まちじゅう防災訓練ゲーム

 平成11年12月5日(日)、静岡市水落町にて「発災対応型防災訓練」が行われた。9時のサイレンが地震発生の合図で、家の中の確認後外へ出ると、まちのあちらこちらに、発煙筒による模擬火災が発生していたり、人が倒れていたり、倒壊家屋があったりする。もちろん仕掛け人が事前に準備し、説明があったに違いないが、どこに何が起こるかは知らせない。「さあ、どうする」がテーマ。公式には「発災対応型防災訓練」というが、脱マンネリのために、遊び感覚イメージと宣伝効果を期待して「まちじゅう防災訓練ゲーム」と呼びたい。 この記録写真を以下に紹介します。
9時の合図で発煙筒に点火する仕掛け人 9時の合図で配置につく負傷者役のスタッフ
道路陥没(看板)の脇を抜ける?自転車 「消火ポンプ準備OK! 可搬ポンプにつなげ!」
「倒壊家屋発見! 中に人がいるみたいだ」 物干し竿と毛布の担架で、ケガ人を運ぶ。
「家が燃えてるぞ、早く消して!」 隣組ごとに安否及び被害情報を本部に報告。
ケガの程度に応じて応急手当を受ける。 「火事だー」の声。再びバケツリレーの準備だ。
マスコミがいっぱい。ちょっと不自然で残念。

 

再び鎮火。バンザーイ。なかなか安心できないな。

 

「外へ出たら俺んちの前が火事なんだよ。右見たら、人が倒れているから、かあちゃん呼んでやってもらって、もう、まいったよ、まったく。でもすごいよ、これ。」

…ある参加者の声

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