました。最大の事故は購入して数ヶ月で発生した自爆事故でした。 確か修理に80万円くらいかかり,ボーナスをつぎ込んでも足りませんでした。 この事故のおかげで,以後さっぱりとばさなくなりましたね〜 BG型 LEGACYは非常によく曲がるファンなハンドリングを持っていますが,前のセダンに比較すると何となくペラペラと頼りない感じがする乗り味でした。荷室からの異音も抑え切れていないようでした。事故のせいかもしれませんけど。 しかしワゴンという形態は確かに実用的で,荷室に何でも突っ込んで出掛けて行けます。 このクルマでもあちこちに出没したものでした。燃費も思っていたほど悪くなかったので,プラス数十万円で買うプラス100馬力も悪いものではないと思った次第です。 |
あまり追突事故を起こしたことはないんだけど,何故かこのクルマでは頻発。 車両保険に入っていなかったので,厳しい日々が続きました(笑) ブルー・マイカの塗装はやや弱かったと思いますが,どうにもならんようなものではありませんでしたね。 度重なる事故にもめげず,多少フレームが曲がったかもしれないにも関わらず,最後の日までクルマの状態は保たれました。エンジンもシャーシーも実用上問題がない状態で下取りに出しました。 |
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2003/3/15