明日香いろいろ
 

飛鳥地方には『萬葉集』に残るさまざまなものがあります。
大和三山もその1つ。
藤原宮は大和三山に囲まれたところにあります。
耳成山と畝傍山は整った形をしていますが,
香具山は少々崩れた感じがします。

☆磐余の池
大津皇子、死を被(たまは)りし時に、磐余(いはれ)の池の堤にして涙を流して作らす歌一首
ももづたふ磐余の池に鳴く鴨を今日のみ見てや雲隠りなむ(巻3・416)
桜井市との境目にある飛鳥資料館に行く前に,
道路を挟んで向かい側にある「飛鳥資料館前れすとらん」に立ち寄りました。
そこには学生さんがいっぱい!
この方達は教授の講義をとっていて,みんなかしこまっておじぎをするのです。
教授は昼食のそうめんが運ばれてくるまでの間,
学生を引率している先生とお話をしていました。
さて,そうめんを食べに戻ってきた教授に,
磐余の池について聞いてみることにしました。
教授の話では,
桜井市の池之内で見つかっているのが磐余の池で
ほぼ間違いないのではないかということでしたが,
やはり確定はできないようです。
以前より確実性が増したという感じでした。
飛鳥駅のそばに咲いていた朝顔。
これ,よーく見ると蕾の付き方が変わっているのです。
一カ所からたくさんの蕾が出てきて花を咲かせています。
橘寺より飛鳥の都を望む。
飛鳥の都はここに広がっていました。
飛鳥板蓋宮と飛鳥浄御原宮は同じ場所にあったようです。
岡寺へ向かう道からの眺め。
建物は万葉文化館だと思います…たぶん。
道路や建物は景観を損ねないように工夫して
つくっているそうです。
S教授曰く,県内で最も整備されているのは
明日香村の道路だろうとのこと。
道路だけでなく,トイレもとてもきれいです。
飛鳥歴史公園館のトイレは,あかりが自動的につく!
遠くに見えるのが二上山?
車を停めてもらって撮ったのですが…。
今一つはっきりしません。
これは飛鳥散策で最も重要なアイテム!
コンビニで売っていた,凍った飲み物です。
これは凍らせても大丈夫なペットボトルです。
車の中に置いて,遺跡を見て戻ってくると,
ほどよく溶けているのです。
夏の飛鳥には欠かせません!

(04/07/31)

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