スプラゥトゥラプス
おまけ:順天堂医院癒しの会
●日時:2007年8月11日(土)
●場所:西荻窪 Terra
●出演:
小川美潮(Vo & Bass on 03-04)・吉森信(Pf &メロディオン)・大川俊司(Bass & Ac-Gt)・小林武史(Dr, Perc &
Tabla)・Whacho(perc) with 板倉文(El-Gt)
※飛び入りゲスト:渋谷毅(Pf)
●コメント
本日は午後2時からお茶の水順天堂医院にて,入院患者さんのために“癒しの会”のライブ。ウズマキマズウ名義で,小川美潮の他,大川俊司,板倉文,Whacho,そして勝俣伸吾さんが出演しました。
関係者以外でも見られるということで,行ってきました。
曲目は,1.はじめて,2.花の答え,3.デンキ,4.Dear Mr.
Optimist,(みんなで)5.夏の思い出。3分間!の休憩をはさみ,6.A
Fala Da Paixo,7.One Note Samba,8.窓,9.私は宝,10.おかしな午後,(みんなで)11.浜辺の歌,12.上を向いて歩こう。
会場は病院のアトリウムで,高い吹き抜けがあり,ライブ会場と違って,反響が大きく,PAも病院の館内設備も使用して,天井からボーカルが聞こえて来ました。
点滴や車椅子の患者さんが多く,お年寄りから子供まで,いつもとは違ったお客さん。リクエストに答えてみんなでシング・アウト出来る曲も3曲入れました。最後の曲では,美潮さんは客席の奥までやってきて,一緒に歌いました。
美潮さんの歌声を聞くのは始めての人が多かったと思いますが,なかなか盛り上がって,楽しいイベントになりました。
ボランティアの方,部外者の僕を受け入れてくださった患者さんや関係者の皆さん,ありがとうございました。
夜は西荻のTerraでスプラゥトゥラプスのライブ。
このバンドは回を重ねるたびに充実してきて,歯切れの良い吉森さんの楽曲とピアノと,美潮さんのヴォイスの相性が抜群に気持ちよく,今回も鮮度の良い野菜か果物の様にフレッシュでした。ウズマキマズウとの違いも,次第に表れてきたようです。
美潮さんを始め二つのライブを掛け持ちしたメンバーが多かったワケですが,疲れを感じさせない切れ味ある演奏と歌が楽しめました。素晴らしいね〜
そして,ダブル・アンコールでは,見に来ていた渋谷さんを招いて,“はじめて”を演奏。とっても得した感じ(^^;
以後は思いつきの雑談です。
最近考えるんですけど,美潮さんはずっとバンドが演りたかったんじゃないのかしら?
Epic Sony時代のソロ・アルバムはどれも充実していたけど,バンドと一体になった音楽作りが好きで,演りたくて,でもなかなか上手く行かなくて試行錯誤しながらここまで来たのかもしれないな〜
小川美潮とそのバンドというのではなく,歌と演奏が一つになるサウンドを目指しているんじゃないかしら。
それが今結実しようとしているんだと思う。
スプラゥトゥラプスは,結実はまだ先で,新芽が出たところかな(^^;