カクテルレパートリー

 一時失業中の2010年4月にバーテンダースクールに通ってました(一時は本当にバーテンダーになろうと考えていた)。鈴木隆行バーテンダースクールの9日間集中コースで、これはその時のカリキュラムです。
カクテルレパートリー
 このページの大半は、みんカラブログへの投稿(投稿日付を記載したもの)からの転載で、卒業後の約1年間の間に作成したカクテルの数々です。コース終盤ではオリジナルカクテル作成の課題もありました。その時に考案したオリジナルカクテルも随時紹介していきます。

教材一式

教材一式
 支給された教材一式です。シェイク、ステアはもちろん丸氷の作り方も習得しました。

卒業証書

卒業証書
 鈴木隆行バーテンダースクールの卒業証書です。私の最終学歴になりました(^_^)。

マイ・カシスソーダ

カシスソーダ
 基本はフィズカクテルのカシスソーダですが、カシスリキュールに新鮮なレモンをたっぷり絞って甘みと酸味のバランスを整え、隠し味でズブロッカを少々追加しました。シェイクしてソーダと氷を加えてレモンを飾ってでき上りです。これは爽やかで実に美味しいです。

グリーンブリーズ風カクテル

グリーンブリーズ風カクテル
 鈴木隆行先生考案のグリーンブリーズ風のビルドカクテルです。丸氷でふたをした形になっていて、下から順にブランデー、トニックウォーター、ソーダと積み重なっています。下には潰したミント、上には軽く叩いたミントが乗っていて、終始一貫したミントの香りの中、氷が解けて次第に降りていくのに合わせてゆっくりと味の変化を楽しむというものです。ゆったりした気分に浸れます。

今日のカクテル:王家の秘宝(2010/5/1)

今日のカクテル:王家の秘宝(2010/5/1)
 バーテンダースクールの課題で作成したオリジナルカクテルの一部改良版です。暑い時期にエジプト王家の谷観光後の休憩時間に飲むといった状況を想定しています。爽やかな味覚とグラスの底に沈んだエメラルドの色彩を楽しみます。

レシピ:
(1)グリーン・ペパーミント・リキュールとシロップ(グラニュー糖で作成)を1:1で混ぜたものを、下端が狭まったビアー・グラス(大きめのシャンパングラスでも良い)の底に5〜10mlほど垂らす。量は宝石をイメージできるよう多過ぎず少な過ぎず。その後、グラスには適度な大きさの氷を7分目程度満たしておく。
(2)パルフェ・タムール30ml、コニャック10ml、レモンジュース(レモンを絞ったもの)10ml、シロップ10ml(レモンとシロップの量は好みに応じて調整)をシェイクし一旦ステアグラスに注ぐ。
(3)ステアグラスに良く冷えたソーダを加え約3倍に希釈する。軽くステアする。
(4)(1)で準備したビアー・グラスに(3)で作成したものを氷を伝わらせて静かに注ぐ。底のペパーミントが混ざらないよう注意。
(5)最後に氷が不足していれば1〜2個追加してできあがり。

今日のカクテル:ブルームーン(2010/5/4)

今日のカクテル:ブルームーン(2010/5/4)
 パルフェ・タムールを用いた定番カクテルです。やや力のある甘酸っぱさが特徴でしょうか。アルコール度数47度のボンベイサファイアで作ったので1杯で十分酔っ払いました^^。

レシピ:
パルフェ・タムール15ml、レモンジュース15ml、ジン30mlをシェイクしカクテルグラスに注ぐ。酸味と甘みのバランスは好みにより調整する。

今日のカクテル:マイリトルマーガレット(2010/5/6)

今日のカクテル:マイリトルマーガレット(2010/5/6)
 トマトジュースにジンを加えるとブラッディーマリー、ジンの代わりにクレームドカシスを加えるとマイルトルマリーですが、今回はクレームドフランボワーズを加えてマイリトルマーガレットと名付けてみました(他に正式名称があるかも知れませんが)。
 ハードシェイクしてビールのような泡を立てると、クリーミーな感覚でトマトっぽさを感じません。

レシピ:
トマトジュース適量(今回は180ml)、クレームドフランボワーズ適量(今回は30ml)をハードシェイクしシャンパングラスに注ぐ。十分泡が浮いてから飲むこと。

今日のカクテル:極北への誘い(2010/5/9)

今日のカクテル:極北への誘い(2010/5/9)
 これもバーテンダースクールで作成したオリジナルカクテルです。丸氷=地球の丸さ、クリームの白=雪、ウォッカ=透明感、ミントの爽やかさ=寒さ、トッピングの色彩=オーロラ、をイメージしてます(ちょっと無理があるかな^^)。トッピングはもう一工夫必要そうですが、ロックグラスに丸氷を入れてクリームカクテルを注ぐと結構奇麗です。

レシピ:
ロックグラスに良く冷えた丸氷を入れ、クリームにクレームドカシスとブルーキュラソーを混ぜて色を付けたものを用いて丸氷の表面に装飾を施しておく(2色)。
グリーン・ペパーミント・リキュール20ml、ウォッカ20ml、クリーム20mlを手早くハードシェイクし丸氷の縁からグラスに注ぐ。

今日のカクテル:ルシアン(2010/5/10)

今日のカクテル:ルシアン(2010/5/10)
 口当たりの良さ抜群の定番カクテルです。アルコール度数は高く、かつてはレディ・キラーのカクテルとして有名だったそうです。

レシピ:
ドライジン20ml、ウォッカ20ml、クレームドカカオ20mlをシェイクしカクテルグラスに注ぐ。

今日のカクテル:ゴッドファーザー(2010/5/11)

今日のカクテル:ゴッドファーザー(2010/5/11)
 これも定番中の定番と言えるカクテルです。ウイスキーの代わりにウォッカを用いるとゴッドマザー、ブランデーを用いるとフレンチ・コネクションになりますが、やはりウイスキーベースのゴッドファーザーが一番バランスが良いと思います。自家製丸氷を使ってみました。

レシピ:
氷を入れたロックグラスに、ウイスキー45ml、アマレット15mlを注ぎステアする(別途ステアグラスでステアして注いでも良い)。

今日のカクテル:モッキンバード(2010/51/2)

今日のカクテル:モッキンバード(2010/51/2)
 ペパーミントとライムによる刺激的な清涼感が特徴です。甘口のカクテルで疲れた口をリセットするのに最適の1杯と言えるでしょう。

レシピ:
テキーラ30ml、グリーン・ペパーミント・リキュール15ml、ライム・ジュース15mlをシェイクしカクテルグラスに注ぐ。

今日のカクテル:プラネットアース(2010/5/13)

今日のカクテル:プラネットアース(2010/5/13)
 これもバーテンダースクールの課題で作成したオリジナルカクテルですが、色を自由自在に重ねる手法を試す実験的要素が強く味など実用面はイマイチです^^。
 茶色の大地の上に緑の植物が茂り、透明な大気の上に青空が広がる。そして半月の月が出ている。コンセプトがしっかりしていて記憶に残るカクテルとの評価でしたが・・・。下のほうだけ非常に甘いので混ぜながら飲めば何とかなるかも^^;。

レシピ:
(1)クレーム・ド・カカオ・ブラウンとシロップを1:3で混合したもの、ミドリ・メロン・リキュールとシロップを3:1で混合したもの、を混ざらないよう注意してグラスの底に重ねて注ぐ。
(2)カカオとメロンを乱さないよう大き目の氷をグラスに詰める。
(3)トニック・ウォーター、ソーダの順番に氷を伝わらせて静かに注ぐ。分量はおおむね5分の2程度ずつ。
(4)最後に白ワインを適量のブルー・キュラソーで青く色付けし静かに注ぐ。上部を軽くステアしグラデーションを付ける。

今日のカクテル:ズーム(2010/5/14)

今日のカクテル:ズーム(2010/5/14)
 蜂蜜を使った甘くて濃厚なカクテルです。アルコールも程々に入ってますが健康飲料系でしょうか。
 類似カクテルにスコッチ・ウイスキーを用いたヘア・オブ・ザ・ドッグがあります。

レシピ:
ブランデー30ml、蜂蜜15ml、生クリーム15mlをある程度溶かしてからハードシェイクしカクテルグラスに注ぐ。

今日のカクテル:トロピカル・ブルー・ビア(2010/5/15)

今日のカクテル:トロピカル・ブルー・ビア(2010/5/15)
 ビールベースのカクテルです。マラスキーノとブルー・キュラソーを用いたものがブルー・ビアなのですが、マラスキーノが無いのでココナッツ・リキュールを使ってトロピカル・ブルー・ビアと名付けてみました。ブルー・キュラソーの青とビールの黄色が合体して奇麗な緑色になります。そして上に行くに従って黄色がかっています。
 甘苦くてココナッツの香りと変わったカクテルになりました。やはりビールはそのまま飲むのが一番と思いますが・・・。でも奇麗な緑色を見ていてデンマークの緑色のビールを思い出しました。

レシピ:
ココナッツ・リキュール30ml、ブルー・キュラソー20mlをビア・グラスに入れステアする。冷やしたビールで満たす。

今日のカクテル:カイピリーニャ(2010/5/16)

今日のカクテル:カイピリーニャ(2010/5/16)
 ブラジルのラムの一種(ブラジルではラムと呼ばない)であるカシャーサ(ピンガとも呼ばれる)を用いる素朴なカクテルです。バーテンダースクールではトロピカルカクテルに分類していました。
 素材をグラスに入れただけのカクテルなので、好みに応じてライムを潰したり砂糖を混ぜたり、更に氷が解けるにつれての味の変化も楽しみます。

 ラムは南北アメリカに加えてヨーロッパ諸国でも作られている世界で最も種類が多い蒸留酒だそうで、このカシャーサだけでもブランド数が数千とも数万とも言われています(家内工業的に農家で作られている)。ラムの蒸留方法も焼酎と同様に単式蒸留と連続式蒸留がありますが、カシャーサは本格焼酎(乙酒焼酎)と同じ単式蒸留なのでサトウキビの風味が色濃く残っています。

レシピ:
ライム1/4〜1/2を刻んでロックグラスに入れグラニュー糖(またはシロップ)2〜3tspを加えてライムを潰す。氷を入れカシャーサを注ぎ軽くステアする。マドラーかスプーンを添える。

今日のカクテル:ラム&ラム(2010/5/17)

今日のカクテル:ラム&ラム(2010/5/17)
 新作のオリジナルカクテルです。シロップで甘みを付けたホワイト・ラムとワインで酸味を付けたダーク・ラムを重ねてみました。2種類のラムの風味の違いを楽しむとともに、酸味から甘みへの変化も楽しみます。

レシピ:
ホワイト・ラム20ml、シロップ10mlをステアしカクテルグラスに注ぐ。ダーク・ラム20ml、白ワイン10mlをステアし先程のカクテルグラスに静かに重ねて注ぐ。チェリーかライムを飾っても良い。

今日のカクテル:ロイヤル・フィズ(2010/5/18)

今日のカクテル:ロイヤル・フィズ(2010/5/18)
 生卵を丸々1個使ったカクテルです。明らかに栄養ドリンク系ですね。ふんわりクリーミーな見かけに反して甘酸っぱくてさっぱりした味です。私は卵系は少々苦手ですが・・・。

レシピ:
ドライ・ジン45ml、レモン・ジュース15ml、シロップ15ml、卵1個を十分にハードシェイクし氷を入れたタンブラーに注ぐ。ソーダで満たし軽くステアする。

今日のカクテル:サンダー・クラップ(2010/5/19)

今日のカクテル:サンダー・クラップ(2010/5/19)
 サンダー・クラップは雷鳴ですが、ブランデーとウイスキーとジンを混ぜてしまうという名前に相応しい強烈なカクテルです。飲んでみると確かに全ての味が同時に感じられます。3杯飲むところを1杯で済ませれば健康に良いかも^^。

レシピ:
ブランデー20ml、ウイスキー20ml、ドライ・ジン20mlをステアしカクテルグラスに注ぐ。

今日のカクテル:アレキサンダー(2010/5/20)

今日のカクテル:アレキサンダー(2010/5/20)
 ダークカカオとブランデーのクリームカクテルです。クリームカクテルはどれも飲みやすいですが蒸留酒ベースのものはアルコール度が高めなので油断禁物ですね。こってりしているので食後に飲む締めのカクテルとされています。
 アレキサンダー以外の代表的なクリームカクテルには下記のようなものがあります。

ホワイトカカオ+ジン     =プリンセス・メリー
ホワイトカカオ+ウォッカ   =バーバラ
ホワイトカカオ+ラム     =パナマ
ホワイトカカオ+パスティス  =ル・ミディー
ホワイトカカオ+グリーンミント=グラスホッパー
グリーンミント+ジン     =アレキサンダーズシスター

手持ちの素材で作れる代表的カクテルを作り尽くしたので、今日のカクテルシリーズはひとまず終了です。別の素材を入手したらまた何かアップしますが、手持ちのリキュール(8種類)を飲み尽くすのに結構時間がかかりそうです(^^;。

レシピ:
クリーム20ml、ダーク・カカオ・リキュール20ml、ブランデー20mlをハードシェイクしカクテルグラスに注ぐ。ナツメグをふりかける。

続・今日のカクテル:マンハッタン(2010/12/30)

続・今日のカクテル:マンハッタン(2010/12/30)
 年末年始限定で今日のカクテルシリーズ復活です。
 まずはカクテルの女王と呼ばれるマンハッタン。口当たりが良く飲みやすいカクテルです。アルコール度数は十分高いですが^^。

レシピ:
カナディアンウイスキー45ml、スイート・ベルモット15ml、アンゴスチュラ・ビターズ1dashをステアしカクテルグラスに注ぐ。マラスキーノ・チェリーを沈めてレモン・ピールを絞りかける。
ワインベースのベルモットなど醸造酒を使うカクテルは、ストレスを与えないようシェイクではなくステアで作ります。

アンゴスチュラ・ビターズが近所の店で売ってなくて通販で購入しましたが、大きな酒屋では売っているところもあるようです。マラスキーノ・チェリーも明治屋ぐらいしか売ってなくて本日二子玉川の明治屋に買いに行きましたが、年末の大混雑で参りました。チェリーの瓶1本買うのにレジの行列に45分並びました^^;。

続・今日のカクテル:X.Y.Z.(エックスワイジー)(2010/12/31)

続・今日のカクテル:X.Y.Z.(エックスワイジー)(2010/12/31)
 アルファベットの最後であるX.Y.Z.と言う名称はこれ以上のものは無いという意味です。大晦日に相応しい一杯ですね。味はコアントローの甘みがあまり強くないので、レシピ通りだと酸味の効いたサッパリ系でしょうか。コアントローの比率を多くすることもできますがX.Y.Z.らしさが損なわれるかも。

レシピ:
ライト・ラム30ml、コアントロー(ホワイト・キュラソー)15ml、レモンジュース15mlをシェイクしてカクテルグラスに注ぐ。

続・今日のカクテル:ブルー・マルガリータ、マティーニ、キール(2011/1/1)

続・今日のカクテル:ブルー・マルガリータ、マティーニ、キール(2011/1/1)
 正月なので一気に3杯行きます(笑)。実はこの写真を撮ったのは昨年11月で今年の年賀状に使っています。

左はブルー・マルガリータ。普通のマルガリータはホワイト・キュラソーで作りますが、ブルー・キュラソーを使うとブルー・マルガリータになります。色が奇麗なので私はこちらの方が好きです。

ブルー・マルガリータのレシピ:
カクテルグラスを塩でスノー・スタイルにしておく。テキーラ30ml、ブルー・キュラソー15ml、レモンジュース15mlをシェイクしてカクテルグラスに注ぐ。

真ん中はカクテルの王様と呼ばれるマティーニです。甘みは少なく度数も強く辛口カクテルです。ジンとドライ・ベルモットだけで作るシンプルなカクテルですが、ジンとベルモットの銘柄選択や混合比率により無数のバリエーションが存在します。私は度数の高いジンにベルモットもやや大めにした濃厚な味が好みです。

マティーニのレシピ:
ドライ・ジン50ml、ドライ・ベルモット10mlをステアしカクテルグラスに注ぐ。オリーブを沈めてレモン・ピールを絞りかける。


右は白ワインベースのキールです。手軽に作れてなかなか美味しいので病みつきになります。一応食前酒とされていますが甘口なので食後にデザート感覚でも飲めます。

キールのレシピ:
ワイングラスまたはシャンパングラスに少量のクレーム・ド・カシスを注ぎ、その上から辛口白ワインを注ぐ(比率は1:6程度)。混ざり方が不足なら軽くステアする。

続・今日のカクテル:サイドカー(2011/1/2)

続・今日のカクテル:サイドカー(2011/1/2)
 レモンジュースとコアントローのカクテルはベースの蒸留酒により色々なバリエーションがありますが、ブランデーベースのものがサイドカーです。スピリッツ系を使うとどれも無色なのに対し、これは奇麗なオレンジ色でオレンジジュースっぽさも感じます。

レシピ:
ブランデー30ml、コアントロー(ホワイト・キュラソー)15ml、レモンジュース15mlをシェイクしてカクテルグラスに注ぐ。

続・今日のカクテル:ヤクチュー(2011/1/3)

続・今日のカクテル:ヤクチュー(2011/1/3)
 久々のオリジナルカクテルです。頂きもののヤクルトが不人気で賞味期限が切れてしまい、そうだカクテルにしてしまおう!、と言うことで焼酎と混ぜてみました。名付けてヤクチュー。これだけだと味気ないのでコアントローも加えてみました。これ、結構いけます。加えるリキュールでバリエーションも楽しめそうです。

レシピ:
ヤクルト30ml、焼酎甲類30ml、コアントロー(ホワイト・キュラソー)10mlをシェイクしてカクテルグラスに注ぐ。レモン・ピールを絞りかける。

続・今日のカクテル:ギムレット(2011/1/4)

続・今日のカクテル:ギムレット(2011/1/4)
 ジンとライムを使う定番カクテルです。ジンの渋味とライムの酸味で、やや引き締まった味わいです。甘口カクテルを飲んだ後の口直しにもなかなか良いです。

レシピ:
ドライ・ジン45ml、ライム・ジュース15ml、シロップ適量(好みに応じて)をシェイクしてカクテルグラスに注ぐ。

続・今日のカクテル:コザック(2011/1/5)

続・今日のカクテル:コザック(2011/1/5)
 ライムを使うカクテル第2弾ですがベースがウォッカとブランデーなのでサイドカーより薄い黄色がかった色をしています。味は色のせいかレモンジュースっぽく、アルコール度数も高いので辛口サッパリ系です。

レシピ:
ウォッカ30ml、ブランデー20ml、ライム・ジュース10ml、シロップ適量(好みに応じて)をシェイクしてカクテルグラスに注ぐ。

続・今日のカクテル:マイ・マティーニ(2011/1/6)

続・今日のカクテル:マイ・マティーニ(2011/1/6)
 マティーニのバリエーションの中に入るかも知れませんが、一応オリジナルカクテルです。
 ドライ・ベルモットとスイート・ベルモットを等量使ってチェリーを沈めるのがパーフェクト・マティーニで、ジンの代わりにウォッカを使うのがウォッカマティーニです。

 このカクテルはドライ・ベルモットとスイート・ベルモットを両方使いつつスイート・ベルモットは少なくしてオリーブを沈め、ベースにジンとウォッカを等量用いました。通常のマティーニのドライさを残しつつ、ややマイルドにして飲みやすくした感じです。私はこのマティーニを好んで飲んでいるのでマイ・マティーニと名付けました。

レシピ:
ドライ・ベルモットとスイート・ベルモットを2:1の割合で総量10ml、ドライ・ジン25ml、ウォッカ25mlをステアしてカクテルグラスに注ぐ。オリーブ2個を沈め、レモン・ピールを絞りかける。

続・今日のカクテル:ロード・ランナー(2011/1/7)

続・今日のカクテル:ロード・ランナー(2011/1/7)
 素材がウォッカとアマレットとココナッツ・ミルクと甘口ながら個性的なカクテルです。今回はココナッツ・ミルクが無かったのでココナッツ・リキュールと生クリームで代用しました。
 甘口の範疇に入りますがカカオ・リキュールを使うクリームカクテルよりはアルコールをしっかり感じるので、うっかり飲みすぎる心配は少ないようです。
 ロード・ランナーとは北アメリカ大陸に生息する地上を走る鳥のことだそうですが、カクテルとの関係は不明です^^(色が似ているのか?)。

レシピ:
ウォッカ30ml、アマレット15ml、ココナッツ・ミルク15mlをハードシェイクしてカクテルグラスに注ぐ。ナツメグを振りかける。

これにて「続・今日のカクテル」シリーズ終了です。また新しい素材を仕入れたら「続々・今日のカクテル」があるかも知れません。

続々・今日のカクテル:パーフェクト・ロブ・ロイ(2011/8/1)

続々・今日のカクテル:パーフェクト・ロブ・ロイ(2011/8/1)
 期間限定・今日のカクテルの夏バージョンです。定番カクテルは既に出尽くした感があるのでニッチなものが多くなります。
 まずはパーフェクト・ロブ・ロイ。パーフェクト・マティーニのジンをスコッチウイスキーに変えたレシピですが、ロブ・ロイの方はマンハッタンのカナディアンウイスキーをスコッチウイスキーに変えたもの。整合性にやや難がありますが細かいことは気にしないということで・・・。
 スコッチウイスキーのピート、ベルモット、レモンが複合した芳醇な香りが特徴。味も濃厚。

レシピ:
スコッチウイスキー40ml、ドライ・ベルモット10ml、スイート・ベルモット10mlをステアしカクテルグラスに注ぐ。らせん状に切ったレモンの皮を飾る。

続々・今日のカクテル:カルーソー(2011/8/2)

続々・今日のカクテル:カルーソー(2011/8/2)
 澄んだ緑が美しい中口カクテル。味わい的にはミントの清涼感の奥にマティーニの影が見え隠れする感じか?。

レシピ:
ドライ・ジン30ml、ドライ・ベルモット15ml、クレームド・ミント・グリーン15mlをステアしカクテルグラスに注ぐ。

続々・今日のカクテル:マリリン・モンロー(2011/8/3)

続々・今日のカクテル:マリリン・モンロー(2011/8/3)
 美しい色彩とベルモットの香りに包まれて甘みも強いが、味わい的にはカンパリの苦みが効いたほろ苦カクテル。大人向けと言えるのだろう。

レシピ:
ウォッカ45ml、カンパリ10ml、スイート・ベルモット5mlをステアしカクテルグラスに注ぐ。

続々・今日のカクテル:サイレント・サード(2011/8/4)

続々・今日のカクテル:サイレント・サード(2011/8/4)
 スコッチ・ウイスキーをベースにしたレモンカクテル。コアントローを若干多めにして色合いに合ったソフトな口当たりになっている。

レシピ:
スコッチウイスキー25ml、コアントロー20ml、レモン・ジュース15mlをシェイクしカクテルグラスに注ぐ。

続々・今日のカクテル:スカイダイビング(2011/8/5)

続々・今日のカクテル:スカイダイビング(2011/8/5)
 美しい色で口当たりも非常に良い。ブルーマルガリータとともにお奨めのカクテル。

レシピ:
ホワイト・ラム30ml、ブルー・キュラソー20ml、ライムジュース10mlをシェイクしカクテルグラスに注ぐ。

続々・今日のカクテル:ライラ(2011/8/6)

続々・今日のカクテル:ライラ(2011/8/6)
 ほのかな甘酸っぱさはあるもののウォッカの比率が高くかなりの辛口。心理状態がマッチすれば美味しいかも知れない。

レシピ:
ウォッカ50ml、コアントロー5ml、ライムジュース5mlをシェイクしカクテルグラスに注ぐ。

続々・今日のカクテル:カミカゼ(2011/8/7)

続々・今日のカクテル:カミカゼ(2011/8/7)
 神風特攻隊から命名されたというアメリカ生まれのカクテル。素材はライラと同じだがウォッカの比率が低いので飲みやすい。とは言えドライな飲み口はカミカゼというネーミングに相応しい。

レシピ:
ウォッカ20ml、コアントロー20ml、ライムジュース20mlをシェイクし氷を入れたロックグラスに注ぐ。

続々・今日のカクテル:バイオレット・ジン・ビネガー(2011/8/8)

続々・今日のカクテル:バイオレット・ジン・ビネガー(2011/8/8)
 久々のオリジナルカクテル。ブルーベリー黒酢を使用してみたが、黒酢の香りが色濃く残り黒酢ファン向きカクテル。

レシピ:
ブルーベリー黒酢30ml、ドライ・ジン30mlをシェイクし、氷を入れたグラスに注ぐ。ソーダで満たし軽くステアする。

続々・今日のカクテル:グラスホッパー(2011/8/9)

続々・今日のカクテル:グラスホッパー(2011/8/9)
 リキュールとクリームのみを使用した甘口カクテル。とは言えミントの清涼感とカカオの香りが良く調和している。グラスホッパーはバッタの意味。

レシピ:
ペパーミント・グリーン25ml、クレーム・ド・カカオ・ホワイト20ml、生クリーム15mlをハードシェイクしカクテル・グラスに注ぐ。

続々・今日のカクテル:ニノチカ(2011/8/10)

続々・今日のカクテル:ニノチカ(2011/8/10)
 レモンとカカオを組み合わせた珍しいカクテル。カカオの香りとともにスッキリした酸味が心地良い。

レシピ:
ウォッカ30ml、クレームド・カカオ・ホワイト15ml、レモンジュース15mlをシェイクしカクテルグラスに注ぐ。マラスキーノ・チェリーを飾る。

続々・今日のカクテル:パリジャン(2011/8/11)

続々・今日のカクテル:パリジャン(2011/8/11)
 名前に相応しいおしゃれなカクテル。赤ワインに似た濃厚な色だが味もボリューム感たっぷり。

レシピ:
ドライ・ジン30ml、ドライ・ベルモット15ml、クレーム・ド・カシス15mlをステアしカクテルグラスに注ぐ。レモン・ピールを絞りかける。

続々・今日のカクテル:マタドール(2011/8/12)

続々・今日のカクテル:マタドール(2011/8/12)
 パイナップルジュースにライムも加えたフレッシュな飲み口のカクテル。

レシピ:
テキーラ30ml、パイナップル・ジュース45ml、ライム・ジュース15mlをシェイクし氷を入れたオールド・ファッションド・グラスに注ぐ。

続々・今日のカクテル:アラウンド・ザ・ワールドTypeR(2011/8/13)

続々・今日のカクテル:アラウンド・ザ・ワールドTypeR(2011/8/13)
 アラウンド・ザ・ワールドには本来グリーンチェリーを飾るのだが、手持ちが無かったのでレッドチェリーを飾り苦し紛れにTypeRとしてみた。色合い的にも味わい的にも爽やかなカクテル。アルコール度数はやや高め。

レシピ:
ドライ・ジン40ml、ペパーミント・グリーン10ml、パイナップル・ジュース10mlをシェイクしカクテルグラスに注ぐ。レッドチェリーを飾る(本来はグリーンチェリー)。

続々・今日のカクテル:アフィニティ(2011/8/14)

続々・今日のカクテル:アフィニティ(2011/8/14)
 アフィニティとは「密接な関係」という意味で、イギリスのスコッチ・ウイスキー、フランスのドライ・ベルモット、イタリアのスイート・ベルモットを組み合わせたカクテル。三者が見事に融合し新たな味覚を形成している。アンゴスチュラ・ビターで引き締まり、ベルモット由来のほのかな酸味も感じられるなど秀逸な一品。

レシピ:
スコッチ・ウイスキー30ml、スイート・ベルモット15ml、ドライ・ベルモット15ml、アンゴスチュラ・ビター2dashをステアしカクテルグラスに注ぐ。レモン・ピールを絞りかける。

続々・今日のカクテル:ビトィーン・ザ・シーツ(2011/8/15)

続々・今日のカクテル:ビトィーン・ザ・シーツ(2011/8/15)
 シーツの間でという意味深なネーミングの大人のカクテル。ほどよい酸味、芳醇な香り、強いアルコール度数と気持ちよく酔えること確実。

 続々・今日のカクテルはこれにて終了です。お休みなさい。

レシピ:
ブランデー20ml、ホワイト・ラム20ml、コアントロー20ml、レモンジュース1tspをシェイクしカクテル・グラスに注ぐ。

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