スプラゥトゥラプス


●日時:2007年1月12日(金)
●場所:高円寺ジロキチ
●出演:スプラゥトゥラプス
 小川美潮(Vo, Bass & Shaker)・大川俊司(Bass, Ac-Gt, カリンパ & Cho)・吉森信(Pf, Acd & Melodion)・Whaho(Perc)・小林“オイラー”武史(Dr, Perc, Tabla & Synth)
 飛び入りゲスト:仙波清彦(Perc)・Mac清水(Perc)

※コメント
 新バンド・スプラゥトゥラプス初見参。またまた回文です(^^;
 昨年“海風”で披露された「長月の新芽」を改変した「睦月の新芽」からスタート。左から,吉森→オイラー→シュン→whacho,手前に美潮さんの布陣。
 続いて,カオス・セッションで演っていた「Make Our Selves」(この曲好きなんだよね)。久々の「弁シス」から「花の答え」は,美潮さんがフレットレスにしたミュージックマンのベースを弾きました。やはりカオスで演っていた「3時の見て見ぬふり」(ミュージカル風の面白い曲なんだよね。超高音を駆使するならではのナンバー),定番の「はじめて」で一部は終了。
 第2部は,「ハスクリア」からはじまり,新曲の「あの一番(仮題)」のお披露目。まだ終盤の一部しか歌詞が付いていないんだけど,終わりの方からだんだんに付けていくそうです。期待してます。
 「3月の水」,「On the Road」,「Old Deville Moon」,「幸せのショーロ」と続き,ちょっと久しぶりの「私は宝」で終了。
 アンコールでは,客席にいらしていた仙波師匠とMACさんをステージに招き入れ,Whachoさんのパーカッションを譲り合って,「人と星の間」にを演奏しました。
 
 この夜の注目の一つは,オイラーさんのプレー。ドラムセットに座りつつ,パッドシンセ?や各種打楽器を駆使し,奥まった所で控えめながら多彩な演奏を見せてくれました。演奏は全体に軽快で,ボサノバ色が感じられました。
 英国帰りの吉森さんは,言葉は寡黙ですが,プレーはいつもながら感心するほど素晴らしいのだ。
 美潮さんは最初からニコニコとゴキゲンな様子。今年もボーカル絶好調。この日は歌詞が間に合わないこともあったけど,スキャットが美しかった。リズム感の良さが良く表れる美潮のスキャットも大好きなの。
 あとね,ここんところ,シュンちゃんのプレーが好調なんだよね!
 ウズマキマズウを中心にした新たな展開が見えてきた新年初ライブになりました。