色形容詞とゴレンジャーの秘密

問題「なぜ、みどりだけ」
 あか、くろ、きいろ、ちゃいろ、しろは全部「い」をつけて、あかい、くろい、きいろい、ちゃいろい、しろい、といえますねえ。けどなぜ、みどりだけ「みどりい」、とか、「みどりいろい」とは言えないのでしょうか?

ある大学生の回答
 多分緑=自然の葉っぱを代表する色なので簡単な形容詞で表現してしまうのはおそれおおいってことじゃないでしょうか?ちなみにむらさき、オレンジ(橙)も言わないですね。三原色が混じった色には「い」が使えないのではないでしょうか?

私の回答「その秘密はゴレンジャーに。」
 今から20ウン年前「秘密戦隊ゴレンジャー」という特撮ヒーロー番組がありました。ある時、アカレンジャー、アオレンジャー、キレンジャー、モモレンジャー、ミドレンジャーの5人が、悪の化身「ツクイ仮面」と戦いました。しかし、残念ながらモモレンジャーとミドレンジャーは「ツクイ仮面」に負けてしまったのです。そのため、イがツクことことができなくなり、モモイとかミドリイと言えなくなったのです。なお、「百獣戦隊ガオレンジャー」において、ガオレッド、ガオブルー、ガオイエロー、ガオブラック、ガオホワイトのメンバーになったのは、どの色も、赤い、青い、黄色い、黒い、白いと「イ」がつく色として、「ツクイ仮面」が復活した時に対抗するためなのです。
 じゃあ、なんで「茶色い」って「イ」がつくのか?
これが実は一番大事なことなんだよ。いいかい、ツクイ仮面が一番苦手なのは、挑戦するハートの持ち主、そう、「チャレンジャー」なのさ!