川原寺跡
橘寺・二面石
 

S教授若かりし頃に発掘事業に携わったという川原寺跡(弘福寺)。
当時,弘福寺の住職は歯医者さんも兼ねていたといいます。
今は,お食事ができるようになっていました。
すぐそばを流れるのは飛鳥川。
思ったよりも小さな川でしたが,
別の場所に行けばもっと勢いのあるきれいな流れを
見られたのでしょうか。
川原寺跡
斉明天皇の川原宮を寺にしたところ。
基壇と礎石が復原されていたのですが,
礎石はどうやらプラスチックのようです。
本物はその下に埋め戻されているのだそうです。
伽藍配置は中金堂と西金堂と2つの金堂がある変わった
形になっています。
橘寺
聖徳太子が生まれた橘宮を寺にしたものと言われています。
西門から入るときに見えたのが,右近の橘左近の桜。
でも,とても小さい…。植えたばかりだったのでしょうか。
本堂には聖徳太子像がありました。
いろいろな年齢の太子がいます。
往生院には見事な華の天井画が飾られています。
ここで移動式黒板を発見!
何でこんなものが…と思ったら,
ここは多目的道場でもあり,講演会や研修会などで
利用できるのだそうです。
人の心の善悪二相を表していると言われています。
吉備姫王墓にある猿石も二面になっている物が多く,
何か意味があるのかもしれません。

(04/07/31)

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