シュンブンのミ
☆日時:2008年3月20日
☆場所:高円寺 彦六
☆出演:シュンブンのミ
小川美潮(Vo, アンデス[鍵盤ハーモニカ],
Bass-Gt on 7 & Shaker on 13) ・板倉文(Gt)・大川俊司(Bass-Gt &
Ac-Gt)
☆セットリスト
第1部
1)はじめて
2)Dear Mr. Optimist
3)Four to Three ●
4)彼は外人 ●
5)軽い心(小川美潮/矢野誠)
6)シャンバラインU ●
7)花の答え
第二部
8)A Fala da Paixao
9)イパネマの娘 ●
10)三月の水
11)Tea For Two
12)サンホセへの道
13)私は宝 ●
14)おかしな午後
アンコール
15)Bridges
☆コメント
“彦六”初見参! ということで行って来ました。
路地を入ったところなので道に迷いそう,ということで地図を持参して向かいました。金物屋さんの角を曲がったところ。一発でたどり着けました。私としては快挙なのですが,帰りに迷子になったのはどうしてだろ?
お店には靴を脱いで上がります。懐かしい日本家屋の香りが漂う感じ。昔の居酒屋という風情でした。ステージは畳敷きで,三畳ほどのスペースです。客席は椅子席が少しと,お座敷でした。ボクはあぐらをかいて鑑賞しました。
美潮さんの最小ユニット−シュンブンのミ−は,久々に見た感じ。
この日はアンデスのお披露目ライブ! アンデスとは鈴木楽器の鍵盤ハーモニカのこと。サイトを確認すると,25鍵のAndes-25
(Andes-25F)というモデルかしら。昨年復刻したモデルだそうです。
http://skmt.cooktone.com/text_kenhamo/catalog.html
音は笛と口笛の中間みたいな感じで,可愛らしいです。この夜はメーカーの人もいらしていたみたい。
メンバーに弾け弾けと言われて,美潮さん,張り切ってたくさん弾きました。ちょっと怪しげだったけど,ちょっと緩めのこのユニットにはとてもマッチしていたと思います。
演奏の方は,前半はオリジナル曲を,後半はカバー中心でした。“彼は外人”はFEBのデキが納得いかんそうで,リベンジとか。“軽い心”は矢野誠さんと共作したものですね。矢野さんとのライブ以外では,初披露だったのかな。
“私は宝”はCD“宇宙人”のヴァージョンに近く,文ちゃんはレコーディングで使用した小型のギターを使って演奏しました。良い音してました。
大川さんもこの日お披露目となったアコースティックのベース・ギターを使いました。ギターをそのまま大きくした感じのヤツ。美潮さんも“花の答え”で弾いたんだけど,胴が太いので,とっても弾きにくそうでした。使いこなすのはなかなかたいへんそう。
演奏のハイライトは,文ちゃんのギターですね。いつもと違ってエフェクトをかけずにプレーンの音色でした。スバラシ!
会場が小さな小屋というで,歌はほとんどノーマイクに近く,美潮さんの美声がいっそう映えていました。
なんだか,とっても贅沢した感じです。