岩屋山古墳 飛鳥の古墳を知るには,まずこの古墳から! この古墳を見てから他の古墳をまわると, 形態や状態がよくわかるのだそうです。 この古墳の年代は7c中葉ではないかというのが S教授の見解。 文献から一番可能性が高いのは斉明(皇極)天皇の 陵墓だろうというお話でした。 (現在,斉明天皇陵は他の場所が指定されています。) 斉明天皇陵には娘の間人皇女(孝徳天皇妃)と 孫の建皇子(天智天皇・遠智娘の子)が合葬されています。 |
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石室の中。 とてもきれいな石組で整っていました。 石槨の形式で古墳の作られた順番がある程度 特定できてくるようです。 |
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方形の台の上に八角の石室が乗るような形に なっています。 八角形の古墳は,即位した天皇にのみ用いられている そうです。 |
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中尾山古墳 高松塚古墳に向かう途中にある八角形の古墳。 八角形ということは…即位した天皇の陵である 可能性が高くなります。 こちらは,S教授だけでなくいろいろな方が以前から 文武天皇陵ではないかと考えています。 |
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八角形であることは,写真からはよくわからないかも…。 古墳を作った当時は木は生えていなかったのに, 長い年月で大きな木が育っていきます。 この古墳に埋葬されている人物は火葬になっているので, そのことからも文武天皇陵ではないかと言われています。 (火葬になった天皇は持統天皇が最初。 文武は持統の孫でその次の天皇。) |
(04/07/31)