「大捜索no日々。湘南モノレール編」
気付いたらそこは湘南モノレール(笑)いざ逝かん。星河駅(違

8/9。
なんとMLながら92号の指定席がたまたま取れ、どうせ夏コミにも行けないんだからとその腹いせにと湘南モノレールへ(爆)
ちなみに今回はもう知ってのようにアニメ「美鳥の日々」で湘南モノレールがモデルになって登場してるので沿線もモデルに
なってるのではないかという事でその捜索に出向くのでした(笑)ではその報告記を。ちなみに画像多いのでご了承を。



8/10。朝4時6分。
MLながらは定刻どおり大船駅へ到着。でも湘南モノレールの始発は5:35。1時間半も早く着いても仕方ないので
まずは横浜まで行って根岸線経由で大船へ。根岸線って完乗してなかったんです(笑)
そして始発電車がやって来るまでしばらく、ぽけ〜っとする。シャッターが開いて一日乗車券を買おうとすると、
券売機では売ってなく「隣の窓口で発売してます。」とのこと。・・・窓口。・・・って閉まってるじゃんっ!!
開く気配も無い・・・。しばらくして始発電車がやってきて丁度、改札口に駅員さんが居てたんで無事に一日乗車券を購入。
とりあえず終点まで乗ることに。湘南モノレールは日本ではここと千葉と上野動物園にしかない懸垂式モノレールです。
要はモノレール軌道が上にあってそれにぶら下がるカタチで電車が走るんです。



こんなカンジに(笑)車輌の下にはなんにもありませんよ〜。まさに空中no鉄道なのです。
路線もそないに長くないので13分で終点・湘南江の島駅に到着。ちなみに最高速度75km/hとかなり飛ばします(^^;;)
なにげにジェットコースターに乗ってるようなカンジにもなりますね。片瀬山駅から目白山下、江ノ島に続く勾配や
トンネルなんかめちゃめちゃ飛ばしながら進んでいきます(^^;;)
ちなみに現在、湘南モノレールで走ってるのは主に500系とまだ1編成のみの5000系です。上の左が5000系ですね。
美鳥の日々では500系や400系が登場します。でも400系は7/4で引退しましたが(T_T)
とりあえず湘南江の島から戻りながら捜索開始。とりあえずここの駅も相対式ホームなのです。



もう〜すこし〜♪もう少しぃ〜♪きみの〜そばに〜いられ〜た〜な〜ら〜♪・・・・って歌は置いといて。
湘南江の島から次は富士見町駅へ。ここも相対式ホームなのです。む〜・・・。星河駅のモデルといえばモデルっぽいけど・・・。
ちなみに湘南モノレールで相対式ホームなのは大船駅。ここ、富士見町駅。湘南江の島駅の3箇所。
他の駅は殆どが島式ホームです。あとはすれ違いのできない片側ホームです。



星河駅のモデルは富士見町駅で間違いないと思うのですけど自販機ないし(^^;;)
鷲山町駅のモデルは島式ホームですね。でもベンチの位置や駅票の位置はけっこう合致しますね。
この路線の島式ホームは深沢駅、西鎌倉駅、目白山下駅の3箇所。ちなみに写真は深沢駅です。
ただあの通りのアングルで撮影は不可能です(^^;;;)だって目の前はマンションだし、真下は道路だもん(汗)
全駅調べましたけど、駅はモデルには使われてるけどかなり創作されてるようですね。
ちなみに「千葉にあるモノレールの駅がモデルでないか」という説も流れてますが、千葉都市モノレールも懸垂式ですけど
構造上の都合で相対式ホームの真ん中のいたるトコに支柱が立ってるのでまず違います(^^;;)

富士見町駅はもういっこ撮影場所はあります。それは駅からほんの40m(笑)



ここです。見覚えあるでしょう?ここはOPのイントロのときにでてくるシーンのひとつです。
・・・ん?判りにくい?ちゅうわけでOPに近い色調に合わせた右の画像を見比べてください(笑)
ちなみにモノレール乗ってると富士見町駅に着くときに鉄塔が見えるので判りやすいです。
しかもOP映像では奥に見える軌道の逆V時の橋脚もきちんと描かれてましたね。
とりあえずここも撮り終えて次は湘南深沢駅へ。



深沢駅に到着〜。実はここはモデルとなった背景地密集地なのです。ひとつひとつ説明しましょう。

左上の画像。第1話でセイジくんが大爆走していく道路です(笑)あの横断幕もしっかり描かれてましたね。
でも正確には道路の向こう側になるのですが障害物が多いのと逆光になって写真が撮りにくいという判断でこっちです(^^;;)

右上の画像。OPで出てくる交差点の絵です。ここは深沢交差点です。あとEDの最初の街灯がともるシーンもここのようです。
ただこの道路沿いに、あのようにキレイに並んだ街灯は無いので演出で付け加えられたと推測。
でもOPではあのプレハブ小屋も描かれててなかなかに細かいですね〜。ちなみに左手に伸びる道路の脇が
左上の画像のトコです。やっぱこういう背景は近場に固まってるのは相場ですね(笑)



続いて左上の画像。第4話でセイジくんと美鳥ちゃんが高見沢に呼びつけられる場所でーす。
たいぶ創作されてますけどまず間違いないですね(^^;;)花畑が無かったのは残念です(笑)

右上の画像。セイジくん大爆走そのにです(笑)軌道の下を坂を下りながら疾走するトコですね。
林の中から道路沿いにカーブして軌道が出てくるのはここしかないのでほぼ間違いないでしょう。
でも歩道の位置関係とかはだいぶ作り直されてるようですね。
・・・っえ?私が大爆走してこなかったのかって?重さ6kgもある乗務員鞄もって出来るわけないでしょ!(笑)

ちなみに場所は深沢の交差点を基準にすると。全部200m以内で移動できる範囲なんです(爆笑)
だって左上のトコは少し左に行くと深沢の交差点に続く道路に出るんです。まぁ、軌道の見える範囲なので近いですね(^^;;)

ここ深沢には湘南モノレールの車庫があります。奥を覗くと400系の姿・・・。でも撮れる距離じゃなかった・・・。
400系の撮影をしぶしぶ諦めてまたモノレールに乗って次は西鎌倉の駅へ。

西鎌倉駅に到着。
ここに「西鎌倉南公園」というモノレールが一望できる(と言われてる)公園があるらしいので行って見ることに。
・・・しかし勾配きついのぅこの辺りは・・・。しばらく歩いて公園に到着。
・・・・は?なんぢゃいこの草木々ぼうぼうの公園は・・・。モノレール望むどころか、それ以前の問題やんけ・・・。
展望台らしき場所も無ければ高々と行く手を阻む木々・・・。・・・あかん。こら無理やわ・・・。泣く泣く撤収・・・。



公園を撤収して別の場所へ。右上の画像です。
こぼれおち〜た 涙が〜♪ゆぅうきをくれた♪オレンジ色のそっらに♪ためい〜き溶けてく〜♪
↑これは挿入歌や美鳥ちゃんの持ってるオルゴールの音に使われてる「小さな手紙」の出だしの歌詞の部分です。

ここは等身大(?)美鳥ちゃんが曲がり角でセイジくんを待つシーンのトコ。実はモノレール沿線でモノレールを望む
この手の道はここにしかないんです。ちなみにこの道路はモノレールの車内から見えます。かなり見晴らしの効くトコなので。
でも実際はイロイロ修正されてるみたいですけど(^^;;)

左上の画像。これもOPに流れるシーンのひとつ(笑)実際にあるんです。正直びっくりでした(笑)
これも西鎌倉駅のすぐ近くなので行けば判るかと。駅から30mも無い場所ですから(笑)



深沢駅で撮り忘れた箇所があったのでまた深沢に戻ることに。
戻る間、500系車内を撮影。折りたたみ座席や扉の仕切り窓など。なかなか細かく再現されてますね〜。
深沢に戻って忘れてた場所をば。最終話で美鳥ちゃんが街を駆けるワンシーンに登場した交差点です。
軌道の下で白い建物が脇にある交差点がここしかないので間違いないかと。なにげに深沢駅はスポット多いです(笑)

その後、また湘南江の島へ行き、どうせならこのへんは手薄なので完乗をしてしまおうと小田急片瀬江ノ島駅へ。
片瀬江ノ島駅から小田急に乗って藤沢駅へ。ここから江ノ電で移動〜。・・とその前にアニメイトに寄り道(爆)
それと江ノ電藤沢駅近くのゲーセンで「お試し期間!マジアカ2PLAY100円!」の文字にフラフラ牽かれて
張り切ってやってみたら、・・・予選一回戦目から芸能問題の応酬でボロボロに負ける(TーT)あぁぁ勲章が・・・あ〜う〜え〜う〜。

ここに居たらずっとマジアカを続けそうなのですぐに撤退し江ノ電へ。
江ノ電も写真を撮るのは久々なので併用軌道で写真を撮ろうと一日乗車券を購入。



併用軌道に突入〜・・・。って江ノ島駅からかよ(笑)さっきから何度も来てるよココ(爆笑)
次の腰越駅まで乗って写真を撮りながら歩いて江ノ島駅へ戻ります。ここでの撮影は道が狭いのでけっこう注意が必要です。

せっかくなので江ノ島駅に戻る途中にある和菓子司「扇屋」さんで「江ノ電もなか」を購入(笑)
しばらく江ノ電を撮りながら乗り歩いて終点の鎌倉まで乗車。今度はJRに乗り換えて久里浜へ。
久里浜についても特にやることは無いので即折り返し。大船までこのまま戻ります(笑)

大船駅に戻って遅めの昼ご飯と水分とカフェインの補給。補給を終えてしばらく軌道の下を沿って歩きます。



そうすると右上の画像の場所にたどり着きます(笑)アニメの中でよくモノレールが行き来してるシーンです。
よく色違いのバンやトラックやら朝だったり夕方だったり電車の動いてく方向が違ったり。イロイロ登場してましたね(笑)
とりあえずこれで沿線でモデルになったと思われるトコは大概廻ったと思うのですが・・・。
まだまだ未発見の場所が多いので捜索多難ですな(TーT)ただこれだけは言えます。モノレールを見下ろせる公園や
それに該当するトコはないです(苦笑)だって山の高さと平行してモノレールの軌道があるので見下ろすってことができません(苦笑)
もしあるならば、あの見下ろすシーンのモデルは湘南深沢から片瀬山の間にある山の山頂付近と考察されます。

結論。湘南モノレールは間違いなくモデルとして使われてます。でも創作されてるシーンも多く存在してるので
全てが沿線風景と同じってことは無いようですね。でも同じトコは全く同じなのでそれはホントに凄いです。
まだまだ捜索の余地は充分にあるかと。ちなみに軌道の下にはよくアニメにもでてくる京急の路線バスや救急車が
走っていきます。近くに病院があるんですよ(^^;;)第1話で美鳥ちゃんが救急車で運ばれるトコは該当場所多すぎで判りません(笑)
それと第8話で綾瀬貴子ちゃんとデートする時に出てきたライトアップされる並木があるのですが、きっと深沢車庫の脇の
桜並木がモデルと思われます。佐倉の時期になるとライトアップされるらしいのですよ(笑)

そして一日乗車券なのでまたモノレールに乗車。
実は自動改札機は両端の駅にしかないんです(笑)
途中の駅から乗った人は駅の券売機か車掌さんからきっぷを
買う必要があります。その車掌さんが売ってくれる、きっぷが
なんと今はあまり見かけない車内補充券なんです(笑)
左にあるのは今回使ったきっぷです。駅で出る乗車証明書を
車掌さんに見せると左の縦長の補充券に穴を空けて
それを乗車券として売ってくれます(笑)ちなみに
モノレールは最新鋭交通システムとして分類されてます。
車掌さんからきっぷが買えるモノレールは日本でここだけ
ですよ(爆笑)まぁ、それ以前に車掌さんが乗ってる
モノレールはここだけなんですけどね(^^;;)

無事に車内補充券も手に入れて大船駅へ。
前から大船駅へ来る機会があったら寄ってみたいトコが
ありました。それは大昔に廃止になった「大船モノレール」
の軌道跡地なんですよ。実は大船モノレールは開業して
1年半で廃止になったという凄まじい経歴があります。
別に人が乗らなかったわけでもないんです。
それに経営が苦しかったわけでもないんです。

なぜ1年半で廃止になってしまったのか。それは軌道の設計からの欠陥のために支柱が車輌を支えられなくなった為だという事。
ただ大船モノレールの記録って私の文献に残ってないので聞いた話だけなので本当にそうだったのか定かではないですが(苦笑)
だって廃止になったのが昭和42年頃だという話なのでここまで古いともうお手上げです(苦笑)

とりあえず軌道跡がまだ残ってる大船駅の北側へ。湘南モノレールと全くの正反対です。



大船駅から見えるこの軌道跡はどうやら大船駅跡らしいのです。ちなみにこの軌道は取り壊しが始まるとか
始まらないとか言う噂があったので早めに見に行きたいなと思ってたら丁度湘南モノレールに乗る機会ができたって訳です(笑)
でも大船駅周辺で探せる場所は限られてます。だって軌道は住宅地の中の山肌をそって走ってるんですよ。
それにけっこう山の中を軌道が延びてて住宅地を突き進むと軌道を見失うというなかなか軌道の下に辿り着けません(苦笑)
でもこうやって見てるとどんな大きさの車輌が走ってたのか判んないですがやっぱ軌道が他と比べると貧弱に見えますね(^^;;)
ちなみにこの大船モノレール跡は大船ドリームランドまで続いてました。それとネット地図で検索をかけると軌道跡が
しっかりと表示されます。なのでまだ至ることでまだ軌道が残ってるようですね。正確にはここは「ドリームランド線」と呼ぶそうです。

とりあえず軌道跡が見れたのと、とても軌道の下までいけそうに無いので今日はそそくさと撤退(笑)
本格的な追尾はまた次回にでも(あるんか?)ちなみにこの路線の終点にあった「横浜ドリームランド」も廃業してしまった
のでこの路線ももう完全に鉄道歴史の遺物となってしまいましたね・・・。

とりあえず大船モノレール・ドリームランド線の軌道跡の一部だけでも見ることが出来、
今回の湘南巡礼は無事に幕を下ろすのでした。ちなみに大船駅からこの軌道跡を見ることが出来ます。
そして久々の夜行でクタクタになったのでおとなしく新幹線で名古屋に帰還するのでした。


「本日のデカルチャー」

最近、どうもこの湘南を走る鉄道がモデルになってるゲームやアニメ多いです。「〜恋風〜」とかもそうですし(笑)
・・・あ、恋風巡礼してないや。でも江ノ電撮ったからいいや(激手抜き爆)


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