ここではデンタルメーリングリストグループに利用する際
の守ってもらいたい事項と、初心者の為の投稿、受信方法
について。また、よくある質問に関しての回答を書いてあります。
☆メーリングリスト
メーリングリストは、同じ問題意識を共有する多数の人と意見を交換する場所です。自分勝手な振舞いは他人に迷惑をかけるだけでなく、運営を支えている多くの人の努力を無にすることになります。参加者も、運営者と一緒に場を盛り上げていくように心がけましょう。
インターネット上で行われるリアルタイムの会話(チャット)でも、ここで紹介するルールやマナーに気をつけて、相手に対する思いやりを忘れないようにしましょう。
1、利用上の注意事項。
電子掲示板・ニュースグループ・メーリングリストなどでは、多くの人があなたの発言を目にするので、注意深く言葉を選ぶことが必要となります。一般社会で許されないようなことは、インターネット上でも許されないことを理解する必要があります。
@ はじめての参加にあたって
多くの人が参加する電子掲示板・ニュースグループ・メーリングリストには、一般的にそれぞれ管理者がいて、何らかの運営方針に基づいて交流が行われています。参加にあたっては運営方針を尊重し、その場の雰囲気をこわさないように注意しましょう。
参加にあたっての質問のために、通常は運営管理のためのアドレスが別に用意されています。
メーリングリストへの参加を受け付けたことを通知する電子メールには、問い合わせのためのメールアドレスが記載されていますので、なくさないように注意しましょう。
A 題名(タイトル、サブジェクト)のつけ方
電子掲示板やメーリングリストに投稿するとき、題名(タイトル、サブジェクト)は、内容が一目でわかるような簡潔なものにするよう心がけましょう。長文の場合には、そのことを断っておく方が親切です。
B 発言には責任を持つ
不確実な情報を事実のように語ったり、話したことが間違っていても訂正せずそのままにしたりすると、人に迷惑をかけたり、あなたが信用されなくなったりします。誠意と責任をもって発言しましょう。
C 初心者の失敗には寛容に
インターネットの経験が豊かな人は、初心者に対して尊大な態度をとったり、何かを押し付けたりしないで、広い心と思いやりをもってアドバイスしてあげましょう。初心者の冒したミスには寛容になりましょう。
Dアドバイスは謙虚に聞く
初心者は、アドバイスを与えてくれる人の声に謙虚に耳を傾けることが大切です。
E相手の発言をよく読む
電子掲示板・ニュースグループ・メーリングリストなどで発言するときは、過去の発言をよく読んで、話の流れや雰囲気を壊さないよう配慮しましょう。ほかの人の発言に対するコメントのしかたは、運営方針やFAQ(よくある質問)で説明されている場合が多いので、よく目を通しておきましょう。
F他の発言にコメントするときの注意
他人の発言にコメントするときは、コメントの対象となる発言を引用したりして、対応を明確にするように心がけましょう。
他人の発言の引用は、必要最小限にとどめるよう心がけましょう。 →FAQ;引用はどれくらいがいいの? へ。
Gメーリングリストでの返信
メーリングリストのアドレスに返信すると、登録メンバ全員にメールが届けられることになるので、メーリングリストで受け取った電子メールに返信するときは、宛先に注意しましょう。
H質問をする時の注意
メーリングリストでは、専門の分野を勉強されている方が質問に親切に答えてくれることが珍しくありませんが、質問は答えてくれる相手に負担を強いるものであることを忘れず、安易に質問を投げかけるのは慎まなくてはなりません。
これまでの自分の努力と限界を簡単に説明した上で、ポイントを絞ってアドバイスを求めましょう。
もちろん、誤字脱字があっては失礼ですし、返事がもらえるまでには時間がかかることも覚悟しましょう。相手にも事情がありますから、必ず返事があるとは限りません。アドバイスをもらったら丁寧にお礼を述べ、自分と同じ問題で悩んでいる人をメーリングリストで見かけたら、もらったアドバイスを惜しみなく提供しましょう。
I多様性を認める
歯科医だけでなくスタッフや関係者が加入しているメーリングリストでは、多様な価値観を受け入れるだけの心の余裕を持ち、否定したり拒絶したりするまえに、相手のことを理解しようと思うことが大切です。偏見にもとづく用語の使用や発言をすべきでないことは、言うまでもありません。
x@マルチポストをしない
メーリングリストなどで発言するときには、読者が同じメッセージを何度も読むことにならないように気をつけましょう。複数の場所に同じ発言をするマルチポストをすると、その後のフォローが行き届かなくなり、とかく発言に対して無責任になりがちです。また、たくさんの人が同じメッセージを何度も読むことにもなり、迷惑する人がでてきます。
xA議論が沸騰している時ほど冷静に
議論が沸騰しても、すぐに発言するのではなく、冷静になって文章を読み返すくらいの余裕を持ちましょう。興奮すると言葉尻をとらえての応酬になりがちで、他の参加者の迷惑になります。
xB誹謗・中傷しない
他人の発言に反論する場合には、相手の気持ちを傷つけないように注意してください。いやみをいったり、相手を罵ったりしてはいけません。相手の人格を否定するような過激な書き方は、決してしないでください。あまり度が過ぎると、法的な責任を問われる深刻な事態になることがあります。【参考: 他人の社会的評価にかかわる問題】
参考;他人の社会的評価にかかわる問題
他人の社会的評価(世評・名声)を低下させるようなものをホームページに掲載すると民事上の責任(損害賠償責任)を問われる可能性があります。 また、場合によっては刑事上の責任(名誉毀損罪/侮辱罪)を追求される可能性もあります。
参考;プライバシーの侵害
他人の私生活に関わる各種の情報をを本人の了解なくインターネットでみだりに公開すると、プライバシーの侵害として訴えられ、損害賠償を請求される可能性があります。電子メールやホームページ等で他人の氏名、住所、電話番号などの個人情報を表示するときは必ず事前に本人の了解を得るようにしましょう。
2、メールの通信についての注意。
@ 通信の注意
すぐに配達される電子メールは会話のように気軽に楽しむことができますが、顔の表情や声の調子が一緒に伝わる会話と違って文字だけによる通信ですから、メッセージがどのように相手に受け取られるかには十分に注意しなくてはなりません。原則的には書面による通信と同じく慎重な心遣いを大切にするべきでしょう。言葉をよく選び、誤解や失礼のないように気を配ってこそ、電子メールの恩恵をより多く享受することができるのです。
また、相手に対して常に寛容であるよう心がけ、人を不愉快にさせるような話や言葉遣いは慎みましょう。
A電子メールのチェック
電子メールが届いているかどうか定期的に確認する習慣を持ちましょう。メールボックス内にあるメールの容量がインターネット・プロバイダ等の管理者から割り当てられたメールボックスの容量を超えると、メールボックスがあふれて電子メールが受け取れなくなってしまいます。不必要な電子メールはメールボックスから削除し、容量を超えないように注意しましょう。また、保管日数の制限があるインターネット・プロバイダもあります。メールボックスの容量や保管日数の点から、定期的に確認しましょう。
B電子メールの文章の書き方
インターネットでやり取りする文章は、読みやすさに配慮してまとめましょう。コンピュータの表示は、字と字の詰め方、行間の取り方が自由にならないことから、書面にくらべて読みづらくなる傾向があります。段落ごとに一行空けたり、きりのよいところで改行したりするなどして、読みやすくする工夫をした方がよいでしょう。
本文は、短く簡潔であるよう心がけ、要点を一つに絞って書きましょう。また、引用は必要最小限にとどめて、文章が長くならないように気をつけましょう。メールソフトの設定によっては、返信時に受信した文章が自動的に引用されてしまうので注意が必要です。
電子メールの末尾には発信者の名前と連絡先を簡潔に書き添えましょう。これをインターネットの世界では署名(シグネチュア)といいます。電子メールの署名に住所や電話番号などを含めるときには、必要以上に自分の個人情報を開示していないか十分に注意しましょう。
受信した電子メールに返事を出すときには、関連する他のメッセージが同じ人から送られてきていないかどうかを確かめて、最新のものに目を通してから返事をしましょう。
C題名(タイトル、サブジェクト)のつけ方
電子メールの題名(タイトル、サブジェクト)は、その内容が一目でわかるような簡潔なものにするよう心がけましょう。メールの内容が長文であるような場合には、そのことを断っておく方が親切です。
D使用する文字やメール形式の注意
インターネットには多種多様なコンピュータが接続されており、文字コードの割り当て方にも色々な種類があります。ローマ数字を1字にデザインした文字や、マルつき数字(輪のなかにアラビア数字が配置されている文字)など、よく見かける記号のなかにも機種によって互換性がないものがあります。もちろん、自分で作字した文字が相手のコンピュータで表示されないことはいうまでもありません。これらの記号や文字はインターネット上では使用しないよう心がけましょう。
また、いわゆる半角のカタカナは、UNIX系の機種では表示されないだけでなく、インターネット上の他のコンピュータを誤作動させる可能性があるので、使用してはいけません。
メールソフトの中にはHTML形式の電子メールを送る機能を持つものがありますが、相手がHTML形式の電子メールに対応しているとは限りません。HTML形式の電子メールを送る前に、相手によく確認するようにしましょう。
E ファイルを添付する
自分が送信しようとしている電子メールの容量に注意を払いましょう。容量の大きなメッセージや添付ファイルは、宛先のコンピュータシステムや途中経由するインターネットサーバの故障を誘発する可能性があります。送信しようとしているメッセージや添付ファイルの容量が大きいと思うときは、相手先に確認してから送信しましょう。
また、ファイルの添付方式はメールソフトに依存するので、自身や相手のメールソフトやその設定を事前に確認しておくとよいでしょう。
F不愉快な電子メールへの対処
不愉快な内容の電子メールを受け取ったら、相手にしないようにしましょう。また、挑発的な言葉を投げかけられても応じてはいけません。常に冷静に対応するように心がけましょう。
G 受信した電子メールを公開しない
電子メールの内容を他の場所に転載したりすると著作権の侵害にあたる場合もあります。また、あなた以外の人に知られることによって本人の名誉が傷ついたり、プライバシーに関する情報が漏れて迷惑をかけるかもしれません。
受け取った電子メールを転送したり転載したりする場合には、本人に連絡して承諾を得るのが良いでしょう。私信である電子メールをホームページなどの公開された場所に掲載するときは、ことさら慎重に取り扱うべきです。
3、よくある質問(FAQ)
Q;コマンドって何?
A;メーリングリストには、コマンド(リモートコマンド)と呼ばれる便利な機能があります。
詳しくは、DENT−JAPAN ML GROUPからのお知らせをごらん下さい。
Q;引用はどのくらいがいいの?
A;他人の文章を引用するのは、できるだけ必要な部分だけにするのが親切です。
電子メールでは、人の文章を引用するときには、行の頭に「>」などの引用記号を付けるのが慣例になっています。質問に回答するときや、誰かの発言にコメントするときに効果的です。
でも、回答やコメントをするのに必要のない部分まで引用するのは、読む人にあまり親切とは言えません。ネットスケープ社の「Netscape Messenger」など引用部分に色を付けてくれる電子メールソフトで読む場合はまだマシですが、そうじゃない場合には引用だらけの投稿はとても読みづらくなってしまいます。かと言って、あまり短い引用だとわけがわからなくなったり、もとの文意が変わってしまったりすることがあります。と言うことで、短ければいいというわけでもないので、文意を損なわない程度に必要な部分だけを引用することになります。
Q;1行の文字数は多くてもいいの?
A;1行の文字数は、35文字(70桁)以内にするのがいいです。
パソコンで1行と言うときは、普通は改行する(Enterキーを入れる)までの部分のことをいいます。つまり、画面の右端で折り返しているだけのものは、見た目には2行に見えるけど、実際には1行ということになります。
ところで、1行の文字数が多いと、文章が読みにくくなる原因になります。というのも、1行が長いと、投稿する人の電子メールソフトが自動的に改行してしまったり、また受信する人の電子メールソフトが受信するときに勝手に改行してしまったり、改行しなくても画面の右端で折り返してしまうこともあるからです。これでは、何だかへんてこな文章になってしまいます。
では、1行の文字数はどのくらいがいいでしょうか?世界的な慣例を参考にすると、インターネットでは32文字(65桁)から37文字(75桁)が標準といったところのようです。
(cf. RFC1468、RFC1855)
ということで、1行の文字数は35文字(70桁)くらい以内にするのが妥当ではないかと思います。また、最高限度は39文字(79桁)ということになるのではないでしょうか。ただ、人の文章を引用するときには行頭に「>」や「>>」といった記号を付けるのが普通なので、この引用記号のことを考えると38文字(76桁)が最高限度になるかもしれません。
また、送信するときに、電子メールソフトに自動で改行させると、へなちょこな文章になってしまうことがよくあるので、改行は自分で入れることをオススメします。
Outlook Express では、折り返す文字数を最大の132文字に設定して、自分で改行を入れます。
Netscape Messenger では、折り返す文字数を十分大きくして(254文字程度でOKでしょう)、自分で改行を入れます。
Q;文字がずれて表示されるのですが?
A;文字がずれて表示されている気がするときは、文字フォントを固定ピッチフォントにすればきちんと表示されるはずです。
MLでやり取りしている情報は文字だけ(文字飾りのないプレーンテキスト)です。つまり、文字の幅とか、行間とか、文字に色を付けるとかいうことは投稿する人には指定できません。その文字をどうやって表示して読むかは、受け取った側の読む人が決めることなんです。
ところで、電子メールでは、送信者が、本文の中に地図とか図柄とか区切り線とかを書くことはよくあることです。ところが、何だかそれがずれて表示されているような気がして、気になって仕方がないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実は、これは文字の表示に使っているフォントが、送信者と受信者で違っているために起こります。この問題を解決するために、インターネットの電子メールでは固定ピッチフォントを使うのが慣例になっています。
フォントには、どの文字の幅も一定の固定ピッチフォントと、文字の幅がそれぞれの文字につりあうように調整されるプロポーショナルフォントがあります。そして、電子メールのやり取りでは、固定ピッチフォントを使えば、送信者と受信者のフォントが違ってもなんとか同じようには表示できることになります。
なお、固定ピッチフォントには、Windowsなら「MS ゴシック」や「MS 明朝」があります。Macintoshなら「Osaka−等幅」や「中ゴシックBBB−等幅」など"等幅"という文字が付いたフォントがそれです。
なお、固定ピッチフォントを選んでいるのにずれて表示されているときは、文字のサイズを適切なものに代えるときちんと表示されます。
Q;ここにない質問はどこに質問するの?
A;私のHPの質問掲示板に書いて下さい。