漫画の街 石巻へ!緊急発進だマンガッタンライナー!


7:00。仙台二日目ですー。
今日は快速マンガッタンライナーに乗って石巻へ出撃です。でもあおば通駅発の快速石巻行きマンガッタンライナーは10:07。
なので乗る前に沿線でマンガッタンライナーを撮影しようと時刻表とにらめっこ。該当するスジを割り出していざ出発です。
ちなみに今回は2日間有効の「仙台まるごとパス(2500円)」を使います。これで残り2日の仙台巡りにフル活用できます。
ちなみにこのフリーパスでは東側は松島海岸までしか行けないので石巻は乗り越しになってしまいますけどね(苦笑)

それではJR東北地区唯一の直流電化区間である仙石線に乗ってまずは沿線の撮影へ。・・・天気がイマイチだけど・・・。



さて仙石線ではかつては山手線で活躍してた205系が改造を受けて走ってます。今やE233系にその山手線の活躍を受け渡して
数も多いしまだ廃車にするには忍びないとの事で大改造を受けてこの仙石線で第2の余生を走っています。
ちなみにどんな大改造を受けたかというと
「クハ・モハ・モハ・クハの4両編成ユニットへの組み換え」「中間車輌の先頭車改造」「トイレ設置改造」「半自動ドア改造」「シートモケット張替」
「転換クロスシート増設」などと床下機器と車輌の骨格以外は殆ど改造を受けてます。原型なんて殆どありません(笑)

途中駅で降りて、そうこう待っていると狙い通りにマンガッタンライナーが対向を通過。
前面には009こと島村ジョーが画かれています。このマンガッタンライナーは漫画家の石ノ森章太郎さんの作品の描かれている電車なのです。
ちなみに1両ごと、4両とも違う作品が描かれてます。ではその全貌を見てみましょう〜。




石巻方面から「がんばれ!ロボコン車輌」「秘密戦隊ゴレンジャー車輌」「仮面ライダー車輌」「サイボーグ009車輌」の4両1編成で組まれてます。
ちなみに今、撮影しているのは多賀城駅止まりの車輌です。ここから東塩釜まで回送され、折り返しのマンガッタンライナーあおば通行きに乗って
今度こそ 10:07。あおば通発「快速マンガッタンライナー石巻行き」に乗り込みます。



あおば通駅折り返し約10分の間に車輌の観察です(笑)あちこちに歴代石ノ森キャラクターが目白押しです。全部が紹介できないのが残念ですっ。
だって全面360度すべてが「マンガッタンライナー」と呼ぶに相応しいくらい貴重な複製原画やらが飾られてるのですよ?
ちなみにこの時点では近くの公立高校の漫画部の生徒作品の数々が飾られてます。将来は有望な同人作家になるのでしょうかねぇ(ぉぃ

10:07。あおば通駅を出発。この電車は快速なので約1時間で石巻へ到着します。

11:11。石巻駅到着。
実はこのマンガッタンライナーに乗ってきたのには訳があります。実は土日祝日などの休日には「乗車記念証明書」がもらえるのです。



でも、ただフツーに貰える訳ではありません。なんと003フランボワーズがホームで手渡ししてくれます(笑)
・・・ん?003フランボワーズの写真は無いのかって?無いこと無いけどそういうのは自分の目で確認しなきゃダメですぜ?お客さん(笑)



石巻駅を降り立つと駅舎一面にサイボーグ軍団が出迎えてくれます(笑)ちなみに駅前にはこういったモニュメントがあちこちにあります。
どうしてこんな風に石ノ森作品が街中にあふれているのか。それはこの石巻に「石ノ森漫画館」があるんです。
しかも石巻は「マンガの国・石巻」を自負するほどのマンガ熱狂地区なのです。そんな理由で街には石ノ森キャラのモニュメントがあふれています(笑)



「いしのまき マンガロード」の案内に沿って漫画館へ続く道をテクテク歩いていこうとすると・・・・雨が・・・・(滝汗)
でもまだ小雨で降ったり止んだりだったんでそんなには苦にはならなかったですけどね。



20分くらい歩いて川の中州にある石ノ森漫画館に到着。入り口からすでにすごいよココ(笑)エントランスに続く道には
各有名漫画家さんの手形が飾られてたり、石ノ森先生と握手ができる手形があったり、仮面ライダー1号の藤岡弘さんの手形もあります。
館内は撮影禁止だそうなので画像はありませんが、なんちゅうか涙が出るくらいすごい施設です(TーT)
石ノ森世代ではないけど歴代の石ノ森作品を知っててそれなりにアニメやマンガに詳しい人ならまず間違いなく一日は時間が潰せる施設です(笑)
トキワ荘の模型や見取り図。入退居者の履歴などなどの歴史見たときなんか感動ですよ(TーT)
ちなみに石ノ森章太郎先生は宮城県出身には違いないのですが実は石巻出身というわけではないのです。(栗駒の出身だそうです)
石巻はマンガで町興しをしようという有志で作られた街なのです。そのために多くの漫画家さんの協力もあって漫画館は出来たのです。



エントランスをくぐって中へ入って入場券を買うて、記念品を貰おうと窓口にいくと、さっき駅で乗車記念証明書配ってた
003フランボワーズのコスプレしたオネーチャンが(笑)どうやらこの漫画館号で列車の到着に合わせて駅に行ってるらしい(笑)
まぁ、先にも書いたように館内は撮影禁止です。ところどころで石ノ森作品の映像が流れてて殆どの作品が判る自分がそこにいます(笑)
いやはや、不思議コメディシリーズは私が小学生くらいだったんでとっても懐かしいです。
館内の図書館があるのですが、マンガ喫茶を彷彿させるくらいの充実っぷり(^^;;)これは一日居ててもいいくらいですよ。
でも今回はフリーきっぷを持ってるので「乗らないと損」ってのが勝ってしまって、2時間くらい滞在して仙台に戻ることに。
とにかくここはすごいです。竜宮城と同じで口で現せないくらいマンガアニメ好きにはたまらない施設です。今回はマンガッタンライナーの時間に
合わせてきてしまったのであまり滞在できなかったけど、次に来る機会があれば是非に一日中堪能したいですね。
ちなみに館内はもちろんレストランでも「昭和風味」ってのをコンセプトにしてるらしく、なんと「鯨」が食べられるんです。
今のご時世、鯨なんてそう滅多に食べられるもんではないですよー。ちゅうわけで画像は「鯨ずくしランチ」です。

館内を見終えて、そろそろ石巻駅へ戻ろうと外に出ると警備員さんに呼び止められる。どうやら からくり時計が動くから是非見ていってとの事。
石ノ森キャラがぞくぞくと登場するからくり時計は毎時0分に起動するらしいです。
そうこうすると警備員に呼び止められた人々で廻りが賑やかになってきて、時報とともにからくり時計が動き出す。でもこのからくり時計。
仮面ライダーやロボット刑事K、アカレンジャーや009など主役が出てくるのにどういう訳かロボコンでなくロビンちゃんが出てきます(笑)

からくり時計を見終えて石巻駅へ。戻るとちょうどまたマンガッタンライナーが鎮座。
どうやらマンガッタンライナーで仙台から石巻まで行って戻れるダイヤのようです。

15:43。さて仙台市内へ戻ってきました。昨日、マンガッタンライナーを出迎えたのと同じ時間にあおば通駅へもどってきました(笑)
ここで地下鉄に乗換え。この「仙台まるごとパス」は2日間有効で、
JR東日本仙台近郊指定区間、仙台空港鉄道、仙台市営地下鉄、仙台市営バス、るーぷる仙台バスなど多種多様に乗り放題というきっぷです。
宿にいったん戻る前に仙台駅から地下鉄に乗って隣の広瀬通駅へ。ここで前に紹介されていた地元では評判の「ひょうたん揚げ」を買いに行くことに。



広瀬通駅から歩いて5分ほど。ボークス仙台(元・げま仙台)の近くにある「安部蒲鉾店」でそれは売られています。
見た目はアメリカンドックみたいなカンジですが中身がなんと蒸しカマボコなのです(笑)ちょうど行った時の出来たて揚げたてを買うて宿に入庫。

「おぉ、これはウマイや」って事でゴハンを食いにいく前にひょうたん揚げを食べる(笑)
宿でひと休みしたあとは、今日も牛タンを食べるために地下鉄に乗って勾当台公園まで。どうせ乗り放題だし・・・。っと思ったけどどうせ乗り放題なら
仙台市地下鉄の完乗をしてしまおうと(今まで勾当台公園から富沢まで完乗)北の終点泉中央まで乗車(笑)
これで仙台市交通局は完乗。改めて勾当台公園駅へ。「牛タン き助」へゴハンを食べに行きます(笑)ちなみに仙台まるごとパスには
クーポンがついてて色んなお店で使うことができます。けっこうオトクなフリーきっぷです。・・・が、なにかと移動に時間が掛かるのが仙台の観光地。
JRだけでなく地下鉄や近距離を有効かつ上手く使わないと元を取り戻せません(^^;;)
ちゅうわけで元を取り戻すために乗って乗って乗りまくります(笑)実は仙台空港鉄道を2往復すれば元取り戻せるんです(激爆)

牛タン食らったあとは定禅寺通を散歩して、地下鉄乗って長町へ行って、長町から杜せきのした行って、今日だけでほとんどの
元を取り戻してきました(笑)明日は東北本線の盲腸線。利府支線へ。明日へ続く〜。


「本日のデカルチャー」

漫画館のお土産の「秘密戦隊カリンジャー」。やっぱこういうのは5個揃ってないと意味がありませんね(笑)
あと仙台銘菓のずんだ餅もこんな巾着に入ってます。なにより驚いたのは上の車のチョロQも売られているという事です(笑)


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