囲まれちゃった・・・。


野火


松本零士の単行本で唯一いまだに手元において、時々読み返しているのが、「ワダチ」です。
主人公の下宿の周りがどんどん更地になっていく様子や、
ゴミ工場の煙突に軽飛行機が引っかかって、ゴミだらけになった町、
埋め立てられた瀬戸内海など等・・。いい絵がたくさんあるからでしょうか。
海岸で「食人女族2000人」に囲まれた山本轍と男たちのシーンも妙に印象に残っています。
そこで、とりちゃんにも囲まれてもらいました。
この絵を描いた当事は、黄昏時だとか夜だとか、
なんだか物理的に暗い絵が多かったようです。