千と千尋の神隠し 斜めの感想
まだ見終わって数時間しか経ってないのでほとんど殴り書きです。御了承下さい
書き殴りですがこれ以上の更新はしないと思います(ぉぃ。
見た理由が2つで、1つ目はもののけ姫を越えた興行収入。とは言っても私のもののけ姫評価はかなり低いので、それを越えようが越えまいがどっちでもいいんですが。言うなれば、ONE:Kanon=もののけ姫:千千という位置付けであって。
もう1つが、職場でかなりの人がこの映画を見ており、私も見ておかないと話についていけない為。別にウチの職場はアニヲタの巣窟ではないのですが、係内でも既に半分の人が見ています。
悪かった点
ストーリーがひどかった。かってに親は私有地に侵入するわ勝手に物食うわ勝手に夜になるわ勝手に働くわ勝手に豚になるわ姉妹で見分けはつかないわ唐突に過去の記憶を思い出すわパンタグラフなしの電車だわ
後半に至ってはかおなしと戦うのかと思いきや戦わないし姉と戦うのかと思いきや戦わないし、すべて気合空回り。
声がひどかった。知ってる声優1人も居ないし。夏木マリは2人の声を分けられてないし、消防厨房にやはり大役は務まらんし。
設定が生かされていない。名前を奪って服従させようとする、「帰りたい」と言うと豚にされるなど、1回しか出てこなかったものが多かった。勿体無い。
疑問が多く残る。かおなしの正体、ハクの正体。何故ハクはあんなにえらいのか、どうやってこっちに来たのか、解明できていない。
後味が悪い。ハクと「またきっと会う」と約束しながら結局会わずに物語は終わっている。消化不良。
良かった点
CGなのかデジタルなのかよくわからなかったが、従来のアニメとの融合が良くできている。よくよく見れば、「あここはCGっぽいな」と思わせるが、なかなか気付かない。表現の幅が大きく広がっている。
その動きも迫力がある。どろどろっとしたシーンのどろどろ感など、動きが滑らか。このあたりはもののけ姫以上かも。
笑い所
物食うシーンの迫力は、カリオストロから始まってしっかりと引き継がれておりますな
ドーラがいるよ老技師がいるよまっくろくろすけがいるよ
やはり第1印象のポスターでしょう。「お、『飛べねえ豚はただの豚』がいるよ!」
スタッフロールの「屋久町養豚家の皆さん」。
で、あのコンビはトムとジェリーですか
終盤で思いっきり「坊や〜良い子だ寝んねしな♪」と歌い出した人お手上げ! はい!
で、まとめ
結局この映画を通して監督は何が言いたかったのかよくわかんなかったっす。最初は「家族愛」かと思ったけど、中盤では「お金では買えないものもある」と経済至上主義批判を始めたのかと思ったけど、どっちも違うような気がする。
で、とりあえず私なりの結論は「知らないところへ勝手に入っちゃいけません」なのですが(笑