【美潮・ライブレポート(1991年以後)】

【アキシー】がウオッチした美潮さんのライブのうち,1991年〜1996年までのものを記録しました。
コメントは当時日記につけたものをそのままUPしております。
曲解・誤解,思い違い,不適切な表現等あるかと思いますが,それはそれとして,当時のありのままの感情を伝えることにしました。
これはすなわち,露悪趣味な猿−アキシー−自身の記録であると解釈ください。

○小川美潮 with EUROPA

○期日:1991年7月13日(土),午後7時〜
○場所:パナソニック・グローブ座
○主催:テレビ東京
○後援:EPIC/SONY Records
○企画・制作:3−D Corporation
○コメント
 夜,グローブ座で小川美潮を見る。良かった。
 ナルチョ,青山純の強力なリズム隊をバックに,一歩も負けない強力なボーカル。
 2時間ぴったりだったが,やはりハイライトは「水」と「窓」でした。
 「まだ」も聴けたし,また見たいと思った。
 小川美潮は一生懸命。しかも身軽に,ロックではなく,日本古来のリズムでもない,新しいリズムを作ろうとしていた。
 その成果はまだ先にあるかもしれない。
   


○ウレシイノモトノモト−小川美潮−

○期日:1992年6月5日(金),午後7時〜
○場所:日本青年館ホール
○主催:Tokyo FM, ル・ルティモ
○後援:EPIC/SONY Records
○企画・制作:3−D Corporation
○コメント
 純ちゃんとベースがまったく見えなかったけど,サスガにボーカルが素晴らしかった。


○小川美潮−か〜らだに元気500%みしおライブ−:2000年10月30日UP


○期日:1993年1月25日
○場所:クラブ・クアトロ(渋谷)
○主催:ル・ルティモ
○後援:EPIC/SONY Records
○企画制作:3−D Corporation
○コメント
  △と一緒に美潮ライブを見る.
  立ち見,アンコールはすごく近くで見ることができた.
  でもできそのものはもうひとつ.ボーカル,聴き取れなかった.デッドすぎた.
  まあ,難しいですな.

○後日談
  3連ちゃん(5連ちゃん?)のギグの最終日だったような記憶があります.
  日記にはあまり良く書いていませんが,いまでもよく覚えています.
  アンコールでお客さんが帰りかけた後,最前列に移動して,ゲストで参加された板倉さんの目の前で見ることができました.


○小川美潮(タイトルなし)2000年10月30日UP



○期日:1993年7月20日
○場所:中野サンプラザホール
○主催:ル・ルティモ
○後援:EPIC/SONY RECORDS
○企画制作:3−D Corporation
○協力:HOT STUFF
○コメント
  というわけで,昨日の小川美潮,良かった.(翌日書いている)
  なんとびっくり,仙波さんがドラム,パーカッションのWHACHOが色々と変なことをやっていたのが印象的.
  音も良く,素晴らしかった.

○特記
  このコンサートのほぼ一ヶ月前,檸檬の月の発売の直前,6月22日の朝日新聞の夕刊,芸能欄に,小川美潮さんに関する記事が写真入りで掲載されています.
  以下に美潮さんの発言を引用します.
    タイトル:「落ち込んだ時にも聞ける歌」をめざす
     −私の歌って,ユルユルだからですかねえ.整体師に,人とちょっとずれてるって言われるんです.自分では普通の歌を意識して作るのに,全然ずれちゃってるみたい−
     −人間にはだれにも埋められない孤独感がある.今回のテーマです.みんな不安で,悩む.落ち込んだ時でも聞ける音楽にしたつもりです.いいところも悪いところも,私の中をさらけ出して,人に見せるしかない.そうすれば聞き手から何かが返ってくるかもしれない−
     −商業的な成功を求めていないんですよ.街歩いてて,指さされるの,いやだし.パチンコやってて,気付かれるのも,ねえ.−
     −音楽業界の売り方に乗せられず,こちらのやり方で,全国に根をはやしたい.アメーバのように,深く,静かに浸透したい−
     


○Ajian Fantasy (1994)

  

○期日:1994年7月3日(日)
○場所:文化村シアターコクーン
○主催:エイジアンファンタジィ実行委員会
○後援:国際交流基金/Tokyo FM
○制作:PIT INN MUSIC
○コメント
 夜7時7分〜10時27分までやったこの日を,僕は忘れない。
 本当に素晴らしい夜だった。全20曲+アンコールの再演1曲(エコーズ),すべて素晴らしかった。
 タブラのゴーシュさんと山下洋輔さんとのバトル,インドネシアのボーカリスト,ヘティ・クース・エンダンさんのパワフルな唄。
 唄にバイオリンに大忙しの金子飛鳥さん。
 そしてみんなをほっとさせる美潮さん。
 誰もが素晴らしい演奏,そして第三部でのオープニング(お囃子で客席を一回り)など,楽しかった。
 仙波さん,お疲れさま。ガチョ〜ン。
○補足
 エイジアン・ファンタジーの公演は,だいたい年に一回行われていて,これは4回(年)目。
 この日は「即興紀行」というタイトルがついてて,山下洋輔さんが中程に出演しました。凄かったです。
 この他,サンディーさん等が出演しております。
 中盤のゴーシュ&山下のバトルが伸びに伸びて,全体で3時間を超える公演となり,文化村の駐車場が閉まってしまう心配をしながら最後まで見ました。
 生涯忘れられない素晴らしい夜でした。


○小川美潮(クアトロ,1994)


○期日:1994年7月30日(土)
○場所:渋谷クラブ・クアトロ
○主催:ニッポン放送/ル・ルティモ
○後援:Eprc/Sony Records
○制作・企画:3−D Corporation
○コメント
 昨夜クアトロで美潮を見る。良かった。中盤以後。
 仙波さんがパーカッション。アンコールで1mもあるぶっといスティックで笑わせた。
 「いとほに」「本当のことを言えば」などチャクラの曲が聴けただけでも楽しかった。
○補足
 このときは美潮3デイズだか5デイズかの連続ライブの一日で,ゲストに板倉文さんが出てきました。
 文ちゃん登場の紹介のタイミングで,美潮さんが間違えたことを記憶しております。
 ダブル・アンコールがあって,帰りかけたお客さんを押しのけて,最前列・文ちゃんの真ん前で見たことを憶えております。


○仙波清彦・3Days-ジャズ篇・「に」の日−

     

○期日:1995年2月17日(金)
○場所:新宿 PIT INN (新宿 Pin Inn 30th Anniversary Vol.2)
○コメント
 日記のデータがトンだため,掲載できませんでした。以下,思い出して記載します。
 この日はジャズ篇ということで,元スクエアの関係者が出演し,途中で休憩を入れ,会場内でマイクを入れっぱなしにしつつ,一杯飲みつつ,昔話をしていました。
 ボーカルは美潮さんと山本京子さんの二人が参加し,曲目によって出てきたり,引っ込んだりしました。
 そういう緩い感じだったので,3時間以上も演った記憶があります。
 演奏内容はフリー・ジャズというよりも,キャバレーみたいな感じだったかな。
 そうそう,ワタシ,いつも通り遅れ気味で行って後ろの方の席に座ってたら,一つ左隣りの女性がどっかで見たような感じだな〜と思ってたら,アンコールで仙波さんに花束を渡しに行って,そのままステージに上がって美潮さん達と一緒に唄いました。
 この人は,香西かおりさんでした。


○Ajian Fantasy 5th Anniversary "Ajian Fantasy Orchestra"

○期日:1995年10月19日(木)
○場所:東京厚生年金会館ホール
○主催:エイジアン ファンタジー実行委員会
○後援:国際交流基金/Tokyo FM/ポリドール/BMGビクター/ソニー・ミュージックエンタテイメント
○コメント
 日記のデータがトンだため,掲載できません。以下,思い出して記載します。
 この年は総勢32名のオーケストラとして,シンガポール,クアラルンプール,ジャカルタとツアーで回ってきて,最後が東京公演でした。
 買ってきたプログラムを見ると,美潮さんはど真ん中に真っ白いドレスを着て鎮座しています。
 19日は最終日です。ゲストはシーラ・マジットさんでした。
 10月19日の公演では美潮さんは「言えない I love you」を唄うことになっておりますが,確か「恋」を唄ったと記憶しています。
 この公演のため,美潮さんは[Mother Tree]という曲の歌詞を提供しています。作曲は渡辺香津美さんです。
 なお,翌々日にリンダ・ルイスの公演を,11月にイーグルスの公演を見,思い出深い年になりました。
 


○Ajian Fanasy 1996-歌謡うきうき & 夏の祭り−

    

○期日:1996年7月17日(水)−歌謡うきうき− & 7月21日(日)−夏の祭り−
○場所:シアター・コクーン
○主催:東急文化村/エイジアンファンタジィ実行委員会
○後援:国際交流基金
○制作協力:スリー・デイー/ケーズワーク/u−shi
○制作:ピットインミュージック
○コメント
 日記のデータがトンだため,掲載できません。以下,思い出して記載します。
 今回は,マレーシアのロック・シンガー−ザイナル・アビディンさん,トウキョウ・ナミィさん,オルケスタ・デラ・ソルのやまもときょうこさん,そして美潮さんという豪華なボーカリスト陣を迎えての公演でした。
 これに巻上公一氏の妙なホーミーが加わり,壮絶なバトルが繰り広げられたのでした(笑)。
 エンケン・バンドの湯川トーベンさんがベースを,個性的なバイオリニスト・太田恵資さんが加わり,それでもまとまった演奏でした。
 美潮さんが出演した両日とも見に行ったわけです。
 ボーカリスト全員で即興の唄を唄った記憶があります。
 トウキョウ・ナミィさんのインパクトはすさまじいものがありました。
 地元ではスーパー・スターと聴く,アビディンさんが日本語で「そのうちなんとかなるだろーお〜」と唄った記憶があります。
 巻上さんはヘンでした(^_^;)
 美潮さんは最初はイマイチ不調かな〜と思いましたが,後半は調子を取り戻した感じでした。


○小川美潮 ジロキチ年越しライブ
○期日:1996年12月31日〜1997年1月1日
○コメント
 10時半に帰ってくる。12月31日は,午後家を出て,新宿に寄って,HMVでCDを買い,ヨドバシカメラでGショックを買ってしまい,家に帰る(実家が杉並にあるんだよ)。
 これからがたいへんで,クルマを東京支店に置いていき(会社の駐車場なんだよ),高円寺に行く。
 ジロキチで12時〜3時半まで年越しギグを見る。
 ジロキチ・ソウル・セッションが1時間半。30分おいて,美潮のセッションだった。
 正味1時間ちょっと。イマイチだったが(ごめんなさいね),見てしまった。
 美潮自身は元気でなにより。
 バックはちょっとファンキーな演奏。ギターが上手かった。
 珍しい年越しとなった。

○その他
 記載した他に,あと1−2回ほどソロ・ライブを見ています。
 一回はジロキチでのライブで,大川さんと一緒だったと思います。
 これらのデータが見つからないので,見つかったらまた書き込みます。