SF・アクション系

ACTION!!!


「フェイス・オフ」
出演:ジョン・トラボルタ ニコラス・ケイジ
凶悪犯とそれを追うベテラン刑事。ケイジふんする凶悪犯をやっとの思いで殺すが、彼はどこかにに大型爆弾を仕掛けていた。聞き出すには頑なに口を閉ざす彼の仲間に近寄るしかなく・・・フェイス・オフ・・・
ニコラス・ケイジはやっぱり演技がうまい。誰か言ってたけど、彼はやっぱりアクションの悪役が良く似合う。
この映画、アクションにしてはかなり面白いと思う。脚本が良くて、派手なアクションシーンよりもむしろその内容・迫力ある演技で訴えてきた(僕には)と言うのが良かった。



「オーバー・ザ・トップ」
監督:メナハム・ゴーラン
主演:シルベスター・スタローン
息子に信用の置かれないトラックの運ちゃんが、父としてのプライドをかけてアームレスリング(腕相撲)の大会に臨む。音楽から何からカッコイイ。主題歌は現在フジのF1GPのエンディングに使われている。
昔これがテレビで放映された次の日は、みんなが腕相撲をしていた。(もちろん俺もね。) かなりお気に入り。でもこれ、アクションとは言わないね。どちらかといえばドラマだね・・・



「フィフス・エレメント」
監督:リュック・ベッソン
出演:ブルース・ウィルス ジョモ・マルコビッチ ゲーリー・オールドマン
古代から伝わる5種類の石の伝説。近未来、宇宙からの侵攻に対し、これらに対抗できる生命体を再生。偶然出会ったタクシー運転手と共にこれらに対抗する。うまく説明できないけど、面白いから見てみて。話は深くはないが、テンポが速くて一気に見れる。フランスの映画らしく、カラフル。衣装はあのゴルチエが担当。ブルース・ウィルスの役どころが、「アルマゲドン」とよく似ている!?



「アウト・ブレイク」
監督:ウォルフガング・ペーターゼン
出演:ダスティン・ホフマン モーガン・フリーマン
一匹の猿から広がった猛烈な勢いを持った伝染病。陸軍はこの勢いを止めようと、感染源の町をそのまま爆撃して死滅させようとする。しかし、そんなとき陸軍医学部のサムは、ワクチンを作ることに成功する。
エボラ出血熱をモデルにしたリアルな話。この病気の恐ろしさと同時に、病気をめぐる陸軍・政府の思惑も絡めていて、かなり面白い。陸軍の生物実験的な考えに、サムが命の尊厳を訴えて抵抗するシーンは感動する。こんな病気、ほんとに存在するから恐い。



「バック・ドラフト」
監督:ロン・ハワード
出演:カート・ラッセル ウィリアム・ボールドウィン
幼い頃、消防士の父を炎で失った兄弟は、2人揃って消防士になる。しかし、先に消防士になった”上司”の兄に反発する弟は、防火犯罪調査官の助手に転向し事件を追う。容赦無く襲い掛かる炎を前に、兄弟の愛が映える。炎という、リアリティーのある(怖さのわかる)ものだから、そこいらのアクションとは違って見入ってしまう。スケールも大きくて、カッコイイ。この映画は、音楽が”料理の鉄人”で使われていることでも有名です。”バックドラフト”って本当にある現象で、最近では”景山民夫”が(俺の予想)これに見まわれて亡くなりました。あーこわ。



「ザ・ロック」
出演:ショーン・コネリー ニコラス・ケイジ
海軍に対する政府の粗末な扱いに反発した海軍の最高官僚達が、アルカトラズ刑務所にこもりロスへの強力細菌兵器発射を予告する。難航不落のアルカトラズに、脱走暦多数で何十年もの間そこに収容されていて超知能犯(ショーン)の手を借りることに。ショーン・コネリーの渋さ、ニコラスのカッコ良さに感動。「リービング・ラスベガス」で主演男優賞とったと思ったら、最近はアクションスターかい。でも、何でも(特に悪役)似合っちゃうところがすごい。演技うまいし。それにしてもアルカトラズ、よく出てきますね。知ってるだけでもたくさんある。(「告発」「ショーシャンク・・」・・・)刑務所といえばここが出てくる位。そんなにすごかったのかな・・。



「俺達は天使じゃない」
監督:ニール・ジョーダン
出演:ロバート・デ・ニーロ ショーン・ペン 
刑務所から逃げ出した2人の泥棒。彼らが隠れ場所として選んだのはなんと教会。神父のふりをしているうちに、良心に目覚めていく。これ、アクションとは言わないな。コメディーかな。(コメディーまだないし。)神父の格好をしているうちに、市民に悩み事を告白され適当に懺悔したり、市民集会でのコメントを頼まれたり・・・、次第に変わって行く主人公がユーモラスで面白い。デ・ニーロはもちろんのこと、S・ペンがイイ味出してて面白い。感動あり、笑いあり・・・・。んーー、やっぱりアクションとは違うか・・・・・。



「スネーク・アイズ」
監督:ブライアン・デ・パルマ
出演:ニコラス・ケイジ ゲーリー・シニーズ カーラ・グジーノ
外はハリケーンのような大嵐の中で行われた巨大アリーナでのボクシングの試合。大興奮のさなか、国防長官暗殺が起きる。普段から賭博などに走る悪徳刑事リックと、正直さがうりのエリート警官ケビィンがこの事件に携わるが・・・。真犯人はだれか、場内に張り巡らされた監視カメラが見た真実の映像を通して、次々と事実が覆されるサスペンス・アクション。悪徳刑事の彼だが、真実を前に次第に正義感を取り戻して行く・・・。
冒頭の、熱狂するアリーナでの暗殺シーンは見モノ。全く先の見えない捜査から、監視カメラなど多方面からの解析により犯人像が少しずつ判明して行くところが、スリリングで面白い。少しあっけないラストがもったい
なかったかな。




「RONIN」       
監督:ジョン・フランケンハイマー
出演:ロバート・デ・ニーロ ジャン・レノ ナターシャ・マケルホーン
”RONIN”とは、そのまま”浪人”のこと。初っ端、”浪人の言われ”が字幕で流れて映画は始まる。冷戦の終結後、行き場を失った各国の諜報部員達。お互い正体も知らないまま、6人のスペシャリスト達はパリに集められた。金の為、またはプライドの為、正体を現さない謎の人物からの指令で彼らは動き出す。ある”ケース”の奪取。そこには様々な利害が入り組んでいた。KGB、IRA、・・・それぞれの利権の為、ある者は手を結び、ある者は裏切り、そして裏切られていく。こういう、どんでん返しの繰り返しは結構好き。「ミッション・インポシブル」ほどじゃないけど、この映画でもそういうサスペンス要素は十分。目は離せない。じゃあ、単なるサスペンス映画かというとそうでもない。そう思わせるのは、ちょっと長すぎるカーチェイス。本当ならここで飽きるところだが、このカーチェイスは違った。まずはエンジン音、それからスピード感。実際にスタントを使って撮影したらしく、今までになく迫力満点。臨場感溢れるアクションで面白かった。誰でも楽しめて、一般的にも結構ウケるんじゃないかと思う。