ウズマキマズウ featuring 森園勝敏 LIVE at 晴れたら空に豆まいて


●日時:2006年11月12日(日)
●場所:代官山 晴れたら空に豆まいて
●出演:ウズマキマズウ

 小川美潮(vo & shaker)・大川“ヘンダーソン”俊司(bass)・BANANA-UG(pf, key)・MAC清水(drums, perc & chorus)・Ma*To(key)・Whacho(perc)
 ※ゲスト:森園勝敏(el-gt)

●曲目:

   第一部
 01.デンキ
 02.Four to Three
 03.良心力学
 04.花の答え
 05.ENSO
 06.ハスクリア


   第二部
 07.レディ・バイオレッタ(インスト)
 08.犬の日々
 09.はじめて
 10.12月21日
 11.人と星の間
 12.私は宝
 13.窓

   アンコール
 14.やっとだね

  ダブル・アンコール
 15.ケ・セラ・セラ

※コメント
 今年8月に出来たばかりのライブハウスに行ってきました。変わった名前です。正確に覚えられません。ずっと“種まき”だと勘違いしてました。店内はお香の臭いが漂います。
 ウズマキマズウ2番目のゲストに森園勝敏さんを迎えてのライブ。美潮さんと森園さんは,直接的にはFEBつながりだそうです。
 客席にはテーブルが置いてありますが,右手前は高く,座敷になっています。この座敷の端っこで観戦。足を伸ばしてラクチン!
 ステージは一段高くなっていて,ビデオを映す幕がかかっていて,演奏前にはホロコーストの映像を流していました。
 幕が締まったまま演奏がはじまり,幕が上がって行きます。左から,BANANA,Ma*To,中央奥にMAC,右にヘンダーソン,右奥にWhacho,右端手前に森園さんの配置。もちろん美潮さんは中央前です。グランドピアノが向こう向きで,ピアノを弾くときにはBANANAさんは後ろ向き。森園さんは,最初から最後まで出ずっぱりの活躍。ウズマキは人使いが荒いです(笑)
 ゲストを迎えてからのウズマキの演奏は少しタイトな感じで,キッチリしてる感じ。“花の答え”は大川さんがベースを弾きました。美潮さんのベースはフレットレスにしちゃったと言ってたけど,ホント? 前半はハスクリアが特に良かったな。
 後半は森園さんのギター・インスト曲からスタート。聞き覚えがあると思ったんだけど,後で詳しい人に伺ったら,四人囃子の「Golden Picnic」に収録している“レディ・バイオレッタ”でした。
 この曲を含めて,森園さんのギターはとても丁寧で優しい感じがしました。出しゃばらず,さり気なく好サポート。
 “犬の日々”はFEBでも演奏してる曲ですね。“人星間”は,いつもと違ったアレンジ&グルーブ。毎回違うところが面白いです。“私は宝” “窓”と,歌い上げるナンバーで一旦終了。美潮さんのボーカルは特に後半パワフルでした。
 アンコールの“やっとだね”はユルいロック・バージョン。拍手が止まず,これなら出来るかな?と“ケセラセラ”字足らずバージョンで終演しました。

 んで,大いに盛り上がったのだけど,これでも何となく聴き足りなかった感が残ったので,18日にももう一回見に行こっと!

 
 
 右隅の席だったせいか,ベースの音がこもって大きく,スネアの音も大きめ。Whachoの叩く小物類はよく聞こえません。全体にはドンシャリ気味。後半にはやや改善されましたが,PAはもう少し頑張って欲しいところ。
 あと,コンサート全体として見た場合,速いのが1曲あったら良いなと思いました。