〜 まほらばを存分に語ろう。 〜




「まほらば」とは。

この作品の主人公である白鳥隆士くんが絵本の勉強をするべく上京をすることを決意。
それはそれは思い立ったが吉日といわんばかりに急な話で決めたのです。
ところがすぐには暮らすところがある訳もなく、そして、母親のいとこが経営しているという鳴滝荘で暮らすことに。

都会の真ん中にひっそりたたずむ鳴滝荘。

大家さんは、ほわほわでかわいい女子高生、梢ちゃん。
そして鳴滝荘で暮らす、強烈な個性を持つ他の住人たち。
白鳥くんは、ここ、鳴滝荘の住人となって、学校に通いながら勉強をし、平穏な日々を暮らせる

・・・と、思いきや。
梢ちゃんの同級生である珠実ちゃん。自主休学中大学生、桃乃さん。貧乏と戦う黒崎親子。二人で一人、灰原さんとジョニー。
この強烈な住人たちや他の人たちに振り回され、翻弄される日々を送る。安息の日々は来るのだろうか。
そして、大家さんには、とんでもない秘密があったのです。



駅長が今のように、まほらばにハマった理由を紹介してみたいと思います。
まずはこの「まほらば」の作者である「小島あきら」先生の作品を初めて読んだ時から始まります。
それはさかのぼる事、1999年。今はもう2005年なので、6年も前のことになるんです(苦笑)

初めて、小島あきら先生の作品を見たのは、
スクエアエニックス出版のコミック「Lの季節〜プレミアムストーリーズ〜」なんです。
この時に、「ふむ。なんか他の作家さんには無い、独特な話の作り方やなぁ。」という第一印象と共に、

「結構、話も絵も自分好みやなぁ。なるほど。小島あきらさんか。覚えておこう。」

そしてその後に、ガンガンWINGでまほらばの連載が始まるのですが、駅長はこの当時も、この類の雑誌を買ったりする事が
無かった為、単行本が出るまで「まほらば」そのものの存在も知ることも無く、2001年の「まほらば第1巻」発売まで月日は
流れたのです。

2001年、夏。
ついに「まほらば第1巻」が発売。

いつものように週1度の近所の本屋通い。そこで目に入った「まほらば」の文字。そして見覚えのある絵柄。
作者の名前を見てみれば「小島あきら」の文字。

「小島あきら・・・・。あぁ、L季のアンソロに描いてた人か。単行本出たんだ。けっこう面白かったし買うてみるか。」

そして発売して間もない、まほらば1巻を購入。
そこで目にした蒼葉梢ちゃん。物語の基本筋である「解離性同一性障害」の話。そして独特な表現展開。
駅長は4コママンガとかが大好きなので、このまほらばのストーリーの中に上手く練り込まれた4コマが凄く気に入ったのですよ(笑)それに全てのキャラがすごく引き立ってる作品を見たのも久々でしたし。

「うむ。絵も可愛いし、話もそこそこ面白い。よし買い続けてみるか。」
って事で2巻以降ほぼ発売日に購入するようになりました。

2002年初頭。まほらば2巻が発売される。
2巻に収録されてる「チェキ珠」「きずな」を読んで、その時見てた「天使のしっぽ」と相通じるモノを感じて、
「これは面白い。続けて購入決定だ。」

駅長は基本的に単行本1巻を買うて面白くないと判断すると一切買わなくなるのです(^^;;)
ずっと買い続けてるマンガはあんまり多くないです。それと絵柄が気に入ったという理由でも買わないですけど(^^;;)

その後、3巻、4巻が発売。
ちょうど、その頃から私の中に「まほらばアニメ化しないかなぁ。」という感情が生まれつつありました。
そして5巻発売。
これで梢ちゃんに宿る4人の人格全員が登場します。そしてこの巻を読んで
「是非ともアニメ化して欲しい。いや、自分でシナリオ書いてでもアニメ化して欲しい」
梢ちゃんと珠実ちゃんの過去の話を読んで2巻での珠実ちゃんのセリフが上手く融合してて、
5巻を読み終えたあたりからアニメ化を強く望むようになったのですよ。
この頃の駅長は「ちっちゃな雪使いシュガ〜」で号泣してたので、この手の話に弱かったのです(笑)

あと、4巻発売あたりから駅長は「まほらば!まほらば!」と騒ぎ出すようになりました(笑)

この頃の駅長のパターンとして、「アニメ化が決まってから原作を読み始める」というのが多かったです。
それは今でもあまり変わってませんけどね(笑)なので、まほらばのように原作1巻から読み続けてる作品は稀です(^^;;)

2003年9月。ちょうど、まほらば5巻が出るあたりの頃。駅長に衝撃が走りました。それはアニメ雑誌を見てたときの話。

「まぶらほ アニメ化」

思い切り、まほらばアニメ化と見間違えたんです(^^;;;)
「だぁぁぁっっっ!!!まぎらわしいぃぃ!!」

一瞬でも喜んだ自分が恨めしく、しばらく荒れてました(笑)

2004年に入る前に まほらば第6巻が発売。
このときの駅長の頭には「まほらばアニメ化希望」がどんどん色濃く、自分で勝手にアニメシナリオの一部の作成までも
始めてました(笑)

そして、2004年2月。
ついに2年の間、待ち望んだ事が起きたのです。

「まほらば アニメ化」

ちなみに情報公開されたその日にこの記事を見つけました(^^;;)
そしてアニメスタッフも決まり、あの木村監督に、シナリオは山田さんという ちっちゃな雪使いシュガ〜スタッフで構成。
私的には納得できるスタッフだったのでアニメ放送の今でも安心して見続けています。

そして、2005年。ついにアニメ放送。まほらばという作品を知ってからほぼ4年、本当に待ち望んだアニメです。
原作1巻から読み始めてアニメ化まで望んだ作品はホントにこれだけですから思い入れは強いです(笑)
駅長は「絵が好きだから」という理由だけではあんまりハマったりしないので(^^;;)
「まほらば」は本当にオススメの作品です。一度、見るべし。