プロフィール
生没年 | 663(天智称制2)年、娜大津で生まれる。 686(朱鳥元)年10月3日、訳語田で刑死。 |
父 | 大海人皇子(天武天皇) |
母 | 大田皇女(父・天智天皇、母・蘇我遠智娘) |
同母姉 | 大伯皇女(伊勢斎王) |
友人(?) | 忍壁皇子(異母弟)、川嶋皇子(天智天皇皇子) |
妻 | 山辺皇女(父・天智天皇、母・蘇我常陸娘) |
恋人(?) | 山の民アマメ、大名児(石川郎女) |
兄弟関係 | 『日本書紀』では第三子、『懐風藻』では長子 |
容姿 | 体が大きく、たくましい |
人柄・性格 | 度量が高く、奥深い。立ち居振る舞いが際だっていて、声は明るく大きい。 天智天皇に愛される。かなり気ままに振る舞い、規則にこだわらない。 自分の身分を低くして、人士を厚く礼遇するので、多くの人が付き従った。 |
勉強 | 幼い頃から学問を好む。知識豊かで、文章を書くことを好む。 和歌だけでなく漢詩もよく詠んだ。 |
武芸 | 力が強く、剣を使った。 |
参考文献
小島憲之校注『懐風藻 文華秀麗集 本朝文粹 日本古典文学大系69』岩波書店
坂本太郎、家永三郎、井上光貞、大野晋校注『日本書紀 下 日本古典文学大系68』岩波書店